携帯サイトはこちら

活動報告

2014年10月5日

10月1日 食とお米とその周辺の研究会(新発足)

中村陽子は、メダカのがっこうを始める前に、海にミネラル研究会を主宰していました。そこでは、自然の摂理や自然の循環が寸断されていることがわかるミネラルを物差しにして、地球の歴史や命の始まり、地球の富の始まり(光合成)、分解者である微生物の驚くべき働き、日本の塩の歴史や現状など、私が知りたいことを実際に携わっている農家や生産者や研究者をお呼びして勉強していました。

数年後、この研究会で出会った生きものいっぱいの田んぼの魅力にはまり、子孫に生きる環境と安全な食料に困らない日本を残せる手だてが見えてきたので、メダカのがっこうを始めたのです。一番初めに発見したことは、絶滅危惧種は、メダカやトキではなく、環境に配慮した農作業をしてくれている農家だということです。そして、田んぼ環境トラストや、お米のフェアートレードを始めました。

次に、お米と塩・味噌・醤油と野草が分かれば生きていけるという自立の基本に立ち、命を大切にする農家と協力して、都会にいても自給自足生活のおすすめを提案し、自給自足くらぶを始め、味噌、醤油、梅干し、たくあん、油など、無農薬・無化学肥料の原料で無添加の調味料や基本的な食材を作れるようになりました。

自分で作ってみると、日本の食の状況がとてもよくわかり、ますます安全なものは自分で作るしかないと思うようになりました。

DSC_09251

この新しく発足した研究会では、私たちが分かってきた日本の食の事情の勉強をし、いかにこの状況の中で自立していくかを研究をしていきたいと思います。

第1回は、中村陽子が研究してきた「塩」についての研修と、研究会のメンバーのやりたいことなどを話し合いました。これからテーマによっては、現場の方をお呼びしてお話を伺うこともあると思います。