携帯サイトはこちら

活動報告

活動報告

活動報告

活動報告

活動報告

活動報告

活動報告

活動報告

活動報告

活動報告

2015年7月30日

7月25日 タイコウさんの出し取り教室

DSC_1755

タイコウさんの出汁取り教室の大きな魅力は2つあります。1つ目は、素材を超える出汁は出ないと、最高の素材を使った出汁取りがいかに簡単かを素晴らしい味と共に教えてくれることです。基本ルールは「素材を超える味は出ない」「昆布は水から、かつおは湯から」のみです。なんのテクニックもいりません。只々昆布とかつおの旨みに魅せられて、美味しいものを知ってしまうとなかなか既成の物が食べられなくなるという<不幸な人生>が始まるのです。(笑)
2つ目は何と言っても講師をしてくださっているタイコウさんの主の稲葉さんのお人柄です。歯に衣を着せない物言いが江戸っ子気質そのもので、考え方が公平で、鰹の一本釣りがなくなってしまったら日本のすばらしい出汁取りの文化が消えてしまうと生産者のことを考えた商いを心がけ、消費者に本物を届けてくれています。鰹の包丁の入れ方ひとつで生産地や生産者がわかる程の目利きです。また、お教室ではそのほかいろいろな話題が飛び交いとても勉強になります。坊主頭で歯に衣を着せず、ユーモアたっぷりにいろいろなお話をしてくれます。<本物のわかる男>稲葉さんい会いに是非出汁取り教室においで下さいませ。(報告:塩野入史子)

2015年7月29日

7月26日食とお米とその周辺の研究会 味噌の研究

米、塩、醤油、種、砂糖、油など基本的な食材の研究会ですが、大事な味噌はまだでしたので、今回調べてみました。味噌は、奈良時代に中国から伝わってきたものですが、未醤=醤油になる前の状態の大豆の発酵度がおいしいので、食べ始めたようです。

体力知力とも日本人が最も逞しかった戦国時代、武将たちは味噌を戦陣食の重要なものとして、織田信長、豊臣秀吉の豆味噌をはじめ、伊達正宗は城内に味噌工場を建てたり、武田信玄は戦争に備えて味噌作りを奨励したり、行軍中に醸造が進む味噌玉を工夫したり、徳川家康は豆味噌を愛し、江戸に取り寄せていたことなど、玄米と味噌の組み合わせが完全食で強い体を作ることを楽しく学びました。兵法書に「味噌無きは米無きより疲れるなり」とあり、味噌力を再認識しました。

DSC_1763

また終戦のとき原爆に被爆した秋月病院で味噌と玄米を摂り続けたところ、原爆症になる人がいなかったという話がありますが、これを科学的に証明したのが、広島大学教授の渡邊博士です。彼は、放射能と味噌の関係を研究した結果、味噌を食べさせたマウスは明らかに細胞の再生能力がアップし寿命が延びたこと、その味噌の成分がメラノイジンという味噌の醸造が進むにつれて褐色になる成分だったことを突き止めました。それだけでなく味噌はがんや循環器の病気や高血圧や糖尿病の発生を抑制する働きもあるという高機能の食品であると彼は言っています。

その味噌ですが、味噌は米麹の割合が多いほど白くて甘くなり、少ないほど赤味噌になります。また、醸造期間が長いほど、褐変反応が進み、色が濃くなり薬効成分が増します。一番薬効成分が多いのは、大豆と塩だけで3年重石をかけて醸造した豆味噌で、上記の広島大学教授の実験も豆味噌で行われました。それから塩分を気にする方も多いのですが、味噌で摂る塩分は良い力になるようでまったく心配する必要がないようです。

しかし現在市場に出回っている味噌は、醸造・発酵を止めないと、袋が膨張して商品として駄目なことから、加熱処理や酒精(醸造用アルコール)で死滅させているので、生きた味噌が持っている味噌本来の機能は期待できないのです。本当に良い生きている味噌がほしければ自分で作るしかありません。メダカのがっこうの自給自足くらぶで、原料から無農薬、無添加で生きる環境を取り戻してくれる田畑で育った大豆や米で作りましょう。(報告:中村陽子)

 

 

 

 

2015年7月29日

7月26日 健康ぬか床教室

DSC_1761

暑さも一段と厳しくなってきましたが、ぬか漬けを毎日食べれば夏バテ知らずです!
それに夏は汗を沢山かくので、ぬか漬けを食べれば塩分補給もできますよね。
メダカのぬか床はこだわりの米麹を入れますが、ここに美味しさの秘密があります。
子供たちも喜んで食べる最高のぬか漬けの作り方は、ぬか床にかかっていますが、メダカのぬか床なら、美味しいぬか漬けが簡単に出来ちゃいます!今回の教室も大盛況でした。ありがとうございました♪(報告:水野勇吾)

2015年7月26日

7月13日添加物をなくす料理のヒント教室

DSC_1720 DSC_1719 DSC_1717 DSC_1715

今回は基礎編なので冷蔵庫の肥やしになっている添加物いっぱいの「〇〇の素」を捨てるための基本的な調味料を作りました。その後、参加者皆様の力をあわせて作った調味料を使って簡単料理をしました。

DSC_1732DSC_1731DSC_1730DSC_1729

かえしを使って肉の変わりに車麩を使った肉じゃが。玉ねぎ酢にかえしと大根おろしを加えたドレッシングを使った葛のサラダ、水切りした島豆腐ににんにく醤油で下味をつけ米粉をまぶし低温でジックリ揚げ醤油麹をトッピングした揚げ豆腐、ズッキーニを両面やいて練り梅をトッピングしたもの。基本的な無添加の調味料を使うと短時間で美味しいお料理が作れました。デザートは塩ゆでした小豆と寒天にきな粉をかけ甘味には血糖値が上がらないアーユルベーダ医療で何千年も前から使われているキトル椰子から取ったピュアシロップを使ってみました。

これにご飯といつもの具だくさん味噌汁。どれも身体に優しいお食事を実感できる出来映えでした。来月はこれら調味料を使ったお料理の実践編になりますので奮ってご参加くださいませ。(報告:塩野入史子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年7月21日

7月19日 メダカのがっこう座学講座 赤峰勝人講演会 “赤峰勝人は現代の食医だ!”

IMG_2047 IMG_2052 IMG_2058

メダカのがっこうは、年3回ほど「食で身体を立て直そう。」というテーマで座学講座を開いています。今回は中村陽子理事長のたってのお願いで<赤峰勝人は現代の食医だ!「アトピーが治らないわけ」>という題でお話をいただきました。

 

IMG_2054IMG_2065

まずは参加者の感想をいくつかお伝えいたします。「食から宇宙へ、すべてが循環の中にあること。赤峰さんの素朴さ、リラックスする波動が伝わり心地よく響きました。」「アトピーが近頃またひどい症状が見られ悩んでいたところでした。親子で参加させて頂きお話を聞くことができて光が見えたような心地です。食物で身体は良くなる。それを強く感じました。」「安全な物、本物を知る良い勉強になりました。まずは旬のものを知り身体が欲しがるもの、不足しているものを感じてみようと思いました。」「当たり前のことで日常の意識が足りなかったこと、自然といのちの大切さ、循環の大切さを認識できました。」「アトピーの原因に得心が行った。化学肥料だらけの食べ物の世の中で、なお難しさも感じました。」「千島学説、ダイオキシンのこと、氣についてと新しいこと触れて心にストンと落ちました。」などなど、たくさんのお声をいただきました。

私は今まで家族の健康を考え孤軍奮闘しているお母様がなかなか考えに賛同してもらえない御嬢様やご主人と一緒にご来場くださって、和やかな雰囲気でお帰りになる方々を何組も見ることができて、今回の講演が少しでも役に立ったと思って大変うれしくなりました。(報告:塩野入史子)

 

 

2015年7月21日

7月11日12日 田の草取り援農in大田原 水口農場

農大生援農1

7月11,12日、4名の東京農大生を連れて、研修を兼ねた草取り援農に行ってきました。田んぼは稲がかなり育っており、中には入れず、畔周りから主にクログアイを取りました。びっしり生えたクログアイを取るのは結構しんどかったものの、若い学生さん他2名の社会人も含め、人海戦術で草取り完了!の達成感を実感できました。

 炎天下の草取りでヘロヘロになった体を冷やしてくれたのが、用水路で冷やされたスイカ。作業の合間のスイカは格別の味、一服の清涼剤となって体力倍増のひと時でした。
 今回も威力を発揮したのが、草取り新兵器・ダックホー。アルミの先端が楕円形の刃になっていて遠くのコナギなど草の根を切って浮かせる作業がこれでかなりはかどりました。ただ、やはり早い時期の草取りに効力発揮で、草が大きくなるとやはり力が要ります。草取りは早め早めが肝心です。(報告:援農隊長/根本伸一)
2015年7月16日

7月11日籾つき玄米の黒焼き実践教室in吉祥寺(メダカ事務局)

DSC_2645 DSC_2646
暑い陽射しの中、黒焼き実践教室を行いました。
暑い日に黒焼きを焼くのは大変だと思われるかも知れませんが、むしろ汗をたくさんかいてデトックスしながら黒焼きも作れるので一石二鳥なのです。
黒焼き玄米茶は3時間炒らなくてはならないのですが、その理由も教室でお伝えします。科学的な根拠があるのです。
黒焼き玄米茶は陽性なので、夏はマコモ茶や三年番茶などとブレンドするのもオススメですね。季節に合わせで飲み方を工夫しましょう。
自宅で黒焼き玄米茶を作れるようになれば鬼に金棒ですよ!(報告:水野勇吾)

2015年7月13日

7月11日いざというときの食養と手当法(アトピーと排毒)

食養というのは、本当は病気によって治療方法が一つ一つ違うわけではなく、血液や血管を汚すものを摂ることを止め、良い血液を作る食事を摂り、これにより体力がついて身体に溜まっていた毒素を出せるようになったら排毒しやすいような手当をすることで、体を立て直していきます。ですからアトピーといっても、さして特別なことはありません。しかもアトピーは病気ではなく、体にとって排毒の手段であるという立場で対処します。

メダカのがっこうは、様々な食養がある中で、1万人のアトピーを治したという赤峰勝人さんの実績を評価し、農薬、化学肥料、添加物、人工甘味料、合成甘味料、香料などの石油化学製品を一切摂らないことを、一番重要なことと考えています。今日の教室では、現代4人に一人がアトピー、2人に一人がガンという状況になっていますが、日本がここに来るまでの過程を振り返りました。

DSC_1700

昭和28年ごろに出てきたホリドールという農薬、硫安という化学肥料ですでに農家の自殺者が出て、梁瀬義亮さんという有吉佐和子さんの複合汚染の主人公である内科医がこの農薬を使う近代農法を死の農法と気づいたこと、昭和32年除草剤PCPが出た時には、用水路の魚やウナギ全滅したこと、以前から出てきていた食品添加物が年を経るごとに増え、現在1150種以上あること、昭和35年ごろから出てきた除草剤グリホザートなどの農薬で、永久歯が生えない子供たちが出始め、現在10人に一人の割合になっていること、平成14年ごろから出てきた殺虫剤ネオニコチノイドは、以前の体を直撃する農薬と違い、脳かく乱物質でミツバチの帰趨能力を奪い絶滅に追いやったこと、そして人間には無害といわれていたにもかかわらず、未発達の脳に害をもたらし、多動性の子どもが10人に0.7~1人という割合に達していること。この間に人間の自然治癒力をつかさどっていた自然塩にかわり、体液を狂わす塩化ナトリウムの塩しか手に入らない時代が続き、それは昭和47年から専売法が説かれる平成9年まで続いたこと。現在でも海のミネラルバランスが残っている塩は200人に1人しか手に入れられないことなど、水や空気の汚染は省きましたが、私たちがどれほど化学物質に侵され続けているかを勉強しました。

この現代社会の中で、化学物質を使わない米、野菜、調味料、基本的食料を命を優先する農家を協力して作っているのがメダカのがっこうなのです。

DSC_1701DSC_1704

さて数ある食養講座の中で、実践体験を最も大事にして毎回体験していただいているのがメダカのがっこうのこの講座です。この日も、梅醤番茶、糀水(酵素の補給に)、ヤンノーという小豆の粉と葛で作った飲み物(腎臓を養う)、大根蕩(タンパクの排毒によい)などを、すべて実際に作り試飲したり、生姜湿布のやり方を勉強し、膵炎の方に施したり、みんなも肩や眼に当てたり、全員でヨモギの足湯をして足の裏から排毒する体験をしたり、最後に手技といって何もなくても手を使って治療する方法を大友さんの指導の下実践したりと、盛りだくさんの体験をしてみな実践力を付けてお帰りになります。

DSC_1702

講師の大友映男先生が、人生を自由に生きるためには、健康を自分で維持できなければならないとマクロビや中医学、太極拳、手技などを修業することで得てきた知恵を実践方法を、惜しみなく分けてくれます。やったことがないことは、いくら話を聞いても本を読んでも、愛する人にやってあげることができません。皆さんどうぞこの講座に来て、実践力をつけてください。(報告:中村陽子)

 

 

 

 

2015年7月12日

7月6日夏の野草料理教室in神保町

DSC_1693

昨日、水口農場で摘んできた夏の野草の勉強をしました。実際に摘む体験をしていないので、生えているところの説明や、上だけ摘むことで枝分かれし花芽が増えること、その場でいらない葉っぱなどを落とす掃除をしてその場においてくることなど、摘み方の説明や、簡単な草の説明を前半でしました。回数を重ねている方も多く、ずいぶん草がわかる方が増えてきたことを感じました。

DSC_1694

レシピは昨日と同じですので、前回の活動報告を参考になさってください。野草を取り入れることで、みんな少しずつ氣を養っていると思います。農薬・化学肥料・添加物などの化学物質を入れないことと、気があふれた生きているものを食べることを、諦めないでチャンスあるごとに積み重ねてきましょう。いつの間に、打たれ強く踏ん張りがきく人になっていることでしょう。(報告:中村陽子)

2015年7月12日

7月5日夏の野草料理教室in水口農場

7月には、春の野草は高く伸び、花が咲き、大きく硬くなり、アクが強くなっています。そこで夏には、夏に出てきた草を摘んでいただきます。野草を食べる意味は、自分で種を落とし、自分で子孫を残している野草の生命力をいただくのが目的、市場に出回っている野菜がほとんどF1種という命をつながない野菜になってしまっている現代だからこそ、野草を知り、季節ごとに少しずつ体に取り入れることが大切なのです。

1DSCN0382 DSCN0381

夏の野草としては、野カンゾウのつぼみ、ツユクサ、イノコヅチ、アオゲイトウ(ヒューナ)、イヌビユ、タデ、クワ、クズ、カキドオシ(お茶)などで、水口農場の田んぼの畔で、作物のように立派に育ったこれらの野草を、参加者みんなで摘みました。これも数十年にわたって除草剤や化学肥料を一切使わないで、大地を守ってくれている水口さんの努力のおかげ、このことを忘れてはいけないと思い、この旨を皆様に伝えました。

1DSCN0386

今日のレシピは、①野カンゾウのつぼみのシンプル炒め ②夏草のしぐれ味噌(皮付き生姜をたっぷり入れます)③ツユクサやクワの磯辺和え ④揚げ出し豆腐の葛の葉あんかけ+揚げナスのしぐれ味噌あんかけ ⑤夏野菜のラタトゥーユ(麦みそ)⑥茄子とピーマンとニンジンのこねり ⑦赤紫蘇茶めし ⑧漬物3種(大根キュウリの糠漬け、キュウリとニンジンの塩麹漬、エゴマの醤油漬) ⑨わかめスープ ⑩梅のみりん漬の寒天寄せ お茶としてカキドオシ茶、ミント茶、食事の終わりに黒焼き玄米珈琲

1DSCN0383DSCN0388

湿気が多く、熱いような寒いような気候だと、体の代謝が詰まりやすく、体調を崩す人がおおいのですが、この季節にはシソ科の香りを発散しているものもたくさん生えてきて、これらを取り入れることは薬膳的にも有効です。また皮付き生姜の発汗作用を活用して、代謝を促すメニューにしました。赤紫蘇茶は梅干しを作るときの赤紫蘇を干したユカリを煮出したお茶ですが、これでご飯を炊くとほんのりピンク色の塩味少々ついたおいしいご飯になり、この季節の薬膳ごはんになります。デザートは、梅をみりんだけで漬けて2年たったものを寒天で固めましたが、これも食事がすっきり終われるものです。最後に野草と夏野菜の陰性を消すために黒焼き玄米珈琲を付けましたが、最後の締めとしてバランスがとれたと思います。

水口農場の野草は本当にのびのびと育った葉の幅も広く柔らかいものですが、水口さんのように農薬や化学肥料ゼロで頑張ってくださっている農家のお米を食べることで、この環境を守ることができます。メダカのがっこうの花まる農家のお米をどんどん食べて、広めることにご協力ください。(報告:中村陽子)