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活動報告

2014年11月19日

11月7日メダカのがっこう交流会

今年も無事秋の収穫を終えて、メダカのがっこう会員農家と会員との交流会が行われました。開会後、2014年のメダカのがっこう活動報告があり、お米の価格革命後のお米くらぶのがんばっている様子や、田んぼ体験や援農隊の活躍の様子、自給自足くらぶ実践編の醤油造り、味噌作り、梅干し、たくあん、今年から始まったオイルプロジェクトのやってみなければわからなかったお話をさせていただきました。生きもの調査の報告もしました。

稲葉先生1 稲葉先生2

今年の基調講演は除草剤などの農薬を使わない稲作や有機農業の指導者であられる民間稲作研究所の稲葉光國さんにしていただきました。日ごろ農家を相手に専門的なお話をされている先生ですが、今日はメダカのがっこう会員に、農薬の歴史や現在使われている農薬の人体や脳への影響の恐ろしさをお話ししてくれました。日本の農地やコメや大豆や小麦の自給率を上げ自家採種で種を守ろうとしている民間稲作の活動を、消費者として大きく育てていきたいと思いました。

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パネルディスカッションでは、栃木県の水口さん、千葉県の椿さん、福島県の中村さん、佐渡の佐々木さんと曽我さんが、今年の稲作の苦労や自慢話をしてくれました。今後の課題を質問されたときに、後継者問題であることを椿さんがお話しされました。また、今年から始まった稲刈り写真コンテストの結果発表があり、大賞1名と副賞3名の表彰がありました。

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今年の交流会のお料理は25種と、メダカのがっこうといのちの田んぼのおいしいものをすべて出し切るご馳走でした。全部無農薬の野菜の薬膳料理ですが、その他にも百薬の長を使ったサングリアや黒と白の甘酒、デットクス黒焼きカレーや具だくさんの味噌汁まで、いろいろ味わうことができました。みんなお料理を片手に農家を囲んで、楽しい交流をしました。伊豆大島からは美味しい塩を作ってくださっている阪本さん一家が来てくださり、塩づくりの現場のお話をしてくださいました。最後に「故郷」をみんなで輪になって歌ってお開きになりました。(報告:中村陽子)