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活動報告

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2015年2月25日

2月22日食とお米とその周辺の研究会―春の野草研究―

「米と塩と野草が分かれば生きていける」というのは自給自足くらぶの基本。この研究会では、塩、米、種、油と勉強してきました。今回は春の野草を取り上げました。

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春の七草を始めその他の食べられる野草20草のコメント、薬効、料理の仕方などをまとめてみました。また間違えやすい毒草もいくつかご紹介しました。野草の摘み方、アク抜き法数種など。草の名前の共通して使われている言葉の解説や例など。いろいろ草に親しんでいただけるよう工夫しました。また草を人間の都合で分類すると、①薬草は、薬になる草だが美味しいとは限らない。②野草は、毒のない草で、美味しいかまずくない草である。③ただの草は、毒はないがまずくて食べられない草である。④毒草は毒がある草だがまずいとは限らない。の4つになると思います。

市場に出回っている野菜が次に命をつながないF1種であること、遺伝子組み換えがどんどん広がっている今、厳しい条件下でも自分の力で種を落とし繁殖する力のある野草を知り、体を痛めない食べ方を知ることは、とても意味のあることです。次回は野に出て実際に草を見ながら行う予定です。どうぞお楽しみに。(報告:中村陽子)

 

2015年2月25日

2月21日いざという時の食養と手当法(五行五色)

陰陽、八卦をナトリウムとカリウム、十二の定理として解明したのが桜沢如一氏。彼の理論は、日本の気候風土や日本人の体質に合ったもので、私にとって心身ともに理解がしやすいのですが、同じ陰陽五行説と言っても、中国の気候風土の中で構築された五行五法は、動物性がバンバン入る食養なので、私たち日本人には、そのまま取り入れるわけにはいきません。しかし何千年も生きてきた教えなので、その素晴らしさを知っておくことが必要ということで、今回勉強しました。

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中国の陰陽五行説のすばらしさの神髄は、「医食同源」という考え方です。中国の医学では、下薬が対症療法的な薬、中薬が体質改善をする中期的な薬、上薬が健康な体を作る食ということで、食は最高の薬なのです。ここが一番学ぶべき大切なところで、その内容は気候・風土に合ったものを自分たちで構築していくのが良いのだと思いました。

たとえば中国の五行説では、「春は酸」ですが、日本では「春は苦み」です。これは冬の間にどんな老廃物がたまったかの内容によって、動物性の油がたまった場合は酸味が解毒に良いのでしょうが、動物性のものでない穀物中心の老廃物がたまっている日本人には排泄を促す苦味が良いのだと思います。このように、自分の立ち位置を正しく認識しておけば、たくさんの情報に慌てることなく自分の頭で考えられる人になれます。これがメダカのがっこうの目指す自立した人間です。

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さて今回の手当法は、今までやったことのないからし湿布を行いました。これは強烈な効き目で、胆石を溶かすと言われていますが、私は子供の時良く気管支炎になり肺炎予防のためにからし湿布をしてもらいました。すぐ赤くなるときは軽傷ですぐ直りますが、なかなか赤くならないときは重傷なので医者に行く必要があるそうです。

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定例の足湯はヨモギでやりました。みんな気持ち良くてやめられない人は、最後の食事の時にも足湯の続きをしていました。でも本当は、足湯の前後30分は食事はしない方がいいと、西式健康法で教わったことを思い出しました。今度真意を確かめておきましょう。(報告:中村陽子)

 

 

 

2015年2月24日

2月11日ふわっとカチッと握らないおむすび教室

握らないおむすび作りに挑戦です。日頃、メダカのがっこう米をご愛顧いただいている会員のかたが多く参加してくださいました。

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おむすびを結ぶ立ち方、両手の使い方、リズム、三角のおむすび練習模型も登場してみなさん熱心に炊きての御飯と格闘です。一時間ももくもくと無心に取り組んでいくとあら不思議、なんとなくフンワリ感がでてきました。写真のおむすびは参加のみなさんの卒業おむすびです。さまになったでしよ。(報告:塩野入史子)

 

2015年2月14日

2月6日7日8日麹から造る味噌造り合宿

毎年2月恒例の寒仕込み、米麹から造る味噌造り2泊3日合宿です。本当は4日かかるのですが、お米は水口さんが前日から洗って水につけておいてくれるので、3日ですむのです。

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1日目の朝、お米を蒸して台に広げてさまし、麹菌をつけて温かい箱に入れて菌がお米に回るのを待ちます。順調に米麹に育ち始めたら何回か切り替えして麹部屋に移します。熱をかけるのははじめだけ、あとは自分の熱で醗酵します。米麹は3日目の朝完成します。

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2日目は大豆を柔らかく蒸して冷ましてミンサーにかけてつぶします。蒸し時間は長いので、その間黒大豆の選別など人海戦術の農家のおばあちゃんの手仕事を手伝います。みんなでおしゃべりしながらやれば楽しくできます。草取りと同じです。

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3日目の朝、出来上がった麹と潰した大豆と塩を合わせて撹拌し、味噌玉を作って振り塩をした樽に並べ、良く空気を抜いて樽詰めします。振り塩をして2~3日たったところで、塩蓋をして、これから長く貯蔵します。最低11月まで、一番おいしいのは来年の11月以降、薬効成分が増すのは再来年の11月以降です。出来れば今年の夏に一度天地返しをすると醸造のムラがなくなり、さらにおいしくなります。

お味噌は一人でも作れるものですが、メダカのがっこうの花まる農家が作ってくれた農薬・化学肥料ゼロの在来種の大豆と小麦を使って、メダカのがっこう米で米麹から造って、みんなでみんなの分を造って分ける共同作業は村仕事みたいでとても楽しいです。

写真は撮りませんでしたが、3日間水口農場で採れた農薬ゼロの野菜料理とヨモギ茶、甘酒やどぶろくは本当においしかったです。来年も多くの皆さんで作りましょう!(報告:中村陽子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年2月14日

1月28日 砂糖と卵と乳製品を使わないお菓子作り(雑穀クッキーほか)

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皆様から好評をいただいている〈いのちの田んぼのオリジナルクッキー〉2種類を作りました。〈黒焼きデトックスクッキー〉と〈雑穀クッキー〉です。何れも健全な材料から美味しくて健康に寄与するものを作って、どうしても甘い物がほしいというお客様にお応えしようとスタッフで作り上げたお菓子です。作り方の初御披露目です。たくさんの方が参加して下さいました。それぞれを作りながら混ぜ方、成型の仕方、焼き加減の判断のポイントなどを伝授しました。
ご参加の皆様の感想をご紹介いたします。
・美味しかったです。まず、雑穀クッキーを作ってみます。
・お店で販売しているクッキーのレシピが知れて良かったです。作り方のコツを教えてくださったので自分でも作れそうです。
・いつも買っているクッキーが簡単にできてとても良かったです。
・クッキーが簡単に作れて楽しかったです。材料さえそろえぱ、自分でつくれそうだなと思いました。
・黒焼きデトックスクッキーは甥っ子(2才)が大好きなのでこれからは買うだけではなく作ってみます。雑穀クッキーも作って
みます。
・材料が揃えば、手間をかけなくても、手順を間違わずにやれば、私にも出来ると思いました。
・砂糖に変わるものをと思っていましたので助かりました。
・大変良かったです。特に雑穀クッキーはほどよい甘さで美味しかったです。今後もいろいろなお菓子をお願いいたします。
・ためになるお話しをたくさんしていただき勉強になりました。2才の孫に自然な物を食べさせたくて参加しました。大変美味しくて早速作ってみたいと思います。
・とても楽しく凄く勉強になりました。食について改めて考えさせられました。
・実習もあり、材料の説明もありで勉強ぬりました。もう少し実習中心でも良いと思いました。(報告:塩野入史子)