2014年11月1日
10月29日 白州五風十雨農場にてシーズン初の醤油搾り
お醤油を作りを始めて6年、自給自足くらぶの醤油組も増え、今年は61樽のもろみを仕込みました。そしてやっと自前の搾り舟を作りました。今日は使い初めの日です。搾り舟と搾り袋、ジャッキ、水準器、塩ボーメ計、温度計、バケツ、タライ、柄杓、100kg量り、そして去年仕込んだもろみと今年3月に仕込んだもろみを車に乗せていざ白州町の五風十雨農場へ。手造り醤油の指導者、岩崎洋三先生にもお出まし願いました。
搾り舟試運転の日、高さ調整やさらなる工夫が必要になるかもしれないと思い、製作者の二戸さん(メダカのがっこう醤油仲間)に来てもらいました。足の取り付け、枠の設置、水平をとって組立、もろみを溶くために沸かした熱湯で舟を良く洗い、搾り開始。準備万端揃えたつもりでしたが、実際やってみると、ジャッキを当てるための鉄板や高さ調整の板、アク取りなど、用意していなかったものが結構あり、岩崎先生の道具を貸していただきました。
もろみの出来は上々、熱湯での溶き加減が搾り手の腕の見せ所。これを搾って出来上がりがボーメ16.5、プラスマイナス0.5を目指します。今日の出来は1本目が15.5.2本目が18.5と道いまだ遠し、というところでした。しかし、醤油の味はとても甘く深く醤油の旨味がたっぷりで、大満足。醤油は88度まで火入れし、もろみカスを出し、搾り袋を洗濯して干し、釜を洗い車にぎっしり詰め込んで帰りました。今年醤油造りに参加している皆さん、みんな楽しみにしていてくださいね。