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活動報告

2015年6月11日

6月6日~7日佐渡田の草取りツアー

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佐渡には「トキの田んぼを守る会」という2001年からずっとメダカのがっこうと一緒に、農薬・化学肥料ゼロで田んぼの生態系を取り戻そうとしている農家がいます。2005年の交流会で、佐渡の農家の奥様が、「無農薬で一番のネックは草取りです。みんなで草取りに来てくれるといいのだけど」という言葉を受けて、2006年の6月から毎年田の草取りツアーに出かけています。今年も、米ネットワーク新潟というこだわりのお米屋さんのグループとメダカのがっこうの会員たちで伺いました。

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子どもたちを中心に生きもの調査隊を結成、1日目はメダカのがっこうのお米くらぶの農家、佐々木治巳農場へ、2日目はトキめきプラザ近くにある生きものの宝庫、佐々木邦基農場の調査をしました。カエルはニホンアカガエルのオタマジャクシにずいぶん足が生えていましたが、モリアオガエルは卵塊のみ、アマガエルやトノサマガエルはまだ数が少なく、サドガエルには残念ながら会えませんでした。しかし、黒サンショウウオの幼生や、たくさんのトンボのヤゴや水生昆虫の幼生に会うことが出来ました。子どもたちは水を得た魚のように楽しそうでした。ヘビの手触りを初体験して興奮していました。

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夜の交流会では、トキの田んぼを守る会の斎藤会長の地区の鬼太鼓を見せてくれました。また今回メダカのがっこうの古くからの知り合い、木谷正道さんがギター持ち込みで日本の歌やアメイジンググレースなど美しい歌を聞かせてくれました。茶摘みの歌の替え歌の「田の草取りの歌」も飛び入りでみんなに聞いていただきました。木谷さんはこの田の草取りツアーの意義に感じて、来年は仲間のバンドを連れて来てコンサートをやる約束をしてくれました。

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翌朝は6時宿泊所のトキ交流会館前集合で、トキウォークに出かけました。箱庭のような景色の中、トキの朝の巣立ちにも出会いました。しかし実はトキ交流会館の前の森をねぐらにしているトキのほうが、間違いなくみられるのです。交流会館で集合していると、かなりの確率でトキが数羽で頭上を飛んでいきます。野生のトキが数百羽になる日が来るなんて、佐渡に通い始めた15年前には考えられませんでした。これもトキの田んぼを守る会の農家たちの初めの一歩があったからこそと、感慨ひとしおです。

佐渡田の草取りツアーも今年で10年目、無農薬で命を優先する農家のお米を食べる都会の私たちが、田の草のことや草取りの苦労を知って一緒に悩み、年1回でも手伝いに来られる仲間を増やしたいと願っています。メダカのがっこうのみなさん、田の草取りに一緒に行きましょうね。(報告:中村陽子)