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活動報告

2008年8月11日

8/9-10 佐渡生きもの調査のハプニング

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 8月9日10日、年4回ある定例の生きもの調査のために、佐渡に行ってきました。8月3日に佐渡に野生のコウノトリがやってきたことを聞いていたので、会いたいものだと思っていましたが、実にその幸運に恵まれました。
 9日朝6時ごろからコウノトリを探しにドライブに出て、30分くらい田んぼの中を走っていたら、ある田んぼで餌を探していたコウノトリに出会いましたぴかぴか(新しい)
コウノトリは、田んぼの一角にある水口のマスの水が溜まっているところにドジョウや水生昆虫たちが集まっているのを発見したらしく、時々そのマスの中をつついて、何か食べていました。
道路のすぐ近くでしたが、車が通っても全く逃げないのに、ジョギングをしている人が通ると飛び立って、近くの松ノ木の上に避難しました。でもしばらくするとまた先ほどの田んぼに降りてきました。
 私たちは、どの田んぼに餌がいっぱいあるのがよく知っているので、コウノトリに知らせる方法はないかと話し合いました。
コウノトリに分かる看板はないものかとか馬鹿なことをいろいろ話していましたが、鳥にはデコといって、同じ種類の鳥の形をした作り物を置くといいらしく、トキの放鳥の時には、餌の豊富な田んぼにトキのデコを置くことを放鳥の舞台になる宿のご主人に聞きました。
コウノトリのデコも、豊岡から借りてきて置くと良いのにと思いました。
 9月25日はいよいよトキの試験放鳥です。放鳥の田んぼには、「トキの田んぼを守る会」の田んぼが選ばれました。いままで「トキひかり」(トキの餌場になる田んぼで穫れたお米)を食べて応援してくれている会員の皆さんと24日から行って来ます。
またその様子をこのブログで報告しますね。
 それにしても、この時期に野生のコウノトリがやってくるなんて、天の励ましとしか思えませんね。