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活動報告

2008年10月20日

伊豆修善寺の田んぼに出会って

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5月の田植え
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5月の生きもの調査
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7月の草取り
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9月の稲刈り
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9月の稲刈り

 昨年、近所の公園の田植えで満足できずにいたところ、夫が不耕起栽培の自然な田んぼがある事を調べ出してくれました。
子供の行事と重ならない日で、その不耕起の田植えが出来るところが伊豆修善寺の田んぼでした。
 楽しみにしていた田植え、小学校一年生の娘と夫と装備もよくせず、裸足で水口さんの田んぼへ。
足を踏み入れると、今までの田んぼとは違うとすぐにわかりました。
昨年の稲を刈った後がそのままにあり、アオモ?のようなものが浮いていて、汚い?と、そのときは心で呟いていました。
普通の稲より数少なく植えても大丈夫、田んぼの中には虫がいっぱいいて、初めての事ばかり、心はドキドキ興奮しました。
メダカのがっこうの皆さんと声を合わせて植えていく作業は楽しかったです。
田んぼの側溝の冷たい水で汚れを落とすと足には小さいヒルが、、、こんなもんまで田んぼにいるのかと知らぬ事ばかり、心に残る事ばかり、イトミミズもいっぱいいました。
 夏の田んぼの草取りは、稲が大きくなっていて、たくさんのクモが稲を守っていました。
みず草ような葉の草が生えていて、また驚きながら、青々とした風景に和みました。
 待ちに待った稲刈り、見事に穂がつき重たく実っていました。
田んぼの水がひけて土が出ている状態で、イナゴ、カマキリ、トンボ、カエル、クモ達がたくさん見える事、やはり心ウキウキでした。
また、思いがけず娘がとてもよく働き、稲を干す作業の手伝いをしました。
娘はメダカのがっこうのご飯はおいしいとお昼のおにぎりをたくさん食べるのもうれしい事でした。
 またメダカのがっこうとは別の会のイベントで、栃木で稲刈りをしました。
残念ながら生きものの数が少なくがっかりしました。
減農薬といっても虫たちが生きていられないのか、、、そのお米を食べていたのかと、病気になるのは当たり前、薬を使わずイトミミズたちが田んぼを耕し生きものがたくさんいる田んぼを応援していきたいと思いました。
 その後偶然、NHKの番組を録画したのを見ました。
千葉の岩淵さんという農家の方が不耕起の話しをしていました。
イトミミズが土を食べ軟らかい養分を含んだ土に変えてくれる、更に副産物として生きものがたくさんいる田んぼになると。
中村理事長も番組の中に写っていました。
2002年の頃の佐渡、トキのいる田んぼにしようという内容でした。
 今年、縁あって不耕起の田んぼを肌で感じさせてもらい思う事は、日本中が生きものたくさんの田んぼになってほしい事です。
※参加者の方より活動報告をいただきました。
 ありがとうございました!