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活動報告

2014年7月9日

7月5日いざというときの食養と手当教室(10回コース最終回)

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食と手当で健康を取り戻す食養と手当教室の最終回として、気と血の巡りを取り上げました。食と同時に気と血が十分にあり、巡りが良いことが重要です。そこで参加者一人一人の体質チェックテストがら始めました。チェックの結果、4つのタイプに分けられました。それは、A.瘀血(おけつ)タイプ:血が汚れていて流れが悪いタイプ B.気滞タイプ(きたい):気の流れが滞っているタイプ C.血虚(けっきょ)タイプ:血が足りないタイプ D.気虚(ききょ)タイプ:元氣の気が足りないタイプ の4つです。
また、自分の食事の傾向をチェックするシートを全員チェックし、4タイプの対策とともに、講師の大友さんにアドバイスしていただきました。
大友氏は太極拳や手技の指導者でもあり、この日は体の気を流す体の動きや、手のひらの気を高める方法なども教えてくれました。
食養の実践は、梅醤番茶、疲労回復ドリンクと、つゆ草のお茶でした。疲労回復ドリンクは、甘酒に梅酢に水だけで作るのに、甘酸っぱくておいしい夏に最適の飲み物です。阪本さんの塩という最高の塩とその塩が引き出した梅のエキスとクエン酸が効いているのだと思います。
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またお手当では、そばパスターとヨモギの足湯をやりました。そばパスターは陽性で、がんの末期などにある腹水をとるものです。その場合、そばパスターをやってから30分以内につゆ草のお茶を飲むと水が出ていくのです。参加者の中には膝に水のたまっている人がいてそばパスターで湿布をしていました。生姜湿布をしてからやると、もっと効果が上がります。
最後に今日のお食事は、前回取り上げた陰陽五行説の五色どんぶり、今回の五色は、黒はナスのこんねり、赤はトマトのにんにく味噌炒めとトマトの醤油漬け、黄色は蒸しかぼちゃのフライ、緑はキュウリのピリ辛醤油漬け、白はキャベツの梅酢炒めで、同じ五色ですが、前回と違って夏の野菜を使って作りました。夏の野菜は陰性で体を冷やすので、このように高温で調理したり、塩、味噌、醤油でしっかり中庸にすることが料理のコツです。旬の食材を使って皆様の食養に役立つような料理になるよう、今後も勉強していきます。(報告:中村陽子)