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活動報告

2015年9月9日

9月6日 椿農場稲刈り

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7家族がそれぞれ陣取り稲刈り開始、お父さんが一生懸命指導中。

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この一家はサクサクと速いペースで稲刈りが進む

 

5月3日に田植えをした稲、今年もおかげさまで実りました。椿さんのお話によると、田植えはきちんときれいに植えられて、草取りも何回も田ころがし機を押しに来てくれて、みんなの情熱を感じたので、椿さんも手除草を2回もしてくれたそうです。私たちが腰を曲げるのが辛くて、いろいろ道具を使おうとするのに対して、椿さんは手除草が一番ということで、稲株の周りを両手でぐるりとかいて一株一株すっきりさせてあげています。これが一番稲が喜ぶのでしょう。椿さんの愛情をたっぷりもらって毎年美味しいお米ができています。

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いよいよ最後の一株。カエルたちも逃げ場がなくなる。

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泥の山をどけたら、そこはザリガニの深い穴。

 

ところが今年は、ちょうど開花のころ台風が2つ続けてきたことで、風の日が4日ほどつづき、受粉前の籾が擦れ合って、未受粉のお米が多くなってしまいました。今年の収穫量は、1反当たり5俵から6俵だろうということです。農業は、努力しても気候など人間の力ではどうにもならない自然の影響で、収穫が報われないところが厳しいお仕事ですね。そんな農家が何があっても後継ぎができて続けていけるように、お米を食べて応援するお米くらぶ会員を増やしていきたいです。

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写真はお米くらぶの皆さんと稲刈りを楽しみ、お母さんが育てた無農薬のおいしいお野菜の料理とお汁をみんなで食べているところです。この日は雨の予報でしたが、みんなが岐路につく2時まで降りませんでした。感謝です。(報告:中村陽子)