6月14日いざというときの食養と手当て教室(医食同源)
前回は陰陽という中国の古い時代の易学を解明した桜沢如一氏のマクロビオティックの陰陽を勉強しましたが、今回は、陰陽から数千年後の中国にでてきた五行という考え方を合わせた陰陽五行説を勉強しました。五行とは、木火土金水というこの世界の成り立っている要素に方位、季節、五臓五腑の部位、色、方法などをあてはめたものです。講師はいつものようにやさい村の大友映男さんです。
大友氏は、アメリカの先住民族であるホピ族のウラン鉱石を掘り出し原子爆弾を作ることに抗議するための平和行進(ロンゲストウォーク)に参加し、日本に帰ってからは食を基本にした平和運動である無双原理に共鳴し、北海道から九州まで1年間かけて、玄米菜食や自然海塩運動を普及しながら歩く「生存への行進」を主催した方です。2回の「生存への行進」後、知る人ぞ知るミルキーウェイという共同生活の場を開き、その後は三鷹に東京でも自然食品店の草分けであるやさい村を始め、現在に至っています。太極拳や手技の指導者でもあり、その技をこの教室でも折々に紹介してくれています。
本日は医食同源がテーマであるので、五行五色五法をあてはまる食材を使って料理した健康五色どんぶりを、中村が作りました。まず木は青なので小松菜の磯辺和え、火は赤なので人参のエゴマ和え(焼く)、土は黄なのでカボチャサラダ(蒸す)、金は白なので切干大根の煮物(煮る)、水は黒なので牛蒡の黒ゴマ衣揚げ(揚げる)、の五色と、大根(白)ときゅうり(青)の糠漬け(生)、みそ汁、ミカンジュース寒天という献立でした。お茶は、教室の初めにいつもの梅醤番茶、途中に切干大根茶、食事の時にカキドオシ茶とヨモギ茶で陰と陽のお茶で体をきれいにしました。
手当法は、基本の生姜湿布(よい血を集め痛みをとる)、高熱をとる豆腐湿布、ヨモギの足湯をやりました。自宅でヨモギの足湯が教室よりも効果が出ないとおっしゃっていた方が、塩の量が足らなかったことがわかり、やはり実際に体験することが大切なのだと思いました。(報告:中村陽子)
6月7日8日佐渡田の草取りツアー
佐渡田の草取りツアーも今年で10年目。しかし今回は経団連自然保護基金の助成金に落選し、参加費は全額自己負担になってしまい、参加者の皆さんに厳しいイベントでした。ところが、2001年当初からずっと応援してくれている愛知の豊安工業さんや米ネットワーク新潟のお米屋さんや、支援者の中でもコアなメンバーが集まり、結束が強い楽しいツアーになりました。ありがとうございます。また、佐渡トキの田んぼを守る会の斎藤真一郎会長も「お金のないときはお互い様」と交流会費を一部負担しださり、皆様のお心に支えられていることに感謝でいっぱいです。
東京では土砂降りの2日間だったらしいですが、佐渡では雨不足で、十分深水にできない田んぼが多数あり、ヒエに困っていました。ヒエの根がついてしまうと、竹ぼうき除草は効果がありません。7日のお昼ごろ両津港に着き、トキ交流会館で身支度を整え、6か所の田んぼに分かれて田の草取りをしましたが、まだ竹ぼうきが間に合うところと、手除草でなければとても取れないところがありました。
今回は生きもの調査も行いました。今年からメダカのがっこう米としてお米くらぶ会員に直送してくれることになった佐々木農場と、自家採種の稲を栽培しているトキの田んぼを守る会の田んぼの生きもの調査です。6月は水生生物と植物調査でしたが、夏のクモ調査、秋のバッタ調査、冬の鳥調査などを重ね、楽しい田んぼの生きもの通信を作りたいと思っています。
1日目の終わりには、恒例の交流会で、農家のおもてなしを受けました。佐渡近海のお刺身や、おばあちゃんの煮物や家庭料理と佐渡の方たちとの語らいを楽しみました。斎藤会長のご尽力で地元の鬼太鼓も出演してくださり、皆さんの無償の働きをたくさんいただいていることに、恐縮しつつも心から感謝し楽しみました。
2日目の朝は、トキウォーク。雨が降ったので車で案内していただきましたが、ねぐらから次々と飛び立つトキの姿が見られ、佐渡は本当にトキの島になったのだと感慨無量でした。しかしこのまま野生化が進めば、トキのエサは圧倒的に足りないそうで、本当の改革はこれからのようです。佐渡が1日も早く農薬・化学肥料ゼロの島になる決心をしてほしいと願うばかりです。
14年も経つと、お互いに歳をとり、病気になったり、亡くなったりする人もでてきますが、目指すところはまだまだで、落ち込んでいる場合ではありません。メダカのがっこうは、佐渡のメダカのがっこう米の新体制を始動させましたので、迷わず進んでいきます。トキの田んぼを守る会のみなさん、真の自立に向かってご一緒にがんばりましょう!(報告:中村陽子)
6月4日マスタークックを使った野菜料理教室
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本日は、水口農場のお料理担当みみちゃんこと鈴木御神子さんが講師でした。レシピは、ごぼうの味噌煮、きゅうりの磯和え、なすのカレー、なすの照り煮の4品。
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料理をしながらも、包丁の使い方から、野菜の旨味の出し方まで、ゆっくり丁寧に教えて下さいました。参加者はみんな積極的で勉強熱心な方たちばかり。私もすぐに、ご家庭で実践してみたいと思います。★
お料理のすべての行為には意味があり、当たり前に無意識にやっている事が実はとても重要なのですね。
切る、ということも
混ぜる、ということも
味見する、ということも
急がずに、焦らずに、料理をする時は心を落ち着かせ、“その意味”を味わいたいと思います。
今回は、お料理を通してとても大切なことを学びました。
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教室の講師の方たちは、皆さん本物思考の方達ばかりなので、テーマを飛び越えて、変わらない大切なことを、教えて下さいます。今回も料理の食材や料理の仕方を通して陰陽のことをお話してくださいました。
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料理はみんなとてもおいしくできました。
ありがとうございました。(報告:中村あさか)
6月3日椿農場の草取りと事務局田んぼの田植え
椿農場の草取りは、毎週椿さんの田んほ体験をしている者たちでスケジュールを組んで交替で行くことにしているのですが、先週末は来てくれた人たちが、ちゃんと草取りをにくれなかったらしく、昨日椿さんからSOSの電話が入りました。そこで、急遽5人のスタッフをかき集め朝7時出発していざ椿農場へ。慶応幼稚舎とメダカのがっこうの田んぼは、イネになりすましたヒエがいっぱい。

はじめは、田ころがし機を押していたのですが、それではヒエが倒れて土がかぶさるだけなので、手除草に移りました。株のまわりを手でかくと株をにぎやかしていたヒエたちが、根っこからブチブチと切れてサッパリして気持ちいいこと。椿さんと6人昼過ぎまでがんばってやっとー反終えました。草取りの写真は、作業に夢中で撮り忘れました。
奥様の採リたて無農薬野菜のお昼ごはんをいただいて、早々に事務局に帰り、田んぼから持ってきた大きな苗を、事務局の田んぼに植えました。



ここは吉祥寺の住宅街のど真ん中、でも水辺があるのでメダカやオタマジャグシが泳いでいるし、アズマヒキガエルの赤ちゃんがいっぱい。(真中の写真は2年目のアズマヒキガエル)モノサシドンボやシオカラトンボのヤゴやモノアラガイやヒルもひらひらと泳いでいます。カマキリの赤ちゃんもあちこちで見かけます。どうぞ覗きに来て下さいね。(報告:中村陽子)
6月1日もてぎ東北支援の棚田の田植えともてぎ「森と里のつながるマルシェ」
6月1日、猛暑日の日曜日、栃木県茂木町の「東北支援の棚田」で、恒例の田植えをやってきました。4年前の東日本大震災以降、メダカのがっこうがここでつくった棚田の新米を東北の方々に食べてもらおうと続けている、ささやかな東北支援プロジェクトの一環です。
今回は、同じ場所の棚田でコメづくりを展開している若者グループ「NPO法人底上げ」のメンバーが参加、総勢23名の田植え人が新緑に染まるもてぎの棚田に参集しました。すべて大人の参加者だったので、7畝1枚と3畝1枚の田植えはスムースに展開、2時間足らずで苗を植えることができました。
田んぼにはヤマアカガエルの赤ちゃんやオタマジャクシが無数と言っていいほど泳ぎ回っており、田植えの合間に手でつかんでははしゃぎ回る大きな子供たち?の姿が見られました。
田植えを終えた若者たちは、すでに田植えを終えて稲が育っている田んぼに入り、竹ぼうき除草作業に入っていく手際よさ。苗が大きくなるまでは、出たばかりの草の芽を板に張り付けた竹ぼうきのささで引っ掻いてしまおうという作戦です。根付いた苗を踏まないように足を運びながら、田んぼの中を縦横に歩き回る。彼ら若者たちによって草の芽があちこちで浮き上がり、竹ぼうき除草の成果が実証されています。(報告:根本伸一)
そして待望の昼食です。食べるのに夢中で写真をとり損ねてしまいましたので言葉で再現を試みます。(笑い)本日の昼食はメダカのがっこうの中村理事長が腕をふるい、きくらげとお野菜たっぷりの中華丼と仲澤農場自慢の平飼の幸せな鶏の卵とワカメのお吸い物でした。中華丼は葛が入っていて腸をきれいにしてくれますし、すべて化学物質が入ってない健康丼とお吸い物で美味しくてかつ食べる人が健康になるお食事でした。適度な疲れが気持ちよくさわやかな1日でした。(報告;塩野入史子)
終了後、東北支援の田んぼの指導者である仲澤先生が、茂木駅近くの八雲神社の「森と里のつながるマルシェ」に出店しているので、みんなで覗きに行きました。
写真はマルシェの看板と仲澤先生ご夫妻。穏やかに暮らしている幸せな鶏の卵は完売。黒焼き玄米茶が少し残っていました。見回すと茂木で有機農業や自然農法で頑張っている仲間がみんな集まっていました。
左から生まれてきた子ども(現在2人)には、全部自分が有機無農薬で作ったお米や野菜を食べさせるのだと張り切っている「空土ファーム」の松原さん。中村はずっとこの野菜の宅配をお願いしています。真ん中は、今年2月の「田の草フォーラム」で自然農法の参加者もうならせた発表をした「たまゆら草苑」の豊口さんご夫妻。右が昨年の佐渡田の草取りツアーに中野グループを引き連れ、中野式除草機を持参して参加してくれた中野有機無農薬研究所の中野さん(本業陶芸家)
世間が狭いというより、つながっているからあちこちで会うのですね。(報告:中村陽子)
