地球環境と人の健康を守る有機農業ですが、これが広がらない。除草剤を使わない稲作への不安と、販路がなかなか拡大しない出口問題があるからです。そこで、今回の田の草フォーラムでは、最先端の抑草技術と、販路拡大へのいくつかの取り組みを中心に展開していきたいと思います。
うれしいことに、ここ数年、この草に困らない稲作技術はかなり完成されてきて、子どもたちの学校給食を有機米にすることに役に立っています。
民間稲作研究所の稲葉先生の技術は千葉県いすみ市の有機米給食を実現し、次に木更津市も有機米給食に挑戦中です。また、自然農法センターの技術指導は長野県松川町・池田町の有機米給食を支えています。
一方、業務用にも有機無農薬米を使っていこうという動きが出ています。都市部を中心にキッチンカーで無農薬米のお弁当を売り始めたグループです。都会のサラリーマンやOLに有機農業の大切さを訴える取り組みです。今回は稲葉先生の意思を継ぐ意味でも、有機農業を盛り上げることを大きなテーマにしたいと思います。
厳しい状況にあっても、コロナ禍であっても、このあゆみを止めるなという天の声が聞こえるのです。
思いを同じにするみなさん!オンラインでお会いしましょう!そして次世代に有機農業の日本を渡しましょう。(*^-^*)