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活動報告

2007年10月2日

9/22 もてぎハッチョウトンボの棚田の稲刈り

070922_3.JPG 22日は、お日さまが痛いほどの晴天晴れでした。
田植え、田の草取り・ホタル観と田んぼ体験シリーズで通ってきたハッチョウトンボの棚田の稲刈りということで、マイクロバス1台とマイカー12台、60名ほどの参加でしたるんるん
 この棚田は5年前に復元してから、毎年メダカのがっこうが10枚から15枚ほど作り続けている田んぼです。
この棚田は、ツインリンクもてぎというレース場を含む200ヘクタール程の大きな敷地の中にあり、生活廃水などがないので、水も清らかで、山の生きものたちも多様性を保っています。
田んぼを復元してからは、さらに水生生物が戻ってきて、ホタルが乱舞するようになりましたぴかぴか(新しい)
 そう、棚田は、復元することと、その後稲を作り続けることが、とても大切なのです。
棚田は、プロの農家は生産効率が悪いので、とても出来ないのですが、私たちのように都市部の者が、自然を楽しみながら、お米の収穫量など気にせずに、作り続けるのが一番なのです。
 講釈はこのくらいにして、今回も子供づれのご家族がたくさん参加され、親御さんは稲刈りに、こどもたちはカエルを追いかけたり、オニヤンマを追いかけたりしていましたわーい(嬉しい顔)
カエルが好きなのはこどもばかりではなくヘビも出没するのですが、1年間田んぼに通っていると、皆さんかなり慣れて、「ああいるわ」って感じになりました。
 オニヤンマを追いかけて最後まで捕まえられなかったお子さんが気になって、私も時々見ていました目が、オニヤンマって、ほんとうに停まらずに飛び続けることが出来るんですね。感心しました。
070922_2.JPG 田の草取りは1回しかしていないので、コナギやオモダカ、ミゾソバ、イボクサの中で、稲があまり分けつ出来ず遠慮がちに育っている様子ですふらふら
稲を刈って、束ねて、はざがけするのですが、人数が多かったので、1時間半ほどで終了しました。
その後は、お楽しみのおいしいおむすびとけんちん汁で昼食でしたが、みんな日差しが強いので、日陰を求めて移動したり、熱中症にならない工夫をしていました。
 今年の出来は、1俵(60kg)くらいいくでしょうか。
この田んぼは稲だけでなく、ハッチョウトンボや、ホタルやタガメまで元気なので、お米の味が野性味あふれて違いますぴかぴか(新しい)
ここのお米が一番おいしいハートたち(複数ハート)という人も一人や二人ではありません。
わずかな収穫量ですが、参加者全員に少しずつ送るつもりです手(チョキ)
070922_1.JPG 最後にホタル観の台にみんな集合し、参加者たちを紹介したり、今年3回の田んぼ体験を皆勤した、韓国の歌手の金さんの歌を鑑賞したり、みんなで「ふるさと」を歌ったりしましたるんるん
 暑くて暑くて、身体は疲れて大変でしたが、田んぼは心にいっぱい元気をくれるところです。
未だ経験のない方は、来年この田んぼに来て見ませんか?