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よもぎの香 春の大地の 贈りもの

香りもよく、よい血を作ります。

よもぎは野草の王様です。春の新芽はやさしく柔らかく見えますが、包丁でたたいても叩いても切れない繊維の硬さには驚かされます。夏になるとゆさゆさと人の背より高くなって、誰もよもぎだと気が付かないほど逞しくなります。山で手を切ったらよもぎ、毒虫に刺されたらよもぎ、熱中症になりそうになったら帽子のなかによもぎ、火傷にもよもぎ、足湯や腰湯にすれば、陽性な毒を引っ張り出してくれます。よもぎを食せば、血をきれいにし、良い血を造ります。とても逞しいよもぎですが、除草剤を撒いたところには生えなくなります。しかし、農薬を使わない田んぼの畔や農場にはいっぱい生えます。