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活動報告

2014年12月16日

12月13日 いざという時の食養と手当法(陰陽入門)

大友映男氏を講師に迎えての食養と手当法教室。今回は、陰陽を広く知ろうというタイトルです。

毎回恒例の梅醤番茶で頭をスッキリさせてから教室を始めました。学生時代に戻って、テキストを声を出して回し読みします。緊張感が懐かしく感じます。

普通陰陽というと、食養の中の狭い意味でつかわれ、身体を温める(陽)体を冷やす(陰)身体を引き締める(陽)身体を緩める(陰)ことを食でコントロールしていきます。中庸を目指しているのですが、現代人は、化学薬品と砂糖、油、の取り過ぎで陰性に傾いている人が多いため、陽性の食事でバランスを取り戻す場合が多いのです。しかし陰陽の大本は中国の易学で、見えない世界、精神界が陰、見える世界、物質界が陽で、この宇宙は、陰が陽を包み込んでいるのです。この世はすべて陰陽で説明でき、陰陽の力が合力したものが、渦巻きで、渦巻きには遠心力の拡散するエネルギー(左回転)と、求心力の収縮するエネルギー(右回転)があることなど、広い視野でお話しいただきました。

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食養の実践①では、渦巻きの右回転と左回転を利用してごま塩を作りました。食養の実践②では冬の咳風邪に良く効く蓮根蕩を作りました。

手当法①は、味噌湿布。宿便取りにいいものです。おへその上に味噌湿布をし、こんにゃくで保温をしました。モデルは今日で断食14日目の塩野入さん。味噌湿布は身体の掃除を後押しします。手当法②はマコモの足湯。デトックス効果抜群の足湯です。手当法③は大友氏が指導している手技。今回は相手の肩甲骨を触れるか触れないかの位置で包み込み、リラックスさせて広げる方法を習いました。やさしく後押しされているような気持になりました。

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食事は玄米にごま塩、具だくさんのお味噌汁、根菜の煮物、常備菜(梅干し、たくあん、昆布の佃煮)のメダカのがっこう定食でした。農薬・化学肥料・添加物フリーの一汁一菜、身体に一切の負荷をかけず、真に元氣になる食事です。(報告:中村陽子)