2014年9月28日
9月27日もてぎハッチョウトンボの棚田の稲刈り
ツインリンクもてぎの山間の棚田を復元して10年、この間で一番収穫できた稲刈りでした。全く無農薬・無化学肥料で冬も水を張り、生きものたちの楽園作りをしてきました。田んぼは人工の浅い水たまり、復元後の田んぼでの稲作りをずっと一緒にやってきてくれたのが、積水化学自然塾のみなさん。パソコンや都会で受ける体のストレスから解放されて、慣れない農作業をやる大人と、生きもの大好きのこどもたちと、楽しくお米を作ってきました。毎週稲刈りイベントが続いているメダカのがっこうのスタッフでも、ここの山間の棚田風景は心を癒され、ずっとここにいたいと思ってしまいます。
トウキョウダルマガエルやヤマアカガエル、田んぼコオロギやオンブバッタやイナゴ、子どもたちが見つけてきた生きものを生きもの博士のお兄さんが解説してくれました。にぎやかなこどもたちの声がこだまして、田んぼの生きものや稲たちも喜んでいることでしょう。悠然と飛ぶオニヤンマ、私たちのいる棚田に舞い降りたアオサギもここを餌場にしているのでしょう。
ここの生きものいっぱいの田んぼで育ったお米こそ、生命力をいただけるお米。田んぼの元氣と、私たちの体の元氣とは直につながっているのです。私たちは、お米なら何でもいいのではなく、元氣の氣の字の中に入っているお米を食べると、元氣をいただけるのです。メダカのがっこうの会員農家のお米は、薬を一切使わず生きものたちを一緒に育った元氣なお米です!どうぞメダカのがっこうのお米を食べてください。生きものたちがにぎわう元氣な田んぼを広げましょう!(報告:中村陽子)