2016年1月1日
11月3日4日5日岩手県田老町と大槌町へ東北支援の旅
栃木県茂木町に東北支援の棚田があります。生きものいっぱいの棚田は、稲を作り続けないと環境を守ることができません。その仕事を石巻に本拠地を置くNPO底上げの若者たちとメダカのがっこうの有志が行いながら、毎年収穫した生物多様性の棚田米を、会員とご縁の深い田老町と大槌町の保育園や児童館に届けています。その他に、お米くらぶ会員から少しもてあましているお米をご寄附いただき、それも一緒にお届けしています。今年も2泊3日で行ってきました。
朝日が海から昇ります。田老町の保育所や児童館で、田んぼ紙芝居をやり、このお米がどんな田んぼで作られているかお話します。毎年子どもたちは入れ替わっているはずなのに、田んぼのことをよく知っているのです。昨年聞いてくれた年長さんが、お米作りに挑戦しはじめたり、生きもののこともよく勉強していました。
紙芝居の後は、おむすび教室です。みんなで1つずつ作り、おかわりは私がどんどん結びました。一人で3個4個と食べるお子さんもいました。おむすびを食べる子どもの姿が大好きな私は、至福の時を過ごしました。おむすびとこどもってなんでこんなに似つかわしいのでしょう。
最後にお礼だと言って、踊りを踊ってくれました。もし来年一緒に来て手伝いたいと思ってくださる方は、中村陽子まで申し出てくださいね。(報告:中村陽子)