被災地ボランティアに参加して
メダカのがっこうでは、宮城県で被災された顧問岩崎先生のSOSを受けて、被災地に会員農家のお米を届ける『メダカお米募金』と、現地でのボランティア活動を開始しました。
今なお、被災地では深刻な状態が続いています。
ボランティアとして被災地入りされた中西さんからの報告が届きましたのでお届けします。
被災地ボランティアに興味のある方、そうでなくても何か自分にできないか・・・と考えていらっしゃる方。
メダカのがっこうと一緒にできることを始めてみませんか?
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4月15日(金)の夜に新宿を出発して、16・17日とお手伝いをして18日(月)の日付が変わる頃に東京に戻ってきました。
宮城県登米市にある廃校した小学校の体育館を拠点にしているRQ(市民災害救援
センター)でのボランティア活動で、
内容としては、被災者に救援物資を配るデリバリー、搬入された救援物資の整理、
食事班、温泉施設への送迎、老人ホームでの手伝い、瓦礫処理などがあります。
その時の要請と自分が手伝いたい班とのマッチングで仕事班が決まります。
私は指圧の仕事をしていることもあり、1日目はデリバリー班で物資をお宅に届けた際に指圧をさせていただきました。
また、2日目は温泉送迎してお風呂から出られた時にさせていただきました。
とにかく、首・背中が固く張っている方が多く、少しでも軽く楽になると顔の表情が変わり明るくなって「楽になった、ありがとう」の言葉を投げかけてもらいました。
温泉送迎途中、バスの中ではワイワイと話していたのですが、被災現場にさしかかると
一瞬にしてシーンとし、怖いくらい空気が変わったのは今でも忘れません。
私共では計り知れない深い想いを持ちながら生活している、そんな一面を感じました。
また若い人達から年配の人達までが、全国から休みをとってボランティアにかけつけ、
無償で人のために働いている姿をみれたこと、
何かをさせていただくたび、心からのありがとうが聞けたこと、
大変だけどなんとか乗り切っていこうという人たちにたくさん出会えたこと等、
とても嬉しいことや元気をもらうことが数多くありました。
ひとつとても印象に残っていることがあります。
それは、私が1日目にデリバリーの際、指圧をさせていただいた家族のところへ、次の日
立ち寄ったボランティアの方が伺うと、「昨日指圧をしてくれた人にこれを渡してくれ」
と手づくりの木彫りのお盆をいただいたことです。
その話を聞いた時に心の底から嬉しさがわきおこりました。
私にとって忘れられない大切な宝物です。
今回、メダカのがっこうさんからのお手伝いの要請がなかったら、このようなボランティア
に参加してなかったかもしれません。
メダカのがっこうの皆さんありがとうございました。
東京に戻ってからも、被災者の方ともつながって大切に生きていこうと考えることが
多くなりました。気力・体力があり、時間が取れる方は、一度行かれるといいかもしれません。
いろいろな出会いがありますよ。
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中西さん、ご報告ありがとうございました。
ご興味ある方、お気軽にメダカ事務局までご連絡下さい。
5月27日(金)にはボランティアについて、現地について詳しく知りたい方のために
『報告会』を開催します。
■ 被災地ボランティア説明会 ■
5月27日(金)18:30〜 神田神保町おむすび茶屋 参加費:無料
※お申し込みはコチラから
ぜひお気軽にお出かけください。
メダカ事務局 担当:田中
npomedaka@yahoo.co.jp