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活動報告

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2010年2月22日

2/20 総会&ほうれんそう会 事務局レポート

100220メダカ定例総会 022.jpg こんにちは!事務局田中です。
 先日2/20(土)に正会員の方14名、見学会員の方3名の
 参加による第9会定例総会が行われましたのでご報告
いたします♪
まず2009年度メダカのがっこう各事業の活動報告と会計報告、本年度の活動予算案についての報告等が理事長中村陽子よりされ、全案が可決されました。
その後メダカTV撮影者である尾高さんによる仲澤塾の田植え〜稲刈りまでの
 一年間を追った素晴らしい自然の映像の放映、
生きもの係林鷹央さんによるメダカのがっこうの現在までの生きもの調査のまとめと報告がされました。

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林さんの報告では、飛び入りで植物の専門家である関口晋太郎さんの植物に関する興味深いお話や
エコ育絵本を企画・製作された黒坂三和子さんによる絵本の紹介と、なんと、皆での回し読みによる朗読会!
そして、その後は無農薬野菜・食材をふんだんに使った若杉ばあちゃんの台所スタッフによる美味しいお料理やお酒による懇親会が行われました。
「専門家だけでなく、一人一人が生きものを語れる語り部になろう!」と身近な自然の大切さを訴える林さんの声かけにより
一人一人が感じる生きものや自然とのエピソードを語りあう
楽しい会となりました。
絵本や身近な生物の観察をとおして、みんなが自然を愛し大切にする人になれたらいいですね♪
そんな温かい雰囲気に包まれた一日なりました。
みなさん、今年もメダカのがっこうと一緒に生きものいっぱい、自然いっぱいの楽しい年にしましょう!ぴかぴか(新しい)
本年度もメダカのがっこうをよろしくお願いします。
各種イベントのお問合せはメダカ事務局まで
メールnpomedaka@yahoo.co.jp 担当 田中
ひらめき参考:エコ育絵本について 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2010011802000057.html
ご購入希望者は黒坂三和子さんまで メールVYQ05062@nifty.com 
ぴかぴか(新しい)割引きありぴかぴか(新しい)
 ↑おすすめです!我が家では2歳の息子がお気に入りで
全巻購入してしまいました手(チョキ)

2010年2月18日

2/18 生きもの図鑑“街の生命100”創刊!

kinari.jpg ぴかぴか(新しい)メダカのがっこう生きもの係 林鷹央さん発行ぴかぴか(新しい)
   図鑑 街の生命100
  いつでもどこでも誰とでも、生きものを観たら調べよう!
  身近な生きものの“発見”が、環境を守る第一歩足
メダカのがっこう生きもののお兄さんとしてお馴染みの
林鷹央さんが発行したポケット図鑑「街の生命100」が、パルシステムKINARIで紹介されました。
「環境を考えるなら、まず自分たちの身の回りの生きものに眼差しを注ごう!」
日常の中で見かける生きものたち。名前を知ることが出来ると
もっともっと仲良くなれます♪
ぜひお手元に一冊ご用意下さいかわいい
一冊400円ですかわいい
ご注文はコチラ
図鑑の詳しい紹介と林さんのホームページはコチラから
 

2010年2月17日

2/5-7 伊豆大島自然塩見学ツア-体験報告その2

海の精 塩釜の説明.JPG
椿油の抽出.JPG

念願の大島上陸!
1度は行ってみたいと思っていた東京都・大島に行ってきました。
目的は、自然海塩の元祖・海の精とおむすび茶屋でお馴染み、海の馨の阪本の塩づくりの見学です。
十数年前に食に関心を持ち、本当の本物のさ・し・す・せ・そ を追い求め始めた時に出会ったのが
海の精でした、私にとって塩の生産現場に行くことはとても有意義なものでした。
行きの船の中で、日本食用塩研究会の立上げに携わった、
おむすび茶屋・スタッフの石川さんに
海の精の興味深い歴史をレクチャーしてもらい準備は万全。
大島は特有の地形と黒潮の影響でキレイな海水が豊富にある。それを汲みあげ自然の風によって濃縮された
かん水というものを塩にしていく作業は大変手間がかかります。
濃縮されたかん水800㍑を平釜に入れて温度を調節しながら、
蒸発した分を注ぎたし最終的に4K㍑の
かん水を丸1日かけて400㍑になるまで煮詰めます。すると見事に結晶化し、自然冷却したものをにがり分9%になるまで脱水して粗塩、
つまり海の精の完成となる。
阪本さんの海の馨も基本的には同じだが、独自の工夫が施され1人で製造している(すごすぎる)。
違う点は元の海水が深層海水であること、それをより時間をかけゆっくり、じっくりと塩にしていく。
その結果、とてもまろやかな味わいになる。阪本さんの人柄が表れている塩とでも言おうか本当に甘くてウマイ塩でした。
1971年にそれまで日本の塩を支えてきた塩田が廃止になり、イオン交換膜方式なるものによって作られた純度99.9%の
塩が25年以上も日本の食卓に置かれてきました。純度99.9%は聞こえはいいが果たしてそれは本当に塩なのであろうか?
海の馨は純度80〜90%である、ということは本来あるべき微量栄養素までも取り除いたということではないだろうか?
これはまさに化学塩、工業塩なのではないでしょうか?
諸君!何はさておき今すぐ塩を変えよう!
そう大声で叫びたくなりました。なぜなら塩は命の源なんですから・・・
最後に今は数少なくなった玉締め圧搾法で搾る椿油の現場にお邪魔してきました。
90歳になる昔ながらの機械でゆっくり丁寧にキレイな油が滴る光景が素敵でした。
海の精の方も海の馨の阪本さんも椿油の高田製油所の方もみなさん口をそろえて言っていたのが
〝なんでこんなことやってるのかねー〟 
〝採算を考えたんじゃ出来ないョ〟  でした。
その満面の笑顔と目の輝きは眩しいくらいで大いに心を揺さぶられました。
私は小売の立場として、このことを消費者のみなさんに伝えなければと強く心に思った 大島でした。
おまけ・・・
べっこう、シャビ焼、アオリいかの丸焼き、ムロ鯵のくさや、椿油フォンデュ? 食べられなかったメッカリ、
あしたばものいろいろ、御神火麦焼酎、船で飲むビール?・・ 美味しいもの沢山、うまかった!大島万歳!!
ご参加者 H様

※とても楽しいご感想ありがとうございました!

2010年2月15日

2/5-7 伊豆大島自然塩見学ツアー体験報告その1

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初めての伊豆大島、盛りだくさん塩ツアー

 阪本さんの塩づくりに興味があり、忙しくても便乗させてもらいたいと申し込んだ。
深層海水から「しほ・海の馨」を造っていらっしゃる阪本さんご夫妻にお会いしたかった、
塩の出来る過程を知りたかったからですが、本物を知る事は、何と楽しい事でしょう。
阪本さんの楽しそうな生き様が、なにより素晴らしいエネルギーとなり、想像以上に収穫の大きいツアーでした。
最初、「海の精」の工場や塩田を見学させていただいた。
白いしぶきをあげ海が荒れている。海岸の強い風、この風が「塩」を乾かす、
塩分濃度をあげるのに適しているのだ、塩をくみ上げてネット架の大きな装置で海水を上から
噴水のように落として、風で水分を飛ばす。太陽と風の力を利用。
その後平釜で火の力でじっくりしあげる。ここで塩ができるまでの段階が理解できた。
寒さと風をこらえた「塩田」見学の後、おいしい昼食を堪能、魚のべっこう漬すし丼がおいしかった。
午後は、いよいよ阪本章裕さん宅へ。おむすび茶屋の主力メンバーの石川さんは、
30年前阪本さんと3年程塩造りをやっていらしたそうです。
阪本さんは、1971年塩専売法が出来た時から、これを憂い伊豆大島に移り住み、塩職人となった。
米以外は、なんでも自給自足ができる逞しさに穏かなご夫妻の笑顔を見て、圧倒されました。
2,000年のサイクルで地球を大循環する深層海水を200数十メートル掘り下げて汲み上げて
造っているそうです。大きな塩田装置も大きな自宅もみんな阪本さんが造ったそうです。
お子さんは、自宅出産。その時お産婆さんから「満月の塩は、造らないの?」と聞かれ、
「満月の塩」ができたそうです。
味がまろやかで、後で口の中に甘さが広がります。深層海水のミネラルの成分の神秘。
その上「満月の塩」をなめさせていただいて、塩のとりこになってしまいました。
僅かに取れるニガリも一般のとは、雲殿の差です。このニガリでお豆腐を食べてみたいです。
阪本さんが30年前谷克彦先生との出会いから塩職人の奮闘が始まった。
その時テレビ取材を受けたDVDを宿で上演。阪本さん、石川さんの若かりし頃を拝見致しました。
音声がでなかったので、石川さんの弁士がまた良かったです。
当時を再現し、面白可笑しく笑いの渦となった。
皆さんの志が今の「しほ・海の馨」につながっているんだなあ。
今年も手造りの味噌づくり、醤油づくり、梅干しづくりを阪本さんの塩でやれば、
格別の味となるでしょう。
 メダカの目指しているのは、自給自足の自給率をあげること。
食の安全は、造っている人の顔が見える、造っている人の志が自然を大切にする宇宙エネルギーで繋がっている。
楽しい事が、世の中を変える力になるのでしょう。
 椿油の工場、高田製作所(たかた製作所)は、百年以上の伝統を守って、
成分の良い油を造っていました。抗酸化の椿油できれいな肌になりそうな気がしました。
 御神火 三原山へ登り、椿祭りを楽しみ、伊豆大島の魚を食し、本当に感動の旅でした。
自分で造るものは、おいしいし、生きる楽しさに繋がります。
自給自足の力を付けて行きたいと改めて刺激を受けました。
   
参加者 Tさん
※楽しいご感想ありがとうございました!