12/1 メダカのがっこう交流会
初冬の日差しがまばゆく照らす中、メダカのがっこうの花まる農家と、会員が一堂に集う第4回メダカのがっこう交流会が、清澄庭園で開かれました
年々参加者が増えていますが、今年は100名を突破、みんなが楽しみにして下さっていることが分かり、とても嬉しいです
基調講演は、ここ数年、若杉友子さんにお願いしています。
それは、若杉さんが提唱し、実践している自給自足の暮し方、医者に頼らない生き方、自ら命をつなぐ野草や作物の種を保存し広げようとしている活動、全てが、メダカのがっこうの目指すところと同じだからです。
基調講演の後は、香取市、太田原市、佐渡のトキの田んぼを守る会の農家たちと、会場のみんなとのパネルディスカッションがあり、稲の生理や、作り方の技術、無農薬の苦労など何も知らない消費者と生産者との理解を深める時間を持ちました。
次に、みんなが一番楽しみにしている食事の時間です
メインはマコモタケの南蛮漬け、ふろふき大根ゆずみそかけ、ハスのキンピラ、根菜類の煮しめ、クレソンのごま味噌和えなど、8種類の料理と、塩むすび、黒米入り玄米、キビアワむすびなど3種類のおむすび、お酒は、メダカのがっこう五人娘を筆頭に、会員さんからの差し入れの各地の銘酒がそろいました
飲んだり食べたり、めったに会えない農家の方たちと話したり、若杉さんを囲んだり、自分の活動を紹介して仲間を見つけたり、部屋のあちらこちらで、はじけるような話し声が上がっていました
みんなすっかり童心に返り、なんのてらいも迷いもないとても良い顔をしていました
人任せにしない確かでおいしい食事、思ったことを実行し、徐々に自信をつけている人たちとの信頼の輪があれば、人は幸せを感じるのだと思います。
少し先の将来も、食べるもの、飲むもの、人々の信頼に困らないような世の中にするために、来年も思いを同じくする人たちと、いのちの田んぼを広げようと思います。