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活動報告

2007年8月16日

8/11 千葉県香取市の定例生きもの調査

 メダカのがっこうが2002年から始めた田んぼの生きもの調査は、年4回6月、8月、10月、2月に、郡山と佐渡と千葉で行っています。
毎回、耕さない・冬・水・田んぼと、有機栽培田慣行田(農薬、化学肥料を使った一般の田んぼ)の3箇所の調査をしています。
 この日は、スタッフ4名、参加希望の会員の方3名、の計7名で10時から調査しました。
8月は、カエル調査、イトミミズ・ユスリカ調査、クモ調査、そして水が入っていれば、水質調査をします目
 ≪有機栽培田≫は、「メダカのがっこう五人娘」というお酒を造ってくださっている寺田本家の田んぼです。
農薬を使わないということは、草や生きものたちがたくさんいますが、稲も負けずに元気に育っていましたぴかぴか(新しい)
 ≪耕さない・冬・水・田んぼ≫は、椿さんの田んぼで、椿さんが毎日に草取りに苦労されていることを、田んぼの畦に積み重ねられているヒエが物語っていましたあせあせ(飛び散る汗)
しかしこの田んぼは、イトミミズからカエル、クモをはじめ、生物層がものすごく豊かです。
貴重な土水路が残っていうことも手伝って、メダカやタイコウチ、カエルやヘビなど、皆気持ちよさそうに水路を泳いでいました。
 ≪慣行田≫は、椿さんの斜め前の田んぼですが、除草剤を使った田んぼはさすが草がなくて、生きものもいなくて、稲だけが育っていました。
日本のほとんどの農家は、こういう田んぼがいい田んぼだと思って作っているのです!!ふらふら
 参加者の一人の方が、「なぜこの田んぼには草が生えていないのですか」とお聞きになりましたが、「除草剤を使っているからです」という答えに、びっくりされていました。
 たった2〜3千円の除草剤を撒けば、夏中田んぼに草取りに出なくてすむのに、椿さんのように、農薬を一切使わず、稲も田んぼの生きものたちも、食べる人もみんなを元気にするお米作りをしてくれる農家に、心から敬意をささげます。
 皆さん、メダカのがっこうが応援するいのちの田んぼのお米を食べて、素晴らしい農家の応援をお願いしますね手(チョキ)
 調査は1時過ぎまでかかりましたが、終わると椿さんの奥様が作ってくださった美味しいお昼が待っていましたるんるん
採れたての野菜で作った当たり前の料理が本当に美味しくて、熱いのにものすごい食欲でいただきました。
おむすび茶屋では、こういう料理を出したいとがんばっています。
 それにしても、10時から1時半までの一番暑い時間に炎天下、調査でドロドロになっていたので、みんなで成田にある温泉いい気分(温泉)に入って帰りました。働いた後のビールビールは最高ですね。