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活動報告

2009年12月1日

11/29 醤油搾り事務局レポート♪

こんにちは♪ メダカ事務局スタッフたなかです。
みなさまにはいつもお世話になってます。
今回は山梨県五風十雨農場で行われた醤油しぼりについてレポートいたしますぴかぴか(新しい)
メダカのがっこうでは、今年“自分で使う1年分の醤油を作ってみよう!”というタイトルのもと醤油づくり教室を開催しました。
(もちろん材料は無農薬・無化学肥料の有機栽培大豆使用!)
今回は参加者のみなさんが4月に仕込み、その後発酵させた「もろみ」からいよいよ
醤油を搾り出す最終工程です。
メダカのがっこうからも、事務局のお庭で日光浴晴れさせ続けた樽たちを持ち込み、
「ほんとうに作れるの?」とワクワクの参加となりました。
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まずは、会場である五風十雨農場の素晴らしいこと!
中央道 須玉ICを降り南下すると、目の前には武川の米の郷といわれる田園風景が広がります。
そして、少し雪をかぶった南アルプスや八ヶ岳などの山々に囲まれ、
名水で有名な自然豊かな白州町に五風十雨農場は位置するのです。
まるでハイジの世界!
そしてこの農場、雨水利用や太陽光発電を利用することなどを通じてエネルギーの完全自給自足にも取り組んでおり、また、美味しいマクロビ料理を出すこふく亭というレストランも併設するという何とも素敵な場所なのです。
こんな素晴らしい風景の中で醤油しぼりは行われました。
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最初に、大きな釜と薪でのんびりお湯を焚きながら
今回の指導者である岩崎先生にもろみの状態を見てもらいます。
「これは低温でしたね、独特なよい香りがします」
「これは温度を高くできましたね、よくできています」
温度によっていろんな状態になったもろみ。
出来上がりが楽しみです。
醤油しぼりは、簡単にまとめると以下の工程ですすみます。
  ◆まずは、もろみに流動性を持たせるため沸騰させたお湯を足す
  (↑ここが職人技!最適な塩分濃度になる湯量が足されます)
  ◆船とよばれる木の搾り器に、袋に入れた上記を積んでいきます。
  ◆船から絞られた醤油が出始めます。さらに油圧器で圧を加え搾る。
  (搾りかすはとっても美味しく食用にも!そして最後に搾り出される部分が
  生醤油に!お酒でいう生酒ですね)
  ◆絞られた醤油をゆっくり釜で加熱し88度まであげたら、灰汁を取ります。
  ◆棒目測りで濃度17Beに調整する。
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絞られた醤油を少しなめてみると、ほんのり甘いようなまろやかな味。
雑味が無いというか…
思わず「おいしい〜」とうなってしまいました。
身体が喜ぶようなそんな味です。そして、発酵がうまくいった樽もそうでない樽もみんなそれぞれに美味しいのです。
思わず、このお醤油でお刺身食べたら美味しいだろうなぁ、ウニかなぁ・・・などとイケナイことを妄想。
この後、各自搾り出した醤油を持ち帰りおりが沈むのをまって瓶詰めとなります。
DSC_0086.jpg 帰り際、醤油をしぼる油圧器に
  こんな落書き?を発見。
 大自然の中、皆でただひたすらに
 醤油づくりに没頭して
 ゆ〜っくりと流れる豊かな時間を過ごし、
 「いのち有るものを造る」ってこういうこと
 なんだぁと実感した一日でした。
メダカのがっこうでは、今後も“自分で食べるものを自分でつくる”知識をみんなで分かち合うべく、様々なイベントを企画予定です!
みなさん、ぜひご参加くださいね♪
一緒にたくさんの知恵を学ぶ仲間になりましょうぴかぴか(新しい)
ご質問やご相談ございましたらお気軽に事務局までご連絡ください。
mail toメールアドレス npomedaka@yahoo.co.jp