携帯サイトはこちら

活動報告

2008年6月12日

6月7日8日大田原・もてぎ分校の生きもの調査、田の草取りに参加して

080607_11.JPG
このバットの中には、ユスリカと
イトミミズがたくさんいます
080607_12.JPG
手押し除草機も初体験の
永田親子

息子には、機会を見つけ出しては種々のアウトドアへ引っ張り出し、「現場で本物を見せたい」との願いから、これまで動いてきておりました。
また、大田原の水口様の田んぼでは、足手まといで皆様にご迷惑をお掛けした母が、根気のいる生き物調査活動にはビックリしておりました。さらに、その生き物を育んでいる水口さんの農法のご苦労にも驚いておりました。
小生も、3000万匹でいいカンジの田んぼというご教授をいただいたところへ、「古代米田んぼには7000万匹強もいた」という数字を伺ったときには、あのパレット内の物凄い数のイトミミズは、数え甲斐があったハズだと思うと同時に、スッゴイ田んぼだなぁ〜、と3回目のツアーにして少し理解した思いでした。
また、夜の懇親後と二次会後に部屋へ戻ってからは、息子と昼間のイトミミズの話をしておりました。そうしましたら、彼は過去に読んだ何かの書物で「冬、みず、たんぼ」のことを知っておりました。その書物には、湿地が激減した当時の日本でトラスト運動が起こり、国と農家の方々が鳥のためにタイアップして、田んぼに水を張り、サンクチュアリのような活動を行ったとの要約でしたが、結果的にその土地は、肥沃な土地ともなった、といったオチ(副産物)の話を教えてもらいました。
中村理事長や皆様にとられましては釈迦説な話ですが、彼からかかる話を聞かされようとは思いもしなかったコトでした。彼もイトミミズを数えたり、ユスリカを数えたり、種々のカエルを追いかけているうちに、この話を思い出したとのことでした。
当たり前のことを今更ながら申し上げますが、中村理事長のこれらの活動は素晴らしいですね。
期せずして、彼が「書物の世界」でイメージしていたものを、眼前に現出させることができております。
※参加者の永田さまより感想文をいただき、彼の息子に本物と現場を見せたいという熱意に中村理事長が感動し、一部抜粋して公開させていただきました。
 永田さま、ありがとうございました!
 中村理事長の元には、他にもたくさんの参加者の方々から感想文が届いているそうです。