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活動報告

2014年6月2日

6月1日もてぎ東北支援の棚田の田植えともてぎ「森と里のつながるマルシェ」

6月1日、猛暑日の日曜日、栃木県茂木町の「東北支援の棚田」で、恒例の田植えをやってきました。4年前の東日本大震災以降、メダカのがっこうがここでつくった棚田の新米を東北の方々に食べてもらおうと続けている、ささやかな東北支援プロジェクトの一環です。
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今回は、同じ場所の棚田でコメづくりを展開している若者グループ「NPO法人底上げ」のメンバーが参加、総勢23名の田植え人が新緑に染まるもてぎの棚田に参集しました。すべて大人の参加者だったので、7畝1枚と3畝1枚の田植えはスムースに展開、2時間足らずで苗を植えることができました。
田んぼにはヤマアカガエルの赤ちゃんやオタマジャクシが無数と言っていいほど泳ぎ回っており、田植えの合間に手でつかんでははしゃぎ回る大きな子供たち?の姿が見られました。
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田植えを終えた若者たちは、すでに田植えを終えて稲が育っている田んぼに入り、竹ぼうき除草作業に入っていく手際よさ。苗が大きくなるまでは、出たばかりの草の芽を板に張り付けた竹ぼうきのささで引っ掻いてしまおうという作戦です。根付いた苗を踏まないように足を運びながら、田んぼの中を縦横に歩き回る。彼ら若者たちによって草の芽があちこちで浮き上がり、竹ぼうき除草の成果が実証されています。(報告:根本伸一)
そして待望の昼食です。食べるのに夢中で写真をとり損ねてしまいましたので言葉で再現を試みます。(笑い)本日の昼食はメダカのがっこうの中村理事長が腕をふるい、きくらげとお野菜たっぷりの中華丼と仲澤農場自慢の平飼の幸せな鶏の卵とワカメのお吸い物でした。中華丼は葛が入っていて腸をきれいにしてくれますし、すべて化学物質が入ってない健康丼とお吸い物で美味しくてかつ食べる人が健康になるお食事でした。適度な疲れが気持ちよくさわやかな1日でした。(報告;塩野入史子)
終了後、東北支援の田んぼの指導者である仲澤先生が、茂木駅近くの八雲神社の「森と里のつながるマルシェ」に出店しているので、みんなで覗きに行きました。DSC_1095.JPGDSC_1083.JPG
写真はマルシェの看板と仲澤先生ご夫妻。穏やかに暮らしている幸せな鶏の卵は完売。黒焼き玄米茶が少し残っていました。見回すと茂木で有機農業や自然農法で頑張っている仲間がみんな集まっていました。
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左から生まれてきた子ども(現在2人)には、全部自分が有機無農薬で作ったお米や野菜を食べさせるのだと張り切っている「空土ファーム」の松原さん。中村はずっとこの野菜の宅配をお願いしています。真ん中は、今年2月の「田の草フォーラム」で自然農法の参加者もうならせた発表をした「たまゆら草苑」の豊口さんご夫妻。右が昨年の佐渡田の草取りツアーに中野グループを引き連れ、中野式除草機を持参して参加してくれた中野有機無農薬研究所の中野さん(本業陶芸家)
世間が狭いというより、つながっているからあちこちで会うのですね。(報告:中村陽子)