6/3 椿農場での田の草取り・生きもの調査
今年初めての草取りをしに、椿農場に行ってきましたー!!
田んぼの持ち主である椿さんは、耕さない冬・水・田んぼを愛していて、雨の日も風の日も稲がの様子が気になって見に来てしまうそうです。
そんな椿さんと、メダカで集まった草取り選抜チーム10人で、草取りをしました。
みんなでやる草取りは楽しい |
見渡す限りの田園風景が心も癒す・・・ |
草取りの魅力は、自分が草を取ってきたところを振り返って見ると、草取りの使用前・使用後が一目瞭然なところです。
使用前は、視界がグリーンで、イネと田の草がイッショクタのように見えているのですが、使用後になると、イネが土から元気に生えているのがよく分かり、とても嬉しくなってしまいます。
『自分が取ってきたんだー!という達成感がたまらないですねぇ』と本日草取り初めてのMさんとOさんは楽しんでいらっしゃいました
Mさんは、その達成感を振り返らずに顔を上げただけで感じれるように、前進移動作戦に切り替えてまで(笑)
また、イネのそっくりさん・ヒエをどれだけ見落とさずにできるか、に挑戦するのも楽しいのです
だって、本当にそっくりさんなのですもの!
まるで間違い探しをしているかのようです。
私的な見分けるポイントは、ヒエの葉の表には白い線が1本スッと入っており、イネにはないところです。
ある方は、『イネの周りの土を手でかき回して、倒れてしまうのはヒエ、しっかりと立っているのはイネ』、またある方は『イネが植えてある縦横のライン外にあるのはヒエを含む田の草』など、見分けるポイントは人それぞれで、そこにも多様性を感じてしまいます。
私は葉の白い線で見分けているので、葉をよ〜く見て確認し、ヒエを見つけたら、『やった!また見つけた!!』と見つけるごとにどんどんやる気が高まっていく感じです。
このなんとも言えない静かな楽しさ・達成感は、草取りに来た方しか味わえません。
もっと多くの方に感じて欲しいなぁといつも思います。
植物観察が好きな方、宝探しが好きな方にはかなりお勧めです(笑)
みんなでやっているし、草が多いところと、ちょろっとしかなく歩くだけ済んでしますところとがあり、なんなく草取り終わりました。
お腹をすかせた草取り隊を暖かい笑顔とご飯の香りで迎えてくれるのは椿さんの奥様・かつ子さんです。
田んぼに行った後のおにぎりってなんでこんなに美味しいのでしょう・・・!
かつ子さんのいつもの美味しい豚汁や季節のお料理を、椿さんと新しくご参加された方達と交流しつつ、いただきました。
お腹いっぱいいただき、残り物があればお土産にしてくださるのも、皆さんのお楽しみになっているようです。
イトミミズ、何匹いるかな? |
食休み後は、田んぼの生きもの調査を堪能しました
佐原の生きもの調査は、自然耕の椿さんの田んぼの比較対照のために、寺田本家さんの田んぼと慣行農法のTさんの田んぼの生きもの調査もしています。
椿さんのお孫さん・Yちゃんも、生きもの調査を楽しみにしていたようで、目を輝かせて黙々イトミミズを数えていました
調査結果は、寺田本家とTさんの田んぼにもイトミミズもその他の生きものもいますが、イトミミズの数や生きものの多様性では椿さんが1番でした。
Yちゃんも、じいちゃんの田んぼがやっぱり1番!と思ったのか、なんだか誇らしげ。
トウキョウダルマガエル |
ヤマアカガエル |
今回も新たな出会いや発見があった生きもの調査・草取りツアーでした