2015年3月21日
3月7日、8日、9日醤油搾りinあきる野近藤醸造店
昨年3月18日に近藤醸造店で麹をつけていただいた醤油のもろみは、各家で大切に育てられ醸造されていましたが、1年たった3月、ふたたび、搾り師さんに美味しい醤油に搾っていただくために、運ばれてきました。醤油搾りのお祭りです。全国各地を搾り歩いている岩崎洋三氏と、彼が育てた搾り師3名が長野の安曇野などから、搾り舟や火入れの釜など一式を軽トラックに乗せ、やってきてくれました。
みんな1年間太陽と風を当てて、天地返しをしながら大切に育てたもろみを持って集まってきました。いろいろな育ちのもろみを、それぞれの搾り手さんは、お湯でちょうど良い濃度に溶いて、搾り袋に入れ、搾り舟に並べ、重しを少しずつかけて、丁寧に搾ってくれました。醤油が流れ出すと、みんなでみんなの醤油をなめ合います。感想を言いながら、賞賛しながら、本当においしい醤油を堪能しました。みんなの醤油が流れ出したころを見計らって、おうどんを茹で、搾りたての醤油で頂きました。
今回は3日間のうち第1日目が、近藤醸造店の醤油祭りとコラボしての搾りになり、にぎやかでした。2日目は、メダカのがっこうの花まる農家の中村和夫さんが餅つきの臼と杵を持って駆け付けてくださり、餅つき大会がありました。つきたてのお餅を搾りたての醤油で食べるという、何とも贅沢な計画を実行しました。郡山の中村さんのところでも醤油造りが始まることを期待しています。(報告:中村陽子)