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2010年12月13日

11/27 奥州環境フォーラム

ばあちゃん講演.JPG

去る11/27(土)、岩手県奥州市で行われた環境フォーラムにて
メダカ理事長陽子さんの紹介により若杉ばあちゃんの講演会が行われましたぴかぴか(新しい)
もともと環境を大切にする意識や、先人の知恵を大切にされている奥州の方々。
若杉ばあちゃんの講演をみなさん非常に熱心にお聞きくださり、
大反響のもと幕を閉じました。
フォーラム主催の方、参加者の方から多数、感謝の感想もたくさん寄せられています。
ご参加、ご協力いただきました皆様、有難うございました。
 ●若杉先生の講演ではわたしたちの日々の暮らしが、健やかな身体と環境を
  作り出すことに繋がっている事を教えていただきました。生命ある食べ物を、
  この奥州で育むための種を一粒ずつ心にいただいた思いです。
  ありがとうございました!
 ●陰と陽の食べ物があることにショックを受けた。食べ物について今までの
  常識を疑った。自然の物を見直し、気持ちを切り替えていきたい。
当日の詳細は奥州市の会報をご参照ください
(☆奥州市会報☆.pdf
をクリック)
ばあちゃんの講演の一部も書かれています♪
奥州.jpg
☆奥州市会報☆.pdf

続きを読む »

2010年11月25日

11/20 こんにゃく作り体験 感想文

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11月20日、快晴。この日は、お天気に恵まれて、太陽がきらきらしていました。
茂木は、紅葉もしていて、きれいに赤、黄、緑と色づいていました。
そして、たまゆら草園へ。主人の安さんと研修生のかおさんが、どうぞーと迎え入れてくれました。今回、参加者は子供からおばぁちゃんまで総勢15人くらい。
蒟蒻作りを始める前に、決明子と何かのお茶を出してくれたのですが、とても飲みやすく、美味しいお茶でした。
さて、本題の蒟蒻作り!!原料となるのは、こんにゃく芋、石灰、水。
主役となるこんにゃく芋は、大きく成長するのに3年はかかるそう。
こんにゃく芋が出来るまで気長に待たなければならない。
そのため、国内で芋を作っている所はほとんどないそう。市場で出回っているのは、ほぼ、中国産。そして、早く成長させるために、薬をたくさん使っているそうな。
少量作る場合と多量に作る場合の2通りの作り方を教えていただきました。
まず、少量作る場合、おろし金ですりおろしたものを練っていく。
ガスは使わず、火鉢と薪ストーブの上での調理。多量の場合は、適当に切ったこんにゃく芋をゆでてから、水を足してミキサーにかける。
本当は、このままでも良いのだけれど、ここで、安さんは、気を入れるために、火にかけ少し練ると言う。練りが足らなかったりすると、黄色やピンクに変色してしまうらしいが、今回は、そういうこともなく。焦げが混ざってはいけないから、その部分は取り除き…そして、石灰を混ぜあわせていく。勢いよく練る、練る。蒟蒻の匂いがしてきた!!蒟蒻らしくなってきた。これを、形を整えて、ラップをしておいて、冷めたら、適当に切って、茹でたらできあがり。あらま、思ったより簡単でした。
けれど、お家で作るとなると、こんにゃく芋をゲットするのが大変です。
たまゆらさんも、今年は不作だったそうです。
茹でている間に、研修生のかおさんが用意してくれた昼食のごちそう。
酵素玄米、野菜ゴロゴロ具沢山のスープ、海苔とひじきの佃煮、とろりとした蒟蒻、蒟蒻ミートを使った味噌炒め、株の塩漬け、紫芋のきんとん、そして、安さんお手製の豆腐の味噌漬け、五目ピーナッツと…豪盛にふるまってくださいました。野菜や食材は、ほぼ、自給されたもの。
そして、デザートまで!!ポンセンクリームを使ったケーキ。ドライフルーツがたくさん入っていて、本当どれもこれも美味しかったぁ。ごちそうさまでした。
その後、時間があったので、畑の見学とぽんせんを作っている工房に案内していただきました。
畑では、さまざまなお野菜が育っていました。皆それぞれに、綿やオクラの種、かぼちゃやら、決明子などお土産を摘んでいました笑 安さんは、畑を一周ぐるりと丁寧に説明してくださり、途中で、手で綿から糸を紡いでくれたりと、楽しい畑見学でした。
お土産に、こんにゃく、かりんを頂き、たまゆら草園お手製のぽんせんやパンなどを買ったりと、たくさんのお土産を手にして、皆、幸せそうでした。
穏やかな心地良い一日でした。ありがとうございました。
※参加者のKさま、さっそく楽しい感想文をありがとうございました!

2010年11月1日

10/23-24 マコモタケ収穫と野草料理教室

マコモタケ収穫と若杉先生のマコモタケづくし料理教室in水口農場
身土不二と旬の伝統食・日本人の食の立て直しセミナー

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写真1
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写真2
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写真6

10月23,24日にかけて大田原の水口農場と若杉先生のコラボ企画である首題のセミナーが開催されました。今回は総勢50名弱の参加者で大盛況のセミナーでした。
マコモは1億年前から存在し、お釈迦様も病人に使用し、日本では稲作が渡来する二,三千年前から縄文人の日常食で、和漢薬書に実、葉、根の薬効が記されています。マコモを食べたりお茶にして人体に入ると血液、リンパ液、細胞、唾液に浸透し、内臓部分から穏やかに不必要な老廃物や毒素が排泄され心身の清浄化が図れると言われています。
古代マコモは、縄文中期の遺跡の雑穀等の中から沢山出土しており、日本全域に分布していた事がわかっています。このように歴史があり有用なマコモは、現在の日本にはほとんど見当たりませんでした。若杉先生はそれを残念に思い、身土不二と旬を基本にした伝統食を正食として広めておりますが、その代表格のマコモを6年前から世界中に普及しています。
メダカの学校が縁で若杉先生から送られた三株のマコモが水口さんに渡り、沢山増やしていただき、その縁があり、このコラボ企画が生まれ、水口農場の若杉先生が訪れ、我々が参加させていただける機会が生まれました。マコモのご縁に感謝!!
23日は晴天に恵まれ、水口さんに丹精込めて育まれたマコモタケを、皆で協力しながら楽しく収穫しました(写真1)。次に収穫したマコモのわき草をはぎ、ぷっくり膨らんだマコモタケを取り(写真2)、草は藁で束ねて乾燥します。この草も薬効がありお茶等にします。
さて、食材が用意でき、若杉先生の料理の時間です。マコモタケ料理を7品、先生の軽妙な語りと手際で、水口さんの広い加工所を元気に縦横無尽に動き(ガスコンロを5個使用)、大事な基本は丁寧に教えていただきながら、50名分作っていただきました。マコモタケは筍とアスパラの食感に似て甘く、生でも、炊いても、炒めても、揚げてもそれぞれの食感で大変美味しくいただけました。(写真3)
今回は水口さんのご好意で宿泊所をお借りし、1泊の行程で昼・夜・朝・昼と4回食事をいただくことができました。採りたてのマコモは勿論、水口さんのこだわりのお米、野菜、味噌を若杉先生の指導のもとに毎食いただくことができ、勿論調味料もメダカの学校の手作り醤油、こだわりごま油、塩を使用し、なんと贅沢なセミナーなのでしょう!!
そして、24日は中村理事長のお取り計らいにより急遽(写真4)、若杉先生の講演会が開催され、若杉ファンには垂涎の内容の素晴らしいお話でした。食養生法、手当法等実際の話を交えながら分かり易くお話していただきました(写真5)。2日間の滞在中、若杉先生の周りでは食事の時、料理の時、雑談の時、ほろりほろりと光り輝く素晴らしい話がこぼれます。その中で印象的な言葉を紹介します。
『病気はその人の食歴、治すのではなく治る身体にする。それにはまず今まで溜め込んだ毒を排泄、心身の浄化をすることから始める』『これからの日本は水口さんのような謹厳実直なお百姓さんを大事にしなければいけません』。水口さんの育てたマコモタケは無農薬で安全安心なもの。マコモはまさにデトックス、浄化の食材です。病気でない人もマコモを食べて、現代の食事の毒をデトックスしましょう。
また、水口農場の人参畑、ホウレン草畑の草取りも行いました。水口さんの丹精込めた無農薬の畑は、大地が呼吸しているような清々しい空気でした。人参畑の雑草とは、何と驚くことに在来種の小松菜です(写真6)。(写真5の若杉先生の前に写っている在来種の胡瓜は、在来種の生命力、再生力の実験で一度折ってからまたその部分をつけておき、自然と元のようにくっついたものです)。
その小松菜は以前抜いたそうですが、恐るべし在来種!!力強い生命力で畑の端に、瑞々しく30〜40㎝に君臨して人参君を追いやっています。雑草というより生命力ある美味しい野菜なので、皆で人参救出作戦!と楽しく収穫しました。採れたて小松菜がお昼の食卓に出たのは言うまでもなく、我々のお土産にもいただきました。青菜は肝、腎に大変良いのですが、在来種の小松菜は、より良く我々を癒してくれることでしょう。
2日間のセミナーは、内容充実の超贅沢・豪華セミナーで時間が経つのが大変早かったです。最後に、当セミナーに参加し楽しませていただきました事を、若杉先生、水口さんファミリーとスタッフの皆様、メダカの学校の皆様に心より感謝いたします。
※参加者のA様よレポートいただきました!とても詳しくて楽しいレポートをありがとうございました!

2010年10月21日

10/17 若杉友子の野草料理教室

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 若杉先生の野草料理の本をきっかけにメダカのがっこうを知った私ですが、以来、お米を購入したり、また六月のおむすび茶屋での梅干し作り教室など、今年は色々とお世話になりました。
 今日のお料理教室も、あっという間の4時間でした。 マコモダケ、多分自分が覚えている限りでは、食したのは始め手かもしれません。癖もなく、生でも美味しくいただけるのにはびっくりしました。もしかするとエグイのかな?とか、案外灰汁が強いとか、癖があるのではなど、見た目でそう思ってしまいましたが、本当に甘く、優しい味でした。
 また、先生の囲炉裏端の本も気になっていたので手にする事が出来て嬉しかったです。
 そういえば、高きびバーグもマクロビの本で眺める事は多々あったのですが、中々自分で作るには想像を駆使しないと分からない代物と思っていたのですが、実に美味しく出来ていたので感動しました。お腹にもたれません。先生の言われるとおり冷えしらずです。私の職場では冷暖房の管理が出来ない場所で、夏は小型ヒーター、フリースのジャケット、ひざかけが必須アイテム、冬場は半袖でも良いくらいですので、体調も崩しやすく、冷えで長年悩んでおりましたが、やはりきちんと食養を知り、対策を採るのが必要だと思います。41になったばかりですが、恥ずかしながら、体調が最悪の歳、であり、年でありますので、今回のお教室は、本当にためになりますし、実践に使えます。自分の身を守らねば・・・と思います。
 また、肉食獣の娘、メタボ、糖尿病予備軍の高齢の母を抱えていますので、台所を預かる兼業主婦として、できる限り体に良いものを食べていきたいと遅れながらも、だいぶ意識が変わってきました。後はどう家族を巻き込むかです。
 今日のマコモダケ、五本購入させて頂き、ひと段落ついてから、早速しぐれ味噌を作りました。 マコモダケの皮をむき、洗濯用のネットにいれて、今屋内で干しています。二本くらいでいいかな、とみじん切り始めたらかなりの量になってしまい、それに合わせて、レンコン、人参、牛蒡を切り、生姜もきりましたら、随分と大量になってしました。牛蒡から炒め始め・・・・順々にやっていき、蒸し煮までは良かったのですが、さて、味噌の量は?どうやって溶くんだっけ?と肝心なところを記入し忘れていて、急いでネットでマクロビのレシピを探し、それに近い形で作り上げました。 これは冷凍して取っておきます、そして友人にも差し上げようと思いまshした。 夜の7時過ぎに作業を始めて没頭していたら、11時近くまで色々とやっていました。一人で千切り、もう明日は筋肉痛かもしれませんが、とても愉しく出来ました。
 今回素敵な機会を与えて頂きありがとうございました。また一家の料理係としては、是非とも来年予定の先生のセミナーにも参加させていただきたいと思います。
 先生、中村様をはじめ、オイスカの皆様、またメダカのがっこうの皆様、当日同じ時間を共有できた参加者の皆様と、とても有意義な時間を過ごせました。 一日家を空けましたが、介護中ですが、励みになりました。どこまで出来るかわかりませんが、高血圧、認知症の母が少しでも、体の状態をよい方向へ持っていけるよう、陰陽勉強したいと思います。
 本日は大変お世話になりました。ありがとうございました。皆様もどうぞお体にお気をつけてお過ごし下さいませ。
※10/17永福町での野草料理教室にご参加いただいたS様より、さっそくのご感想いただきました。
S様ありがとうございました!

2010年10月4日

9/25 ハッチョウトンボ稲刈り体験

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刈りは快晴の中、援農隊の皆さんと行いました。
私は稲刈り2回目の素人でしたが…
他の参加者が来る前に根本さんより稲刈りの指導を受け後から来た参加者に
素人なのにベテランのフリをして根本さんに教えていただいたことを伝えていきました
皆さんとても手際よく稲刈りを行っていきました
私たちグループのたんぼは水が多く、かなりぬかるんでいました
歩きずらいので裸足になり稲刈りを行いました
すごーく気持ちよく、大地のエネルギーをいっぱい受け取っていることを感じていました
裸足になってからパワーアップしてますます元気に稲刈りが進んだように思います
子供たちはたくさんの虫を見つけ、目を輝かせていました
お父さんお母さんのお手伝いをしたり土に触れて、いろんなことを学んでいるのかなぁと思いました
何回かの援農でお会いした方との再会も嬉しく、楽しい稲刈りとなりました。
そして、おむすび茶屋皆さんのおにぎりがとても美味しかったです!
参加させていただきありがとうございました。
※雨で延期のため9/25となったハッチョウトンボの稲刈りに参加くださった
Sさまよりご感想いただきました。ありがとうございました。
 

2010年9月22日

9/18 カタクリの沢稲刈り体験

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現地に着いた私の目に飛び込んできたのは、黄金色に実った稲の姿。
「すごいっ!!」
私の心は、喜びと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
数カ月前までその場所には何も生えていなかったのです。
私は、人生初の田植え、草取り、そして、今回の稲刈りを同じたんぼで体験しました。
毎回、翌日の全身筋肉痛に襲われながら、普段いかに身体を使っていないかということ、そして、たくさんの方々や便利な道具のお陰で生活出来ているということを痛感…。
大自然の偉大さや、私の見ていないところで、たんぼを見守り手入れをし、作業の段取りをして下さる方々への感謝の思いを深く感じました。
昼食にスタッフの方が用意して下さった美味しいおむすびと冷や汁。
作業で疲れた体を元気にしてくれました。
「やっぱり米よね。」と一人つぶやきながら、有り難く頂きました。
私も微力ながら、日本の自給率アップのために出来ることから始めよう!と心に誓った初秋の一日でした。

※ご参加いただいたI様よりご感想いただきました!
ありがとうございました!

2010年8月2日

7/17-18郡山・岩瀬援農ボランティア

初めての援農。3連休の初日で渋滞の関東を抜けて郡山に入ると、そこは一面の田んぼの緑。
そして、入道雲のような立派な夏の白い雲と青い空があり、子供のころの夏休みで田舎にやってきたときの気分でした。
中村さんの田んぼでは、さっそく、初めての生き物調査にチャレンジ。
メダカとドジョウに会えて感激。そして、アメンボ、ヤゴ、ユスリカの幼虫、ヒルなどなど。目を凝らしていると、徐々に見えてくる、色々な小さな小さな虫たちがとてもおもしろい。ずっと見ていました。
(見すぎたせいか、夜、夢の中で、虫たちがぐるぐると動き回りだしたのには、驚きました。)
作業後、畦道で中村さんの息子さんから、カルピスを頂いきましたが、カルピスがこんなおいしいと思ったのは、初めてでした。甘酸っぱく、やさしい味で、中村さんと息子さんの思いやりが、隠し味になって、本当においしかった。
二軒目の増戸さんの田んぼでの作業後、増戸さんが農作業の合間に撮られた田んぼの自然観察記録を鑑賞しました。冬の白鳥、夏の翡翠(カワセミ)など色々の野鳥、蛙、虫、花の映像の数々、撮ったときの増戸さんのわくわくする気持ちを感じながら、楽しく鑑賞しました。
夜は、岩魚、虹鱒を養殖している温泉宿で、おいしいお酒(特に岩魚の骨酒は絶品です)と魚、野菜料理を頂きました。
翌日、甘草の花の蕾を道々採集しながら(昼のおかずで頂きましたが、おいしかった。)岩瀬グループの田んぼに向かいました。田んぼには、合鴨の可愛い声が響いていました。強力助っ人のおかげか(合鴨は、潜って水中の草の根を食べてくれるそうです。)、田んぼの草がなかなかみつかりません。
稗が稲に沿って生えているといわれるのですが、稲との区別が難しく、稲をぬかないように、おっかなびっくりでしたが、それでもだんだんなれて、何とか草取りを終えました。
昼は、岩瀬グループ総勢8人で懇談会を開いて頂きました。奥様たちの手料理、特に野菜が本当においしい。そして、4組のご夫婦が、みんな兄弟のように仲がよくて、楽しそうに話をされるのが、いいなあと思いました。農業に対する夢をお聞きしながら、おなかも、胸もいっぱいになりました。
今回初めて援農に参加しましたが、教えていただきながらの作業で、あまりお役に立てなかったと思います。しかし3ヶ所の農家では、本当に暖かく迎えていただきました。今後、農作業のスキルをもっと身につけて、もっとお役に立てるようになりたいと思います。

2010年7月13日

7/10-11 水口農場援農ボランティア その2

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「水口さんはね、すっごく素敵な方なんよ。逢ったら必ず好き
になるから。奥さんもこれまた素敵な方でね〜。」
先週参加した茂木野草料理教室での若杉先生のお言葉です。
この若杉先生の言葉が私を水口農場へ導いてくれました。
私はレンタカー組でおむすび茶屋から水口農場へ向かいました。
雨が心配でしたが着く頃には青空に。
長靴をお借りして、いざ田圃へ!
水口さんから草取りについて説明を受けた後、よぉ〜し、まか
せて!意気込んで田圃に入るも泥に足を取られ思うように歩け
ません。泥の中から足が抜けないのです。危うく尻餅をつきそ
うになりました。
裸足の方が歩きやすいよ。とアドバイスを頂いたので長靴を脱
いで再度田圃の中へ。すると今度は楽に歩けました。又、泥の
感触がなんとも気持ちが良い。
午後から翌日は別の田圃の草取りをしました。
田圃が変わると生えている雑草も変わります。最初の田圃では
クログワイが多かったのですが、今度はコナギが稲の周りにび
っしり生えています。
「コナギ、葉が柔らかいから食べられるんじゃないかしら?」
「ええ、食べられますよ〜」
こんな会話をしながら楽しく草取りをしたり、黙々とただひた
すら草取りをしたり。
運動不足が祟って最後の方はヨレヨレになってしまいましたが、
とても貴重な体験をさせて頂きました。
美味しい採れたての野菜&野草料理(農作業をしたのになぜか
体重1kg増)、夜には蛍を眺め、そして理事長の陽子さんには
野草を教えて頂き、とても充実した二日間でした。
参加された方々も面白い方ばかりで本当に楽しかったです。
ブルーベリーにじゃが芋、米、黒米、味噌、沢山のお土産を頂
き、大して役に立っていないのに申し訳ない気もしますが、
非常に嬉しかったです。無農薬、無化学肥料で育てている農家
さんから直接頂く食材が一番ですものね。
水口夫妻はとても穏やかで終始笑顔を絶やさず、帰りも優しい
笑顔で送って下さいました。
若杉先生の仰るとおり、とても素敵なご夫妻です。
畦道を歩く度に沢山の蛙がぴょんぴょん田圃の中に入っていく
水口さんの田圃。こんな田圃が増える事を願っています。
※草取り隊にてご協力いただいたAさまよりご感想いただきました♪
Aさま、お疲れのところとっても楽しい感想文をありがとうございました!

2010年7月12日

7/10-11花まる農家水口さん 援農ボランティア

大田原市 水口農場 田の草取りに参加して
将来、自給自足生活をスタートさせるにあたり、いろいろ学ばせていただこうと、めだかの学校の会員にさせていただいて、二年目になります。野草料理教室をメインに参加してまいりましたが、今回は田の草取り、初めての参加です。
7月10日(土)7時半過ぎにおむすび茶屋を出発、10時過ぎに水口農場に到着。着替えをして参加者凡そ20名位でさっそく、田圃に向かいました。最初の田圃の草取りをする前に水口さんから、草の種類、コナギ、クログワイ、ヒエ、そして稲の特徴など等、説明していただきました。 一つ一つ丁寧に説明していただきましたので、しっかり記憶に残りました。次回誰かに尋ねられたときには雑草ということなく、答えられると思います。稲をすこし倒しながら、丁寧に取り除いていったので、時間がかかりました。いつのまにか、他のメンバーから3メートル、5メートルと遅れてしまいましたが、自分のペースでやらせていただきました。夜、食事中に草取りの進め方について触れ、アドバイスをいただきました。あまり小さいことは気にせずにと言っていただき、ちょっと気が楽になりました。田圃の状態により、育つ草が違うというお話もうかがい、ご一緒いたしました皆様の知識もまた深く、大変勉強になりました。 草取りはかなりの労働に思われ、農薬を使わないで作る事の大変さを実感したところでした。足元でぴょんぴょんと飛んで、田圃に入っていくカエルをみているとなんとものどかで田圃の豊かさを感じます。
お昼、夜のお食事は旨いお米と新鮮な野菜、特になすのお料理はどれも味わい深く、焼きなす、油と水口さんの美味しいお味噌を使ったお料理等、箸が止まりません。さらに思いがけず、水口さんの田圃から収穫したどじょうのから揚げまでいただきました。絶品でした! 薬草のイノコヅチで胡麻和え、水口さんのところのイノコヅチは灰汁が無いとの事、
イヌビエの白和えなども作っていただき、その場所に採れる滋味あふれるお料理が提供され、たくさんごちそうになりました。ヤーコンときく芋のジュースもはじめていただきましたが、大変健康によいと伺いました。
そこにいるだけでたくさんの情報をいただき、皆様との会話を楽しみ、大変幸せな時間を過ごさせていただいたことに感謝いたします。
ありがとうございました。
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※ご参加のSさまよりご感想いただきました!
Sさま、どうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします♪

2010年7月12日

7/4 野草料理教室 in もてぎ

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春にオイスカで行われた若杉先生の野草料理教室に参加させて頂いて以来、2回目の参加になります。 前回は教室の中だったので実際野草がどんな状況で生えているのかを
知りたく、今回茂木の実地体験がある事を知り参加を希望しました。
相乗り組みだったので当日は一度東京・おむすび茶屋にて集合してから現地に向かいま
した。車中では当然の如く野菜や料理の話でもちきり。30年も自家製梅干しを作られ
ている方、5年も玄米菜食を続けておられる方、マクロビを実践してスィーツのお店を
持ちたいと考えておられる方などから様々なお話を伺っている間にあっと言う間に茂木
に到着してしまいました。
茂木では一度マイカー参加の方と合流して野草のある畑に向かいました。総勢30名く
らいになったのでしょうか。畑に到着後青々しい緑の爽やかな空気を胸いっぱいに吸い
込み、雨が止んで快晴となってくれたことに感謝をするも、早々と野草詰みが始まりま
す。
「これがちがや、つんばそとも言うんよ、ばぁちゃんの子供の頃はこれをおやつ代わり
に食べてたもんよ」「これつゆ草、腹水を抜くんよ、むくみ取りにいいんよ、こっちが
たで、葉脈見てね、間違えんといてね」
いきなり始まった若杉先生の講義に皆必死に一言でも聞き漏らすまいとメモを取り、カ
メラを向けます。
「これ見て、これがいぬびゆ、あんたらね、こんなに一杯あるってことはちゃんと持ち
主が手入れしとるからよ、そんなにないよ、素晴らしい畑よ」
ただひたすらに先生の指す草に向けてシャッターを押し、間違わないようにメモ帳に野
草の名前を書き入れますが、次から次に出てくる効能の説明までは筆と頭が回りません
。ただただ先生の後を追いかけただけの様な気がしますが、それでもなんとか食材分は
摘み取ったような気がします(笑)
時間が押し迫ったところで最後に畑の持ち主の方の家に伺います。何でも昨日から先生
が玄米と梅干しの黒焼きを作っておられたとの事、玄米は籾つきを2時間、梅干しに至
っては24時間煎り続けたとの事、驚きです。双方とも起死回生の妙薬と言い、臓がや
られ食も細くなった人の口に運ぶと喉を通り元気になるそうです。梅干しを炒った土鍋
の縁に塊がついていたのですが、それを飼い犬にあげるとぱくぱくと食べています。
「そんなに美味しいのですか?」と顔を近づけるとあげないよ!と怒られてしまいまし
た(笑)
さて後半の料理に使う野草を持って一行は調理のできる村の集会所(?)に向かいます
。もちろん腰をおろして茶をすすり一服なんて時間は存在しません。到着後速大広間に
テーブルを並べ食材を分けて行きます。撮影用にそれぞれに野草の名前を紙に書いてお
いて下さったので、ここでも撮影会、皆真剣です。と同時に野草の葉を取ったり下ごし
らえに入ります。それから調理場に移動、料理教室が始まります。
「野草はあく抜きが肝心、最初に塩ゆで、次に水洗い、最後に醤油と水を半々入れたも
のに漬ける醤油洗い、醤油のナトリウムの陽性でアクを抜くんよ、これが基本だからね
、ちゃんと覚えといてね」
ここでも皆、流れを追うために調理の熱気と相まって汗まみれになりながら耳を傾けま
す。それしてもメダカの学校のスタッフの方の動きの速いこと、てきぱきと先生と中村
理事長のアシストをして行きます。何かお手伝いをしようとしたのですがどうも邪魔に
なってしまいました(笑)
下茹で以外の調理自体はあまりガスを使わず、白和えとか混ぜ物でした。実はこれがポ
イント、調理後の食事会で食べると汗が引き体温が下がるのです。しかもシンプルで何
より美味しい。えっ野草がこんなに美味しくなるの、って感じで、ゴマペーストとみり
んと醤油だけでこんなに美味しくできるなんて想像もしていませんでした。本当にご馳
走さまでした。
思い返せば慌しくも充実した1日でした。帰宅後は日常に忙殺され資料をまとめる時間
もなかったのですが、2日後の朝、犬の散歩中に見つけた野草に見覚えがあるものがあ
り、摘んで帰り調理したところ、あの茂木で頂いた味で感激しました。慌しくもちゃん
と覚えているものなのですね。
若杉先生、中村理事長、スタッフの方々、及び参加された皆様、本当にありがとうござ
いました。
※今回ご参加いただき、お車まで出していただいたS様より嬉しいご感想です。
S様、ありがとうございました!