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中村陽子のコラム

2018年5月20日

家族の健康を守るためにできること

 日本は人体実験の場所だと言われます。実験材料を挙げていきましょう。

① 農薬 農薬は安全性が高くなっていると信じている人もいますが、即効性の有機塩素系や有機リン系の農薬は使用禁止になりましたが、今はネオニコチノイド系の農薬がすぐには死ななくても脳障害を起こしたり環境ホルモンとして働いて子どもや妊婦を脅かしています。除草剤グリホサートの使用量も遺伝子組み換えや収穫前散布が普及し、増加の一方です。
② 塩化ナトリウム 命が生まれた海の塩から塩化ナトリウムに切り替えられて36年、99.5%の人が塩化ナトリウムの塩を摂っています。
③ 食品添加物 アミノ酸や酵母エキスやタンパク加水分解物の原料は遺伝子組み換え大豆など、エキスと言っても塩酸で溶かし出したものです。着色料も発色剤も保存料も結着剤もみんなナトリウム化合物、人間の体液のミネラルバランスを崩し、弱くするものです。
④ 異性化糖 果糖ブドウ糖液糖などで、原料は遺伝子組み換えトウモロコシ
⑤ 人工甘味料 カロリーゼロの商品作りに使われていますが、甘いのにカロリーがないということ自体、舌と脳を騙すことになり、中毒性があり、うつ病の原因になります。
⑥ コバルト60照射食品 じゃが芋や香辛料などの品質維持のために使われていますが表示義務はありません。
⑦ 遺伝子組み換え作物 日本が世界で一番許可品目が多く、油を筆頭に添加物の原料に使われています。日本人は世界一遺伝子組み換え食品を食べています。
⑧ 有機溶剤で抽出した油
⑨ 放射能汚染 原発事故に終わりはありません。放射性廃棄物は低濃度のものは建材などに混ぜられて使用されています。
⑩ 電磁波 最後にこれはなかなか避けられませんが、苦しんでいる人がいます。

 そもそも人間の先祖は、海から当時の海水(0.88%のミネラル水)を体液として背負って上陸してきたので、海の塩分にはめっぽう強いのですが、化学物質は非常に不得意なのです。塩は10倍食べてもほとんどの人は健康でいられますが、化学物質だと死ぬでしょう。また塩化ナトリウムだけの化学塩にも弱いのです。農薬、添加物などの化学物質が体に入り、良い塩を食べられずに良い血液ができなくなったことも相まって、アトピーをはじめ難病奇病が多発、10人に1人の子どもの永久歯が生えず、15人に1人の子どもが多動性障害になり、2人に1人がガンになっています。

 さて、この厳しい状況から家族の健康を守ることはできます。基本は、①~⑧を摂らないこと。でも全く摂らない生活はできないので、摂ってしまったら洗い流すこと(デトックスすること)。そして健康な血液の原料を摂ることです。

 デトックスの方法は、玄米や梅干しの黒焼きや竹炭パウダーです。私は、悪い油を食べたと思った時は、すぐ黒焼き玄米茶に竹炭パウダーを水に溶かしたものを入れて飲みます。すぐ洗い流せます。また炭は放射能を吸着して体外に出す働きもします。日本を救うものだと思います。

 最後に健康な血液を作るには、無農薬のお米や野菜、本物の味噌、醤油を摂ることです。
 先人たちは、広島・長崎の原爆からこの食事で立ち上がりました。この食事を1日1回摂れば、家族の健康は守れます。
 私は、福岡の高取保育園のドキュメンタリー映画「いただきます―みそを作る子どもたち」を見てこれを確信しました。7/7と7/8 武蔵野市のコミセンで上映会します。ぜひお越しください。