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活動報告

2009年6月24日

6/13-14 佐渡草取り・生きもの調査ツアー

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今回は、小学2年の一郎を連れての初参加でした。
初日は生きもの調査と草取りをしましたが、トキもやってきそうな山際の田んぼでは、かえるやおたまじゃくしがいました。
田んぼの土のサンプルを採り、その土を拡げたトレーをジット見ていると糸ミミズが動き出します。
隣りの用水路では、一郎がドジョウと格闘していました。
残念ながら一郎に捕まるドジョウはいません。
代わりに一郎の虫かごはカエルでいっぱいになりました。
その後しっかり草取りに励みました。
生きもの調査も、草取りも佐渡の農家の皆さんと一緒の作業です。
作業のあとには草もちなどが振舞われ、憩いのひと時です。
また、夜の交流会も忘れられない思い出となりました。
昼間一緒に生きもの調査や草取りをした、佐渡トキの田んぼを守る会斉藤真一郎会長が自分の住んでいる青木地区の鬼太鼓の皆さんを連れてきてくれました。
青木地区の鬼太鼓は、獅子2匹、鬼が2人登場します。
そして斉藤会長が太鼓を叩くと鬼の舞もさらに迫力を増し、見ている人たちみんな釘付けになりました。
はじめ鬼を怖がっていた一郎も、演技終了後、鬼のお面を貸してもらい上機嫌でポーズを決めていました。
佐渡の皆さんとの交流は夜の更けるまで続きましが、その後、隣りの用水路に飛んでいる蛍もきれいでした。
普段は寝ているはずの一郎も興奮して、蛍の鑑賞会までしっかり楽しみました。
さて、次の日の田んぼでは驚きの連続です。
大人の拳2つぐらいの大きさのウシガエルがいました。
一郎は怖くて逃げていました。
また、田んぼで初めて亀を見ました。
田んぼに亀がいるなんて驚きです。
でも一郎には心残りがありました。
今回の草取りの田んぼにはザリガニはいません。
もともとザリガニは外来種なので、どこの田んぼにもいる訳ではないのです。
でも、やさいし農家の方が一郎をザリガニのいる田んぼに連れて行ってくれてザリガニを捕ってくれました。
大喜びの一郎は、ジェットホイル、新幹線とザリガニを抱え、5匹のザリガニを家に持ち帰りました。
そのうち1匹は小学校に持って行き教室で飼う事になりました。
今回、私も初参加でしたが、2日の間で参加者や佐渡の農家の皆さんと親しくなり、昔からの知り合いのような感じになりました。
これも主催者の中村さんや根本さんの人柄かと感謝しています。
恥ずかしがり屋の一郎も皆さんから「イチロウくん、イチロウくん」と声をかけていただき、帰りの新幹線の中まで上機嫌でした。
一郎は次回の佐渡行きがとても楽しみなようです。
わたしも来年の草取りと言わず、その前の生きもの調査にも参加したいと思います。
皆さん、有難うございました。
※参加者の方より活動報告をいただきました。
 ありがとうございました!