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活動報告

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2012年12月31日

★最新映像公開!『メダカTVチャンネル』★

TVhttp://jp.youtube.com/MedakaTV
こちらでは、田植えや生きもの調査などのイベントの様子や、中村陽子理事長のメッセージなど、メダカのがっこうに関する動画を公開していますぴかぴか(新しい)
今後も少しずつ動画をアップしていきますので、是非チェックしてみてくださいね手(チョキ)

※右上の動画『なぜ生きもの調査なのか』

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2012年12月26日

今年の醤油が搾れました!

今年の2〜3月に仕込み、熟成させていた醤油の最後の工程〝醤油絞り〟を11/31〜12/3にかけて山梨県北斗市五風十農場で行いましたぴかぴか(新しい)

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▲おなじみ五風十雨農場

昨年に引き続き35樽もの醤油樽を絞る一大行事!となりましたが、そのうちの1つの樽は、今回、個人の方対象に初めての試みで行った〝グループ参加希望〟の枠で集まった方々の樽。
1つの樽分、30本の出来上がりでは多いという方のために、初対面の方同士6人でグループを作っていただき醤油づくりにチャレンジ、出来上がった醤油を5本づつ分け合う形で行うという参加の形です。
グループの方からのレポートを転載いたします。
今後、醤油づくりに参加されたい方などぜひご参考になさってください。

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▲サンルーム内での保管の様子

■春〜冬までのもろみの管理状況
私たちは住んでいるところがバラバラの6人グループでしたので、武蔵野市のメダカのがっこう事務局に樽を置かせていただいていました。
ここは、理事長陽子さんが醤油づくりのために作ったサンルームがあり、日当たり、風通し、共に好条件な場所に保管することができました。
天地返しは最初の3回は3日おきに、その後1ヶ月は週1回行いました。
ここまでは別の樽に移しかえるやり方でしたが、その後の月1回の天地返しは底のもろみを表面にのせていくやり方にしました。この頃から、もろみの表面と中の温度を計るようになりました。
となりに置いてある樽でも若干の温度差があり、途中味見をした時には、温度の低い方が塩気が低かったです。
■醤油搾りを終えて
醤油づくりに参加したいと思ったきっかけは、少しでも〝自給自足〟に近づけるためでした。
同じグループの他の5名の参加者も何かあったときに自給できる知恵や技術を身につけたいという人が多く<いざというとき>というグループ名になりました。
2月のもろみ仕込みからみんなで協力しながら天地返しを繰り返し、10ヶ月間太陽の光で熟成させたもろみを搾りにウキウキと山梨県の五風十農場へ行きました。
すでに他のグループの醤油搾りは始まっていて、たくさんの沸き上がる湯の釜や、6台の醤油を搾る樽、真剣な表情の搾り師さんや研修生の姿は壮観でした。
最初に見学させていただいた船の搾り師、井上さんからお聞きしました。
「船を持っているだけではちゃんとした醤油は搾れない。企業秘密などなく、間違えて伝承していかないためにやる気の人にはきちっと教える」ということ。
もっと気軽に個人でも醤油づくりができると思っていたのですが、岩崎先生やその師匠である萩原先生、それを師事する搾り師さんや研修生の方達の努力や学びがあるからこそできることだと知りました。
最初に感じた壮観で圧倒的な印象はその方達の揺るぎない意思の現れだったのかもしれません。
夜の交流会でも搾り師さんや研修生の方のお話をお聞きしましたが、芯の通った方たちばかりでこれからの文化も少しずつ変わっていくような気がしました。
そして肝心の醤油の味は、天塩に育てたわが子のようで「美味しい、美味しい」とみんなで感激しあいました。
醤油は普段たくさん摂取すると喉がかわいたりしますが、この日はいろんな醤油を味見しましたが、そんなことは全くありませんでした。
「はじめまして」で集まった<いざというとき>グループでしたが、醤油作りを学ぶと共に共同で作業する大切さも学びました。仕事や子育てで忙しい人がいればできる人が作業する体制があれば醤油づくりも各地域で広がっていくのではないかと思います。
岩崎先生をはじめ、醤油搾り師さん、個人でも参加できるグループを作ってくださったメダカのがっこう、先人の知恵、そして10ヶ月間協力したった<いざというとき>の仲間、大地と水と太陽のめぐみ、すべてに感謝です。ありがとうございました。

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その他、参加者みなさんの感想ですぴかぴか(新しい)
●醤油を自分の手で作ったうれしさと、寄せ集めだったけど一年を共にした仲間と別れるという一抹の寂しさがありました。
材料は簡単な組み合わせだけどちゃんと発酵してくれる不思議さと奥深さがあり、できたときの感動、それも一人ではなく、グループ皆で作りあけたといううれしさがなんともいえなかったです。
とてもいい時間を皆で過ごせました。
●私は仕事、子連れ参加であったため、忙しい時期になってしまうと全く参加することができないという、非常に困った存在だったにも関わらず、参加できない時には他の方にフォローいただき、醤油づくりを体験することができました。結果、6人で分けても十分すぎる程の醤油も作ることができ、この人数が本当にちょうど良かったことに気づきました。さらに良かったのは、グループに男の方がお二人も居て、車の手配や樽の移動などなど中心でまとめてくださった事です。非常に良い経験をすることができました
●初対面だった筈なのですが、何だか同じような志を持っている者が集まっているから、いつもほっとする貴重な仲間、と勝手に思っておりました。そして素敵なラベルを作ってくださったり、写真を提供してくださったりする方がいたことも感激でした。年末のお節、今回は手づくり醤油でつくれるなんて何て幸せなことなのだろう!とひとり勝手に幸せ気分です。

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みんなで作るって楽しいですねるんるん
来年度の募集は1月初旬開始の予定です。
ご興味ある方はメダカのがっこう事務局までご連絡ください晴れ
お待ちしていますぴかぴか(新しい)
メダカのがっこう事務局
npomedaka@yahoo.co.jp

2012年12月25日

12/22 たくあん作り in 大田原

寒くなってきたら仕込みの時期です!
・・・ということで、去る12/22(土)栃木県大田原市の花まる農家水口農場で
たくあん作りを行いましたぴかぴか(新しい)
本日は当日のレシピを大公開いたしますぴかぴか(新しい)
■材料  
良く干した大根 7㎏〜10㎏
すりたての米ぬか 1.5kg
塩(海の馨)  0.4㎏
昆布(刻んだもの)  適量(旨みのため)
蜜柑皮(乾燥) 適量(香りづけのため)
柿の皮(乾燥) 適量(甘みづけのため)
鷹の爪  適量(辛み、防腐のため)
大根洗い用の塩 (適量)
■作り方
①蜜柑皮、柿の皮、昆布は混ぜやすように切っておく。鷹の爪は1本を2〜3つに切っておく。
昆布はハサミで大ざっぱに刻んでおく。
②大根以外の材料を混ぜ合わせ広げておく。

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③大根の葉をバラバラにならないように根本から切り離し、
黄色くしおれた葉は取り除いておく。

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④大根のほこりを洗い流すため、水を用意する。ここへ大根洗い用の塩を溶かす。
※大根は水に『塩水に漬ける』のではなく『くぐらせて』汚れを落とす。

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⑤塩水にくぐらせた大根を濡れたまま②に入れ、ぬかをよくまぶす。

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⑥漬物容器の底に②のぬかを二つかみ入れて広げておく。
容器にみっちりと隙間なく並べる。

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⑦大根が一列並んだら、大根葉もほこりを洗い流し、同様に糠をまぶし、上に並べる。

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⑧上から糠と蜜柑皮や昆布を隙間を埋めるようにかけ、ぎゅっと押し、隙間をできるだけ作らないようにする。

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⑨数段これを繰り返し、最後に上から残りの糠をかぶせて、平らにしたらよく押して隙間を作らないようにする。
⑩2倍以上の重石を上からかけます。(重しはビニール袋に塩をいれたもので良い)
⑪水が上がってきたら重しを減らして3か月目まで寝かせます。
※長期保存をする場合は、3か月以降も軽めでいいので、重石を掛けたままの方が良い。
お昼は水口農場の自給自足棟であたたかいお昼を食べて温まりますいい気分(温泉)

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さてさて、どんな味になるか・・・楽しみです!
メダカのがっこう〝自給自足クラブ〟では次回は「麹から作る味噌作り」を予定しています。
詳しくはお気軽に事務局まで。
または、こちらをご参照ください。