2014年9月24日
メダカのがっこう田んぼはトンボの宝庫!
今回は、田んぼの生きものの代表選手でもあるアキアカネについて、お話ししましょう。
アキアカネは、赤とんぼの名で皆の良く知るトンボの一種ですが、現在、その数が激減している事で話題になっている生きものでもあります。ところが6月頃に、メダカのがっこう農家の無農薬の田んぼに行くと、ものすごい数のアキアカネが羽化しているのが見られます。減少の原因は一つだけでは無いのでしょうが、やはり農薬の影響が大きいのだなと実感させられる光景でした。
調査中、トンボに限っていってもアキアカネ以外に多くの種を見ることができます。シオカラトンボ、ノシメトンボ、アオモンイトトボ、ホソミオツネントンボ、モートンイトトンボ等々。メダカのがっこうの田んぼには実に様々な種類の生物が元気に暮らしています。今後も、この「生きものいっぱいの田んぼ」がずっと続いていくよう、お米を食べることや、援農に行くことで共に見守って下さい。