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活動報告

2015年6月2日

5月23日 もてぎハッチョウトンボの棚田の田植え by 積水化学G.自然塾+メダカのがっこう

ツインリンクもてぎ内の荒れ果てた棚田を復元して11年たちました。積水化学グループ自然塾や、メダカのがっこう会員が毎年この棚田で稲を育てているお蔭様で、今年も田んぼの生きものたちと一緒に田んぼ作業ができます。田んぼは人間が作った浅い水たまりで二次自然といいます。ですから、棚田は作り続けることが、自然再生になるのです。

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平地の田んぼと違い、この棚田は、水も冷たく、稲の分けつも少ないので、はじめから4~5本の苗を15センチ間隔に植えました。畝間は、30センチで風が通ります。いつもの2倍の苗を用意したのですが、これでも足らず、後日補植することにしました。

開始時間が11時近くと遅くなってしまいましたが、12時半には8枚全部の田んぼの田植ができました。お昼は、五分づきと、餅キビと、黒米の3色おむすび、具だくさんの味噌汁、それにおかずが3種でした。日差しは強かったですが、ホタル観の台の上で、今田植えが終わったばかりの田んぼの上を吹いてくる風を受けながら美味しくいただきました。

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食事後は、生きもの観察。みんな田んぼで見つけてきた生きものたちを先生に見せて、解説してもらいました。もちろん終わった後は、元いた場所に返しました。次回は7月4日の田の草取りとホタル観です。午後から田の草取りと生きもの観察をして、夕食を食べて、暗くなり始めたら棚田に降りていきます。ホタルを増やすには、アメリカザリガニを退治しなければなりません。今年もペットボトルで罠をたくさん作って仕掛ける予定です。(報告:中村陽子)