2015年5月25日
5月16日伊豆分校田植え
早朝からどしゃ降りとの電話が水口雅彦さんからあり、東京方面の参加者からの問い合わせも朝からあり、それでも田植えは決行すると宣言して向かった伊豆分校でしたが、皆がつくころには雨が上がり、風も吹き、涼しい田植えが楽しめました。
田植えも順調に進み、生きもののお兄さんに聞きながら、サワガニ、カワゲラなど田んぼより川辺の生きものが見つけたり、ツチガエルやモンキアゲハなど関東以北では見られない生きものたちもいました。右写真のかわいいべビは、ヒバカリです。
それから薬と機械を使う近代農法の田んぼでは絶滅状態だったヒルが繁殖し始めているようで、昨年まで被害はなかったのですが、素足で入った方たちが噛まれてしまいました。生きものいっぱいの田んぼに入るには、農作業の服装が必要であることを、肝に銘じました。今後田んぼに入るときは、長靴やタイツをはいて、入ることにします。生きものの宝庫の田んぼが嫌いになったら大変ですから。お昼ご飯の後、今日の生きものたちの解説を聞いて、子どもたちは水路に、おとなたちは草を抑えるための米ぬか播きをしました。(報告:中村陽子)