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活動報告

2007年8月14日

8/1-2 佐渡の定例生きもの調査

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佐渡の定例生きもの調査に行ってきましたー!
佐渡には6月に参加者さんを連れて草取りツアーに行きましたが、今回はスタッフ4名でのれっきとした(?)生きもの調査です。
とは言っても場所は佐渡です。ロケーションが魅力的ぴかぴか(新しい)ですよね!
なので、Nさん、Aさん、農業高校の先生のSさん、おむすび茶屋のJさんは助っ人参加で来てくれました手(チョキ)
佐渡では、トキの野生復帰を目指す農業者が集まり、『トキの田んぼを守る会』という会を立ち上げています。
不耕起栽培や冬・水・田んぼなどを行って、トキのエサ場になる多様な生物の生息する田んぼづくりを行っているのです。
メダカのがっこうも頑張っている農家さんを都市部から支援すべく、2002年から田んぼの生きもの調査を年4回(6月、8月、10月、2月)に行っています。
6月の田の草取りツアーも去年から始めました。
今回は2日間で5件の農家さんの田んぼの調査をしました。
東京農大の准教授さん、トキ順化施設のHさん、佐渡に魅せられて3月から佐渡に移住したSさんも現地で合流して一緒に調査をしました。

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なんかいますよ〜
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差し入れの冷凍柿!美味!

午後には佐渡に着き、真野町の仲村さんの田んぼに直行して早速調査開始です目
田んぼには農家さんたちと地元の方々(子どもと保護者さん)がすでに集まっていて、最後の車で永田が到着した時には、すでにカエル調査が終わって、イトミミズ・ユスリカ調査が始まっていました。(早い!)
そして、すでに子どもたちは水路の側溝でサカナ捕りに無我夢中ハートたち(複数ハート)
ご父兄の方々も、珍しそうにイトミミズを探していらっしゃいました。
仲村さんの田んぼの調査が終わり、移動する時に別れの挨拶に行くと、
ぼく『え?!もう行っちゃうの?!』
永田『う〜ん、今日は他の田んぼも調査するから行かなきゃなんだ』
ぼく『田んぼなら、俺んちの田んぼだってそこにあるけど!』
だって(笑)ふふふ♪
僕んちの田んぼもいつか一緒に調査しようね〜!(笑)
調査は17時頃までまでかかりましたが、終わると待ちに待った温泉でするんるん
…とその前に、永田が乗せていただいた土屋さんの車は、トキ順化施設に寄りました。
メダカの人達はまだ見たことがないだろうからと、土屋さんの温かいお心遣いです。
佐渡は、来年のトキの野生復帰に向けて、去年から急速に動いていますダッシュ(走り出すさま)
今年の6/29に順化ケージに隣接するケージで飼育されていたトキが7/10に順化ケージへ放鳥され、本格的な訓練がはじまりました。
今回放鳥されたのは、オス3羽メス2羽の計5羽です。
残念ながら観察舎は閉園時間が過ぎており、閉まっていましたふらふらので、フェンス越しにケージを見ていました。
その時、ぱっと桃色のものが動いたのが見えました!
トキです!2羽で追いかけっこをしている様に飛んでいます!
元気な様に見えますが、落ち着かない様にも見えました。
地面は見えませんでしたが、トキが飛ぶ場所にしては屋根が低い様に感じました。
順化ケージには棚田や斜面が再現されているそうです。
平らな地面でしか過ごしたことのなかったトキたちにとっては初めて経験する環境なのでしょう。
今までより広いところに出て、事故にあったりしないよう、元気に過ごして欲しいです。
さて、温泉いい気分(温泉)です。
汗を流して湯につかると一日の、いや、日頃の疲れがほぐれていくのを感じました。
宿に着くと、おかみさんが採れたての野菜で作った手料理も待っていてくれました。この民宿は、佐渡の文弥人形という文楽の伝統芸能をご夫妻で継承している農家の旧家で、広間には舞台と人形たちが、飾られていました。また、山下清の実家で、彼の作品が、食事の部屋に普通に飾られていました。佐渡では伝統芸能を、農家の方たちが継承しているのが特徴です。文化と教養に溢れているのです。
とりあえず、誰もが腹ペコなので、ものすごい食欲で美味しくいただきましたわーい(嬉しい顔)
田んぼで爽やかな汗を流し、温泉でつるつるになり、美味しい食事・・・本当に最高です!

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『トキの田んぼを守る会』代表の
斎藤さん。自己紹介中。

みなさんのお腹が落ち着いたところで、交流会の始まりでするんるん
お馴染みの方も、始めての方も、自己紹介がてらに一言二言づつ話していきます。
永田は隣に座っていたJA佐渡を辞めてこの農法を始めて3年目の大井さんと色々お話しました。
永田『さっき斎藤さんが、「トキの田んぼを守る会や新穂村に住んでいる農家と、そうでない農家にはかなりの温度差がある」って言ってましたが、こんなに熱い思いをもって農業をしている農家さんに出会って、話す機会さえ設ければ、自分もちょっとやってみようとか、何かが伝染すると思うのですが・・・。地元で集まって話す機会とかはないのですか?』
大井さん『ん〜それは甘いねぇ。トキと自分たちは、全く関係ない世界にいると思っている人達なんだよ。今まででもう興味がある人は全部集まったんじゃねぇの。大分難しいなぁ。』
農家さんとは、一緒に生きもの調査や草取りツアーをしていますが、やはり作業中やイベント中はお互いやることがあってゆっくり話す機会はありません。
ですので、このようなお話ができる交流会は本当に大事な時間だなと改めて思いました。
永田は生きものが大好きなので、佐渡のトキの野生復帰には注目目しています。
このブログを読んで下さったあなた、一緒に佐渡に行きませんか?!
次の佐渡の生きもの調査は10/20(土)-21(日)です。
佐渡の田んぼに行ってみたい方、佐渡の農家さんに会ってみたい方・・・事務局までご連絡下さい!

byむつ