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活動報告

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2007年10月15日

10/6 積水ファミリー自然塾と新宿せいが保育園の稲刈り

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茂木の棚田で今年最後の稲刈りをしてきましたー!
ラストを飾ってくれたのは、積水化学工業さんと新宿せいが保育園さんですぴかぴか(新しい)
今年3年目になる積水化学工業さんの『ファミリー自然塾』は環境活動の一環として、ツインリンクもてぎ内にあった30年間放置されていた棚田で稲作りをしてくれています。
2002年からメダカのがっこうが復元し、ハッチョウトンボや、タガメなどの今はあまり見られなくなった生きものたちが、たくさん生息できる環境を取り戻しています
今回の参加者は30名あまり、子どもたちもたくさん参加しました。
新宿せいが保育園は、2007年4月開園でしたが、園長さんのお考えで、農薬や化学肥料を使わず作った人の顔が見えるお米や野菜や食材を子どもたちに食べさせたいという方針の下、メダカのがっこうのお米と、関係者の無農薬の野菜などを使って下さっています。
しかも新宿せいが保育園さんは父兄の会が中心になって、田んぼ体験を実現ひらめきしているのです。
これはとても素晴らしいことでするんるん
今回は5家族17名がご参加下さいました。

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さてさて、稲刈りです。
積水さんとせいがさんと2手に分かれて行いました。
積水さんはもう3年目なので子どもの中でも経験がある子もいます。
年齢も6年生のお姉さん・お兄さん〜1年生くらいの子までいるので、面倒みたりみられたりの関係がとてもいい感じです。
永田はちっちゃい子が多いせいがさんの方に付かせていただきました。
初めて田んぼに入る5歳くらいの男の子は、1歩で田んぼの深さに仰天して号泣あせあせ(飛び散る汗)
田んぼには入らずに畦を駆け回っていました。
最初は泥が気持ち悪い子数人も慣れて来ると反対に気持ちが良くなって、『泥んこ探検に行ってきま〜す!』とか言って楽しんでいました手(チョキ)
小学校3年生の女の子2人は、大人顔負けでザクザク進んで行っていました。
田んぼではみんな楽しみ方が色々なのが好きです。
稲刈り→稲を束に縛る→竿に干すのが流れでしたが、子どもたちは稲を刈り終わると、トウキョウダルマガエルやアメリカザリガニを捕まえたり、畦を走り回って遊んでいましたわーい(嬉しい顔)
保育園の子どもたちには稲刈りより泥んこになったり生きものを追いかけるほうが楽しいですよね。
お腹がぺこぺこになってきたあたりで、丁度お昼になりました揺れるハート
お昼は今朝おむすび茶屋で作った塩むすび、古代米むすび、きびあわむすびとお味噌汁です。
やはり農作業の後の青空の下でのみなさんとの食事は格別ですねかわいい
せいがさんからの参加者の方からの感想は
●子どもの頃を思い出せた
●稲刈りを自分がして、大変さが身にしみたので、無農薬の作物が高価な意味がよく分かった。
●子どもが泥んこになる体験ができて良かった
などとご意見をいただきました。
子どもは目に見えて明らかに楽しんでいるのが分かるのですが、大人の方も楽しんでいただけているようで良かったです。
田んぼを今年初体験したせいがの森保育園の皆さんですが、すっかり気に入って、来年もご参加を検討していただけるようでした。
また田んぼのファンが増えて本当に嬉しいです。

byむつ
2007年10月10日

☆秋の野草料理教室 レシピ一覧☆

秋の野草料理教室で作ったメニューのレシピ集ですぴかぴか(新しい)
ご家庭でもぜひ作ってみてくださいねるんるん
2007年10月
1.レンコンとマコモのうなぎもどき
2.ゴーヤとマコモの精進チャンプルー
3.生八橋
4.縄文カレー
5.板麩とマコモのチンジャオロースー風
6.マコモの味噌汁

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2007年10月2日

9/29-30 もてぎ分校と大田原水口農場の稲刈り

 稲刈りは雨雨が大敵。
東京ではこの日、朝から雨が降り、どうしようかと思っていましたが、どうやら北関東は10時ごろから曇るらしいということで、出発しました。
思ったとおり、大雨の中、常磐道を走り抜け、水戸インターを降りると雨がやんでいました。
 この日は、もてぎ分校の井村田の稲刈りでした。
杉並区役所を辞めたど素人の井村さんが生れて初めて作った田んぼです。
でも苗は水口さんの立派な成苗だし、棚倉断層のミネラルは入れたし、米糠も発酵おからも入れたし、みんなで草取りには来たし、自然の恵みと様々な人たちの助けのおかげさまで、1年目にしては稲の穂が垂れ下がり、1反3畝の稲穂が風に揺れていましたぴかぴか(新しい)
よく育ったね、ありがとう、って感じです。
 この日の参加者は、メダカのがっこうのメンバー15名がマイクロバスで、5月の田植えに参加した八王子のせいがの森保育園のご家族が4家族マイカーで到着、10時ごろから始めました。
 茂木町からは、ど素人の井村さんを心配して何かとアドバイスしてくださっている茂垣さんおむすび茶屋に野菜を入れてくれている豊口さん同じく雑穀を入れてくれている沓掛さんが、本職の助っ人として来てくれました。
プロは働きが違うので本当に助かりまするんるん
 また、うれしいことに、千葉の椿農場の椿さんご夫妻が応援に駆けつけてくれました。
椿農場では稲刈りが全部終わり、今日宿泊する馬頭温泉で少し骨休めをすることや、大田原の水口さんに会うのが楽しみで来て下さったのです。
ついでに田んぼの先生になっていただき、みんなに稲刈りのプロの技を見せていただきましたわーい(嬉しい顔)

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ノコガマは横に引くと
気持ち良く切れる!
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食休み中に縄綯い(ナワナイ)レッスン!
講師は椿さん♪
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はざがけ終了図。美しい〜♪

 初めの予定では、井村さんがバインダーでどんどん刈り取り、手刈りは少しで済むはずだったのですが、昨日の大雨で田んぼがぬかるみ機械を入れないほうがいいという判断で、手刈りになりましたふらふら
メダカとせいがの森保育園合わせて35名いても、みんな慣れていないので、骨休めのつもりできている椿さんご夫妻や、もてぎのプロの農家の方たちが、たくさんたくさん働くはめになってしまいました。すみませんあせあせ(飛び散る汗)
 4割ほど刈ったところで、おむすびとけんちん汁をいただき、みんな一休み。
せいがの森保育園の方たちは、ここで終了、道の駅でSLに乗るのだと帰っていきました。
第2部は、残ったメダカのメンバーで稲刈り開始、少し地面が乾いてきたということで、バインダーも参加しましたが、土がまとわりついて、始終停まってばかりでしたたらーっ(汗)
夕方5時近くまでやって、9割以上刈り取った稲はすべてはざがけしました。
ほんとにほんとにお疲れ様いい気分(温泉)、これから馬頭温泉にいく私たちはいいけれど、もてぎの助っ人には、何もご馳走できず、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、感謝してお別れしました。
 馬頭温泉は本当にいい温泉でしたぴかぴか(新しい)
また7時過ぎに、大田原の水口さんご夫妻や大野さんが合流し、素晴らしい交流会になりました。
それぞれが自己紹介をしているうちに、メダカの事務局がある西荻窪に住んでいる人が2人いることや、一人はやさい村関係者、また一人は日本の自然海塩運動の立役者である阪本彰裕さん(おむすび茶屋では彼の塩を使っている)のお嬢さんであることが分かったり、椿さんの米を食べて血液検査値が生れて初めて正常になった方がいたり、おむすび茶屋の重要メンバーである3名がそれぞれが抱負を語ったり、メダカのがっこうの古参メンバーがまたいい発言をしたりして、本当に本当にすごい人たちに囲まれてこの運動は支えられていることを感じ、感謝、感謝の気持ちでいっぱいになりました
 
 翌30日は、大田原の水口農場では様々な体験がありました。

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これがウワサのマコモです★

マコモ田でマコモタケ収穫をしたり、稲文字が見事に実ったビオトープを観たり、ニンジン畑で草を取り始めたところで雨が降ってきてしまいましたふらふら
なのでコンバインに乗せてもらって稲刈りをし、本物の農家になった気分を味わうのはできませんでした。
水口さんの田んぼが見れなくて一番残念がっていらっしゃったのは椿さんと奥様のかつ子さんです。
水口さんと椿さんはお互いを尊敬し合っていらっしゃるのです。
椿さんは水口さんと水口さんの田んぼに会うために来たと言っても過言ではなかったでしょう。
折角佐原からいらして下さったのに、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
何よりもまず稲刈りをするべきでした。

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売り切れご免のダダチャマメドーナツ!
美味〜♪

お昼のおむすびがまたおいしく、アユ100匹を男性陣が炭火で焼いてくださり、水口さんの新米のおむすびを一人で7個も食べた人もいました手(チョキ)
水口さんの奥様・まさ子さんのお料理がまた美味しく、ダダチャマメ(エダマメ)と米粉で作ったドーナツは地元の子どもたちに大人気で、大人(特に女性)は慌てて確保していましたあせあせ(飛び散る汗)
この日は東京では土砂降りの雨でしたが、大田原は雨が少し降っただけで、本当に稲刈り体験最後のイベントが、天候に恵まれたことを、心から感謝しました。
皆さん、来年は水口農場にも来てくださいねるんるん

2007年10月2日

9/22 もてぎハッチョウトンボの棚田の稲刈り

070922_3.JPG 22日は、お日さまが痛いほどの晴天晴れでした。
田植え、田の草取り・ホタル観と田んぼ体験シリーズで通ってきたハッチョウトンボの棚田の稲刈りということで、マイクロバス1台とマイカー12台、60名ほどの参加でしたるんるん
 この棚田は5年前に復元してから、毎年メダカのがっこうが10枚から15枚ほど作り続けている田んぼです。
この棚田は、ツインリンクもてぎというレース場を含む200ヘクタール程の大きな敷地の中にあり、生活廃水などがないので、水も清らかで、山の生きものたちも多様性を保っています。
田んぼを復元してからは、さらに水生生物が戻ってきて、ホタルが乱舞するようになりましたぴかぴか(新しい)
 そう、棚田は、復元することと、その後稲を作り続けることが、とても大切なのです。
棚田は、プロの農家は生産効率が悪いので、とても出来ないのですが、私たちのように都市部の者が、自然を楽しみながら、お米の収穫量など気にせずに、作り続けるのが一番なのです。
 講釈はこのくらいにして、今回も子供づれのご家族がたくさん参加され、親御さんは稲刈りに、こどもたちはカエルを追いかけたり、オニヤンマを追いかけたりしていましたわーい(嬉しい顔)
カエルが好きなのはこどもばかりではなくヘビも出没するのですが、1年間田んぼに通っていると、皆さんかなり慣れて、「ああいるわ」って感じになりました。
 オニヤンマを追いかけて最後まで捕まえられなかったお子さんが気になって、私も時々見ていました目が、オニヤンマって、ほんとうに停まらずに飛び続けることが出来るんですね。感心しました。
070922_2.JPG 田の草取りは1回しかしていないので、コナギやオモダカ、ミゾソバ、イボクサの中で、稲があまり分けつ出来ず遠慮がちに育っている様子ですふらふら
稲を刈って、束ねて、はざがけするのですが、人数が多かったので、1時間半ほどで終了しました。
その後は、お楽しみのおいしいおむすびとけんちん汁で昼食でしたが、みんな日差しが強いので、日陰を求めて移動したり、熱中症にならない工夫をしていました。
 今年の出来は、1俵(60kg)くらいいくでしょうか。
この田んぼは稲だけでなく、ハッチョウトンボや、ホタルやタガメまで元気なので、お米の味が野性味あふれて違いますぴかぴか(新しい)
ここのお米が一番おいしいハートたち(複数ハート)という人も一人や二人ではありません。
わずかな収穫量ですが、参加者全員に少しずつ送るつもりです手(チョキ)
070922_1.JPG 最後にホタル観の台にみんな集合し、参加者たちを紹介したり、今年3回の田んぼ体験を皆勤した、韓国の歌手の金さんの歌を鑑賞したり、みんなで「ふるさと」を歌ったりしましたるんるん
 暑くて暑くて、身体は疲れて大変でしたが、田んぼは心にいっぱい元気をくれるところです。
未だ経験のない方は、来年この田んぼに来て見ませんか?