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活動報告

2015年10月5日

9月27日 東北支援の棚田の稲刈り

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茂木のひっそりとした山間にある東北支援の棚田、今年もNPO法人底上げの若者たちと一緒に、稲を育てました。交代で草取りを頻繁に行ったおかげ、草を抑えることに成功、稲が立派に実り、稲刈りを迎えました。

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都会でパソコンの前で毎日働いている私たちには、この静かな棚田の空間は、別世界。体の緊張がほどけ、心が楽になります。すべてが手作業なので、鎌で刈り、束ね、はざかけをする。作業量が多いので、身体はくたくたになりますが、帰ると元気になっているから不思議です。稲刈り終盤、みんなの疲れも胸突き八丁のころ、トラックの荷台に乗った子どもたちのはしゃいだ声が谷間に響きます。その張りのある声を聴くと、もう一つ元氣が出てくるのです。

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ここは実はツインリンクもてぎの敷地内、全く農薬や化学肥料を使わない生きものいっぱいの山間ですが、放置されて荒れ地の湿地のようになっていたところを、棚田を復元してからは、さらに生きものが豊かになりました。稲刈り後の稲株には、小さなクモたちがウヨウヨ、1株当たり2~3匹は見つかるとなると、田んぼ全体ではどれほどのクモがいるのでしょう。

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珍しい野の花たちにもたくさん会いました。まだまだ稲刈りする棚田があります。続きは10月12日に行います。参加なさりたい方は、中村陽子まで直接ご連絡ください。ここで収穫したお米は、岩手県田老町と大槌町の児童館や保育園の子どもたちに田んぼ紙芝居やおむすび教室をやりながら手渡しします。

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これからも東北支援の棚田の作業、手伝ってくださる方募集しています。(報告:中村陽子:090-3472-2038)