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活動報告

2008年5月27日

5/17 井村田の田植え

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 今回は茂木にある井村さんの田んぼの田植えです。茂木のレース場口に集合して、そこから車で井村田へ出発。井村田は道路のすぐ脇にある1反半の大きな田んぼ。近くを通りかかった近所の農家さんも注目しているようです。周りの田を見渡すともう田植えが終わっており、キレイな緑の苗が整然と植わっています。恐らくこれは機械植えでしょうが、「手植えの我々もこれに負けないぐらい、真っ直ぐ整然と植え付けていきたい!!」と意気込んで、田植え開始です。
 田んぼの中には大量のオタマジャクシが泳いでいました。オタマジャクシを踏まないよう、そして転ばないように田んぼの中へと入り、一箇所ずつ丁寧に植え付けていきました。途中チビッコ達の何人かはオタマジャクシやドジョウ、ザリガニ採りに夢中になってしまいましたが、それができるのもこの田んぼだからこそ。他の人達は自分も混じりたいのを我慢し、田植えに集中です。途中腰を延ばすついでに、顔をあげて今までの成果を確認。「オッ、結構真っ直ぐ植わっているかも?」。
 午前中いっぱい田植えをした結果、田んぼの約半分の植付けを終える事ができました。そして、稲の並びを見ると…、多少の曲がっている部分はあるものの、かなり真っ直ぐ整然と苗が並んでいます!!大成功です!!これなら、除草作業もはかどって、秋にはたくさんのお米を収穫することができるかもしれません。秋を楽しみに田植えは終了。そろそろお腹が空いてきました。
 さて、お昼ご飯の前にカタクリの田んぼと呼んでいる棚田と、その近くに作ってあるビオトープの観察です。ビオトープにはたくさんのオタマジャクシや、アメンボが。近くの水路には丸っこい顔がとてもかわいい、ホトケドジョウとういうドジョウの仲間がたくさんいました。このホトケドジョウはレッドデータブック(日本の絶滅の恐れのある野生生物)にも記載されている、最近ほとんど見ることのできなくなってきている魚の一種です。こういった生物達が生いていける環境が少しでも守られ、残されているのを見てホッと一安心。なんだか癒された気分になりました。
…そして、お腹が空きました。
 と、言うわけでメダカの学校茂木分校(井村さんのお宅)で待ちに待ったお昼御飯。美味しいおにぎりの他に、セリのテンプラなど自然の恵みいっぱいのお昼御飯を頂きました。最後に遅ればせながら皆で自己紹介をし、また、この田んぼに来て除草作業や収穫に来ることを約束しました。自然いっぱいの茂木の田んぼ。次に来る夏には、どんな生物に出会えるのかも楽しみの一つです。
※参加者の方より活動報告の記事をいただきました。
 ありがとうございました!