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手を当てて あなたの身体を 治したい

子供が痛みを訴えたり苦しそうだと母親なら背中をさすったり痛いところに手を当てて治そうとしますよね。そう、家族の体調が崩れた時、自分の手や、身近にある食材を使って手当が出来る人になれたら本当にうれしいことです。湿布にも陰性と陽性があり、症状により使い分けたりします。しっかり勉強して、家族を健康に導ける母親や主婦になりましょう。

生姜さん よい血を集めて 痛みとる

生姜湿布は、いろいろな湿布のベース造りをする湿布です。血管を広げ、良い血を集める働きがあるからです。もちろん生姜湿布だけでも、血の循環が良くなり肩こりが治ったり、内臓の働きが良くなったりします。しかし火傷には禁物です。生姜油は、ごま油と生姜汁を右回転でかき回し乳化させます。その都度つくり、毒虫に刺された時や、痒いところに塗ります。生姜で足湯をすれば、足の裏からどんどん排毒します。その時は塩を入れるのを忘れずに。この生姜食せば、梅醤番茶の効果を高め、近海魚の毒消しになります。昔のようなひね生姜が一番いいのですが、農薬や化学肥料で作られたメタボな生姜は効き目があまりないそうです。

里芋で 深い患部の 毒を吸い

生姜湿布で良い血を集めたところに、里芋湿布をすると、患部から毒を吸い出すことが出来ます。ガンであればガンが広がっている形に体の表面の皮膚の色が変わります。膿が出て悪臭を放つこともあります。この湿布を知っていれば、熱を持った炎症系のものなら効かないものがないくらい万能で、とても便利です。里芋も無農薬のものが良く効きます。端境期には、里芋粉あるのでそれを使いますが、少しでも生の里芋を足すと効果が増します。

よもぎの香 春の大地の 贈りもの

よもぎは野草の王様です。春の新芽はやさしく柔らかく見えますが、包丁でたたいても叩いても切れない繊維の硬さには驚かされます。夏になるとゆさゆさと人の背より高くなって、誰もよもぎだと気が付かないほど逞しくなります。山で手を切ったらよもぎ、毒虫に刺されたらよもぎ、熱中症になりそうになったら帽子のなかによもぎ、火傷にもよもぎ、足湯や腰湯にすれば、陽性な毒を引っ張り出してくれます。よもぎを食せば、血をきれいにし、良い血を造ります。とても逞しいよもぎですが、除草剤を撒いたところには生えなくなります。しかし、農薬を使わない田んぼの畔や農場にはいっぱい生えます。