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活動報告

2015年10月19日

10月11日赤峰勝人“なずな問答塾”in東京

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7月に続いて、赤峰さんにお越しいただき、今回は、大分の赤峰農場で毎月第4日曜日に行われている“なずな問答塾”を東京で開催していただきました。作物を育てる農業は土づくりが基本、赤峰さんは、その土づくりの神髄がわかったとたんに、人間の身体の理屈もわかり、アトピーや病気の人を食べものだけで治せるようになったお百姓さんです。今回は、食で自分の問題を解決しようと決心した7名の相談者が、1か月にわたり、食事内容を記録した「食事ノート」を参加者全員に公開して下さり、赤峰さんの指導を受けました。

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土と人の身体は同じ理屈なので、農業の相談も行われました。この日の会場を提供して下さったコンチネンタルホテル府中は、青森に東北牧場という、馬の牧場とその馬糞を完熟たい肥にして無農薬の野菜を作っている農場を持っています。その担当者も質問をいろいろ用意してきていました。またメダカのがっこうの花まる農家、大田原の水口さんも赤峰さんのニンジンに憧れて、ニンジンを作り始めて数十年、この日は間引きしたニンジンをみんなにお土産に持ってきてくれました。赤峰さんはこのニンジンを見て、生命力の氣にあふれていると絶賛しました。その水口さんもいろいろ質問をしました。

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赤峰さんのお話の中で、私がこの日、一番心に残ったのは、人間のからだに効く薬は、草冠があらわすように、植物しかないこと。土を作るのも草しかないこと。化学合成されたもの、石油から作ったものは、成分だけ同じでも人間にも土にも効果がないことを肝に銘じました。このことを赤峰さんは12年間かけて体験で分かったのです。理想の土のミネラルバランスも、化学肥料や化学合成された成分を投入して作った土では、健康な作物はできないこと、人間もたとえばゲルマニウムがガン予防に有効であっても、化学合成されたゲルマニウムでは効果がないということです。

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植物は100年かけて1㎝の表土を作る。その土に化学合成された肥料、除草剤、消毒剤、燻蒸剤、殺虫剤などを入れている人間の愚かさ。これに気づいたら、私たちメダカのがっこうと一緒に、いのちを優先する農家と一緒に、生きる環境と安全な食料に困らない日本を次世代に残せるような先祖になるべく、がんばりましょう!