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活動報告

2008年10月9日

茂木の棚田体験

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5月・田植えにて
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5月・田植えにて
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6月・草取りにて
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6月・草取りにて
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9月・稲刈りにて

かわいい今回、約半年の間、チームルテラムウの一員として田んぼでの米づくりを体験しました。
活動に出席できたのはたったの3回でしたが、とても有意義な体験ができました。
まずは自然の中にいると、とても元気になるということがよくわかりました。
それから、できた稲を見て、もうお米を粗末にはできなくなりました。
お茶碗一杯分のご飯は、稲が何本くらい必要なのか(かなり必要ですよね?)、そのことをお米を口にする人は知っておくべきだと思いました。できるだけ小さいうちから。
そして、メダカのがっこうの皆さんの、活動に対する高い志に触れることができたのも、いろいろな意味でよい刺激となりました。
そうした姿勢や意識を持ち続け、今後私自身も何らかの行動をしていきたいと思います。
どうもありがとうございました。

(N.Rさまより)

かわいい田植えから稲刈りまで、貴重な体験をさせていただきました。
中村さんや根本さんをはじめとする、メダカのがっこうのみなさまがたに感謝いたします。
 今回の私たちの作業は1回につきわずか2〜3時間で終わってしまう、ゆとりがある楽しいものでした。
深い田んぼの泥の中で作業をするときには、滑るし足が重いしで簡単には動けないのですね。
でも体に安全な泥の中に入るのはとても気持ちいい!
刈った稲を束ねるときには、指が痛い。
でもりっぱに実った稲穂がかわいい!
 しかもおいしいおにぎりと、具沢山のけんちん汁付きで体の外からも内からも健康になる気がしました。
大人が作業している傍で、子供たちが田んぼに生きている生き物たちと遊べるのは、贅沢な環境ですね。
我が家の子供たちが小さいときに、こんな企画があったら毎年リピーターで参加していたと思います。
我が家にはアトピーの家族がいるため、20数年まえから無農薬・有機農法の宅配を利用しています。
そこで紹介される農家の方たちの知識や創意工夫には驚かされますし、
体や大地に優しい食べ物をつくることの大変さも知ってはいました。
日本の食料自給率の低さや、安全な食べ物が減っているというニュースが流れてからもう長い年月がたちました。
最近では農薬や化学肥料で土地が痩せて、作物に含まれるミネラルが減っているとも聞きます。
農協に出荷している農家の知人からは、農業の現金収入の低さを聞かされて驚きました。
農家の方たちの高齢化、F1種の問題、異常気象など農業を取り巻く問題も山積しているのですね。
 メダカのがっこうのHPをのぞくと、不耕起栽培、無農薬、有機、無肥料などこれからの農業の大切なキーワードを知ることができます。
家族や友人たちと連れ立って、もちろん一人でも気軽に米作りが体験できる機会が用意されていているのはありがたいです。
自然の中で楽しく汗をかきながら癒されて、そこで食についてのお勉強もできてしまうというのは、なんて幸運なのでしょう。

(K.Sさまより)

かわいい生まれてはじめて、田植え、草取り、稲刈りと一通りの稲作の作業を体験できたことは貴重な体験でした。
ただ毎回「ハッチョウトンボの棚田」に行く前日になると、とても気が重くなり行くのがとても嫌になるのはなぜなんだろう?
ひとたび作業を始めると楽しくて、帰る頃には「ああ来て良かったぁ!」と、心の底から思えるのだが・・・。
「メダカのがっこう」のスタッフのみなさま、御世話になりました!
ありがとうございます!

(K.Kさまより)

かわいい田んぼをやらないかという話がわたしの元に舞い込んできたのは去年の暮れだった。
以前から日本の食糧自給率についていろいろ思うことがあって、米作りを実体験してみたいと思っていたことと、自然との共生をひとつのテーマとして無農薬米を作っているというスタンスに深く共感して、年明け早々さっそく中村さんにお話を聞きにいった。
いろいろお話をうかがっているうちに、どうせやるなら出来る範囲で米作りそのものにかかわってゆきたいという気持ちがでてきて、田植えから稲刈までの期間、自分たちの意欲しだいで作業形態を選べるマイ田んぼを選択してチームルテラムウを発足させた。
自然との共生を考えながら、実際に自分の手足を使って米を作るプロセスを通して、しっかりと大地に根ざして生きるという主旨で米作りをやってみないかと友人知人、さらにはブログで参加を呼びかけて集まったのが12人。
これがチームルテラムウの主力メンバーだった。
3週間に一回の草取りも最初はどの程度時間がかかるのか見当もつかなかったけれど、実際にやってみると、7〜8人で二区画の草取りはわいわい楽しんでやっても1時間程度で終わってしまう。
泥の感触や稲の青臭い匂いを感じつつ、草取りのあと、青空のしたでのんびりお茶を飲むのは楽しかった。
田植えから稲刈までの五ヶ月間はあっという間だった。
今回昔ながらの機械を使わない農法のたいへんさをはじめて知った。
わたしたちは半分遊びで楽しんでやったけれど、これを生活の糧として無農薬米を作る手間を考えると本当に頭が下がる。
まんま昔ながらではなく、創意工夫と新しい視点を取り入れつつ、どうやったら身体に良くて自然と共生できる農法を発展させてゆけるのかを模索実践して行くことがこれからのこの国の食を変える力になるんじゃないかと、そんなことを考えさせられた五ヶ月間だった。

(鎌田澄江さまより)

※参加者の方より活動報告の記事をいただきました。
 ありがとうございました!