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活動報告

2010年8月2日

7/17-18郡山・岩瀬援農ボランティア

初めての援農。3連休の初日で渋滞の関東を抜けて郡山に入ると、そこは一面の田んぼの緑。
そして、入道雲のような立派な夏の白い雲と青い空があり、子供のころの夏休みで田舎にやってきたときの気分でした。
中村さんの田んぼでは、さっそく、初めての生き物調査にチャレンジ。
メダカとドジョウに会えて感激。そして、アメンボ、ヤゴ、ユスリカの幼虫、ヒルなどなど。目を凝らしていると、徐々に見えてくる、色々な小さな小さな虫たちがとてもおもしろい。ずっと見ていました。
(見すぎたせいか、夜、夢の中で、虫たちがぐるぐると動き回りだしたのには、驚きました。)
作業後、畦道で中村さんの息子さんから、カルピスを頂いきましたが、カルピスがこんなおいしいと思ったのは、初めてでした。甘酸っぱく、やさしい味で、中村さんと息子さんの思いやりが、隠し味になって、本当においしかった。
二軒目の増戸さんの田んぼでの作業後、増戸さんが農作業の合間に撮られた田んぼの自然観察記録を鑑賞しました。冬の白鳥、夏の翡翠(カワセミ)など色々の野鳥、蛙、虫、花の映像の数々、撮ったときの増戸さんのわくわくする気持ちを感じながら、楽しく鑑賞しました。
夜は、岩魚、虹鱒を養殖している温泉宿で、おいしいお酒(特に岩魚の骨酒は絶品です)と魚、野菜料理を頂きました。
翌日、甘草の花の蕾を道々採集しながら(昼のおかずで頂きましたが、おいしかった。)岩瀬グループの田んぼに向かいました。田んぼには、合鴨の可愛い声が響いていました。強力助っ人のおかげか(合鴨は、潜って水中の草の根を食べてくれるそうです。)、田んぼの草がなかなかみつかりません。
稗が稲に沿って生えているといわれるのですが、稲との区別が難しく、稲をぬかないように、おっかなびっくりでしたが、それでもだんだんなれて、何とか草取りを終えました。
昼は、岩瀬グループ総勢8人で懇談会を開いて頂きました。奥様たちの手料理、特に野菜が本当においしい。そして、4組のご夫婦が、みんな兄弟のように仲がよくて、楽しそうに話をされるのが、いいなあと思いました。農業に対する夢をお聞きしながら、おなかも、胸もいっぱいになりました。
今回初めて援農に参加しましたが、教えていただきながらの作業で、あまりお役に立てなかったと思います。しかし3ヶ所の農家では、本当に暖かく迎えていただきました。今後、農作業のスキルをもっと身につけて、もっとお役に立てるようになりたいと思います。