4月25日 健康ぬか床教室
今回のぬか床教室には、メダカの自給自足くらぶ教室に初めて参加した方が3人もいらっしゃいました!
ぬか床教室の人気の高さがうかがい知れますね♪
これから気温も上がり、ぬか床の管理が難しくなりますが、メダカのぬか床教室では管理の仕方もバッチリとレクチャーいたします。
大切なぬか床にカビが生えたりしたらショックですからね~。
今回のぬか床作りも、皆さん一生懸命に愛情を注いでMyぬか床を完成させました。
このぬか床が孫の代まで受け継がれるといいですね!
困ったときはぬか床くらぶにSOSしてくださいね!
教室の後は、美味しいメダカのお食事をみんなでいただきました。(報告:水野勇吾)
4月22日 食養料理教室
食養料理教室が久しぶりに開かれました。
今回のテーマは添加物を少しでも使わないための色々調味料作りです。作ったのは①甘酢、②簡単XO醤油(エックスオージャン)、③麻辣油(マーラーユ)④玉ねぎ万能調味料です。これらを作った後はお店にあった野菜を使い、参加者が自由に調味料を組み合わせてお料理を作るという実践的な教室となりました。
講師の新里さんが大豆タンパク(ソイミート)をもどして②に浸けたものを作ってきてくれていたのでこれに青菜を入れて炒めたのがメインディッシュになり、写真の様なお料理ができました。これに新里さんが焼いてきたケーキと百薬の長とさらにはお米ダイニング自慢の御飯と味噌汁が加わりとても美味しいボリュームたっぷりのお食事となりました。このような調味料を常備すると自由に食の発想力と応用力が養われるなあと感心しました。 (報告:塩野入史子)
4月21日 春の野草料理教室in神保町
水口農場で摘んだ野草で野草料理教室を開きました。摘んでから1日経ったこともあり、アクが強くなっているはずなので、3段階のアク抜きをしっかりしました。10品目も野草料理を作るとすばらしいバイキング料理となることを実感できた有意義な教室でした。
メニュウは野草味噌、絶品よもぎのごま豆腐、菜の花とさくらの塩漬けを入れたかわいいおむすび、タンポポサラダ、野草の磯辺和え、野かんぞうのぬた、三つ葉の澄まし汁、土筆のシンプル炒め、デザートはよもぎのかりん糖、お茶はよもぎ茶です。基本的な灰汁抜きの仕方をおそわり3班に別れてお料理を作りました。よもぎをペーストにするのは結構大変でした。やわらかそうなのに塩をいれてサッと茹で、みじん切りにする段で既に困難をきわめました。なんと繊維の強いこと。30分以上叩いたり、すり鉢でするというより突くという感じでみんなで奮闘しました。葛を練るのもなかなか簡単ではありません。全員参加でおかげさまでぷるんぷるんの凄く美味しいごま豆腐ができました。(報告:塩野入史子)
参加者のお声をご紹介致します。◆自分で野草をとるのは難しいのですが教室で下処理の仕方や料理の仕方を教えて頂いたので野草がてに入ったときはぜひ自分でも作ろうと思います。美味しく、楽しくすばらしい体験ができました。元気になりました。ごま豆腐以外はとても簡単でした。夏、秋と野草の種類がかわるのが楽しみです。また参加したいです。
4月19日 春の野草料理教室in大田原水口農場
安全な春の野草が一番生えているところ、それは長年、農薬や化学肥料を使わずに田んぼや畑を作ってくれている農場です。メダカのがっこうでは、茂木の山間の棚田の仲澤農場で草摘みからする野草料理教室を開催したり、大田原の水口農場で開催したりしています。4月中旬を過ぎると、春の野草も移り変わります。フキノトウやツクシは時期を過ぎ,カラスノエンドウやノカンゾウも適期を過ぎ、タンポポやノビルは少し大きめ、セリ、オオバコ、ヨメナ、ヨモギは旬、それでもたべられる大きさのものを集めました。
ヨモギ胡麻豆腐、菜の花とヨメナおむすび、野草味噌(セリ、ノビル、オオバコ、タンポポ)タンポポのパスタサラダ、ヨモギのかりんとう、ノビルとノカンゾウと菜の花のチヂミ、ノカンゾウの酢味噌和え、ツクシのシンプル炒め、特別参加で水口さんの自然薯の磯辺揚げ、ポテト人参サラダ、キクイモの味噌漬けなどなど、1時目標でみんなで力を合わせて料理しました。
春の野草を満喫しました。参加者の皆さんは、身体のお掃除になったと思います。水口農場では今苗づくりの真っ最中。気が抜けない時期の1日、本当にご協力ありがとうございました。(報告:中村陽子)
4月18日 タイコウさんの出汁取り教室
毎度タイコウ稲いなばさんのお話しは有意義で、軽妙かつさわやかです。最高の出汁を体験したい方は一度は参加することを強くお薦め致します。稲葉さんの教えは、最高の素材を使って出汁を取れば、昆布は水から、鰹節はお湯からの法則のみで経済的で、すばらしい出汁がとれる。テクニックなどない。出汁は毎日とらずに二日に一回でよい。これのみです。稲葉さんもいい味の方です。(報告:塩野入史子)
参加者の感想をお伝えします。
◆今までに聞いていた出汁の取り方と違って驚きました。神経質に考えなくとも良いことだとわかりました。削り方のポイントがわかり、実際体験ができ大変勉強になりました。
4月15日 玄米飯炊釜を使った美味しい玄米の炊き方教室
本日の玄米は佐渡の佐々木さんのお米を初めて使いました。写真のとおりすはらしく糊が上がり、この飯炊釜の特色がいかせてとても美味しい玄米ご飯がたけました。
参加の皆様から玄米ご飯にたいする称賛を頂きました。また、この飯炊釜で炊く白米や分つき米の簡単でエコなことといったらすばらしいです。強火で12分から15分、沸騰したら火を消して待つこと15分でふっくら写真のような蟹穴のような美味しい御飯がたけました。まさにこの飯炊事釜は最高の道具のひとつです。
炊きたての御飯でいただいたメダカのがっこう定食は格別でした。幸せです。(報告:塩野入史子)
4月12日 食とお米とその周辺の研究会(醤油の研究)
米・味噌・醤油は日本人が健康に生きていくために必要な基本的な食料。これが完全に良いものなら日本人の健康は心配ありません。しかし現状は惨憺たるもの。醤油の自給率は何と0%。原料のほとんどは、遺伝子組み換えの大豆の油を搾った脱脂大豆で輸入されたもの。遺伝子組み換えでないと書いてない限り、遺伝子組み換えであること。その脱脂大豆は油の研究の時勉強したノルマルヘキサン(ベンジン)に溶かして抽出した後の大豆。小麦もポストバーベストを経た輸入小麦。とても使える原料ではありません。
そこで、今回は醤油の研究をしました。ゲストはメダカのがっこうの持ち込んだ農薬ゼロの大豆と小麦に醤油麹をつけてくださっているあきる野市の近藤醸造店の近藤社長ご夫妻。東京で1件だけ残っている国産丸大豆で醤油を醸造しているお店です。実は私たちは昨年から近藤醸造店に麹をつけてもらっているのですが、この醤油を搾ってみたら今までの中で一番味が良かったのです。そして醤油の搾りかすも今までと違ってとても美味しいのです。どうしてかと思っていたら、思い当たる節がありました。それは夫婦力を合わせて麹をつけて温度管理をしてくれているのです。それと近藤社長の人柄だと思いました。不正やごまかしとは無縁の人間性なのです。
大企業の醤油造りは、本醸造と言っても温度をかけた即醸作りが主流。砂糖や甘味料(ステビアなど)、ブドウ糖果糖液糖など遺伝子組み換えのトウモロコシからとったコーンスターチから抽出した糖分、アルコール、アミノ酸などが裏の表示にあるものもかなりあります。本醸造の説明からは理解できない添加物です。それでもこの本醸造はまだ良い方、新式即醸作りだと、大豆を加水分解した旨味を使ってさらに短縮したり、2週間で作る方法もあり、醤油の味を作っているようです。加水分解とは塩酸で溶かしだし、苛性ソーダで中和させてうまみを引き出す方法です。しかしこの塩酸や苛性ソーダは原料ではないので表示する義務はないのです。
それに引き換え、近藤社長ご夫妻の醤油造りのお話は誠実さにあふれ、本当に良い方に麹をつけていただいていることに感謝いっぱいになりました。近藤社長は、従来の醤油造りとは違う、太陽と風による醸造を面白いと認めてくださり、今年は店先で1樽この方法で醸造して下さっているのです。醤油造りはまだ募集中です。1口17000円(会員15000円)で5升の醤油が手に入ります。関心のある方は事務局までご連絡ください。(報告:中村陽子)
4月12日 田んぼの学校(田んぼはみんなを守っている)
農家は今田んぼ整備や代かき、苗づくりに一番忙しい季節。実は田植までに今年草で困るか困らないかが決まってしまうほど、田んぼ整備は大切です。また今年の稲の出来の8割は苗づくりにかかっていると言われています。そんな農家の稲作りの1年や、日本の国土の7%もある田んぼの役割について勉強しました。
また同じ稲作りでも、年18回も農薬を使う慣行農法や9回以下にする特別栽培と、有機栽培や自然農法の違いも勉強しました。除草剤や殺虫際を使わない稲作りは、田の草取りが重労働です。その方法として、環境にやさしいと思われているアイガモ農法やコイ農法、サリが二農法などは生き物を農薬代わりに使う方法で、生物多様性からは程遠い日本の自然再生につながらない方法であることもお知らせしました。
良い田んぼとは生物多様性の田んぼであること。高齢化した農家にこの重労働を押し付けることなく、草対策に失敗した田んぼには、人海戦術で草取りに行くのが一番いい方法であること、またこの交流が農家を支え、私たちの生きる環境と安全な食料を守ることになるのです。教室の写真を撮り忘れたため、終了後のおむすびと野草の交流会の写真を載せました。(報告:中村陽子)
4月11日いざという時の食養と手当法(半日断食と組み合わせて効率よい排毒を)
今の時期は体の中から噴き出してくるものがある春の季節。うまく排毒できないと,浮腫んだり腫れたり、じんましんが出たり、歯痛、頭痛、だるさなど、様々な症状で苦しんでいる方がたくさんいます。こういう時良いものを摂ることを考えるより、出すことを考えるのが一番。また出そうと思っても、血の流れ、代謝ができる体になっていないと思うように排毒できなかったりします。
身体のすべての不調は排毒の兆候。何とか自分の身体の手助けができるようにがんばりましょう!食養で玄米やみそ汁で体力がついてきた方たちには、半日断食の提案です。断食には、人間の体に眠っている本来の力を呼び覚ます力があります。断食は体内の体脂肪を分解するスイッチが入ります。宿便を排泄するところまで行けば感謝です。身体の中の化学物質も排泄します。また自己融解を起こし血管の詰まりを解消します。また眠っている遺伝子を起こすこともできます。この断食を本格的にするのではなく、道場に入ることなく仕事や日常生活をしながら、毎日18時間の断食をするのです。これは講師である大友映男氏とメダカのがっこうが考えた方法です。
断食中の飲み物として、梅醤番茶、黒焼き玄米茶、梅酢を薄めた水、葛湯、大根蕩などが有効です。そしてヨモギの足湯も足の裏からの排毒を促します。これらの飲み物や足湯の体験をしました。
断食の跡は宿便取りのために、味噌湿布が有効なので、味噌湿布の実習をしました。最後に手を使った手当、みんなで背中から腎臓への手当をしました。触れるか触れないかの手当ですが、温かい熱が体の芯まで入ってきて気持ちが良かったです。(報告:中村陽子)
4月8日 黒焼き玄米茶・マコモ茶・梅干しの黒焼きの作り方・飲み方教室
本日の教室は自宅でつくるときのポイントを実践的に伝授致しました。
①黒焼き玄米茶を作るときは一度に三時間焼いて仕上げるのではなく、工程を2時間と1時間に分ける。前半は量をたくさん作り、後半の仕上げの1時間は量を少なくして丁寧に仕上げて行くと煙が少なくレンジフードの下で作ることができます。
②梅干しの黒焼きは24時間焼き続けるのではなく、自分がレンジを気にしていられるときに断続的に24時間焼けば良い。レンジは安全装置がついていので、しょっちゅう消えるので、側にいて消えたら点けるを繰り返して、のべ24時間かけて仕上げるとできます。最初の5時間ぐらいはあまり良い匂いとは言えない匂いを発しますのレンジフードをしっかりまわしましょう。
③マコモ葉はお好みで土鍋で浅煎りでも深煎りでも結構ですので煎ってお楽しみください。ただし、土鍋は火を消した後も10分はそのまま働いていることを忘れないことです。早めに火を消してください。
以上です。(報告:塩野入史子)