2007年4月1日
野草の力でいのちを取り戻す
脆弱な現代人
日本人は弱くなりました。都市に住むものはさらに虚弱で、生きるための栄養や酸素を補給する管でつながれて生きている瀕死の病人と同じです。電気、ガス、水道のライフラインは何かことがあっても自分では復旧できず、その上、薬やサプリメント、物を作り出すことに無縁な危ういマネーゲームに頼って生きている人が多すぎます。私もその一人です。だから子どもが学校に行かないくらいで強迫観念に襲われるのです。
2007年4月1日
いのちの田んぼを復活させる
「何があったら人は幸せに生きていけるのだろうか」と真剣に考え始めたきっかけがあります。私事で恐縮ですが、長男が5年間登校拒否になり、そのとき命を支えるものについて、1から考えました。その間に、それまで気がつかずに持っていたエリート意識を捨てて、囚われない頭で考えてみました。その結果、塩と米と野草、そしてお互いの存在を認め合う信頼関係、これをみんな揃えて子どもの復活を待つことにしたのです。彼の弟や妹には、「お兄ちゃんは天才だから学校に行かなくていい」といって、我が家における長男の確固たる地位を確保しました。
2007年4月1日
どんな制度でも、それだけでは解決できない
メダカのがっこうは、既存の体制を批判したり、反対すると疲れるだけで時間が勿体ないので、肩書きという意識を持たない楽しい仲間と、いいと思うことをドンドンやっていくことにしています。ですから、やる気と覚悟さえあれば、考えたことを実行に移すだけの自由な社会であることが、とても重要です。ところが、時折この自由が邪魔されることがあります。