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活動報告

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2007年9月25日

8/18-19 郡山・大田原生きもの調査

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マコモ田は掻き分けないと入れません・・・


郡山の中村農場、大田原の水口農場に生きもの調査に行ってきましたー!
今回驚いたのは・・・水口さんの家のマコモ田です・・・!(生きもの調査の内容ではありませんが・・・。すみません。)
マコモはイネ科の植物で、縄文時代から日本人の神事に使われていた植物だそうです。
今でも出雲大社では、神様の通り道にマコモを敷き詰めるそうです。
もっと古くは、お釈迦様がマコモを敷いた上に病人を寝かしていたという逸話もあります。
昔は日本中の川に生えていて、水を浄化していましたが、護岸工事が普及してからは、ほとんど見られなくなっています。
マコモやヨシが川に生えていた時代は、「三尺流れれば水また清し」と言われていたそうです。
3年前から始めた若杉友子さんの野草料理教室で、まこも料理が紹介されました。
お茶にして飲んでも、食べても、血を浄化する働きに優れているようなのです。
今年の4月、大田原の水口さんに2〜3株ずつ植えられたマコモ達。
 実はマコモは、成長すると、マコモタケといって、葉の付け根のところがトウモロコシのように膨らみ、採って食べるとほんのり甘くて竹の子のような歯ごたえがあるとてもおいしい食材なのです。
中華料理では、ちゃんとした料理があります。

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うっそうとした
マコモマングローブ。

その大田原の水口さんの田んぼに生きもの調査に行ったついでに、マコモ田を見に行ったら・・・。
マコモは2〜3mほどに生長していましたぴかぴか(新しい)
マコモ田に人が入ると、そこだけまるでマングローブのよう。
しかも水深が深く、長靴では到底間に合わなく、永田は浸水の覚悟を決めて入りましたダッシュ(走り出すさま)
収穫したマコモタケは、葉と実に分け、葉はハウスの中に干しました。
持って帰ったマコモタケは、翌日からおむすび茶屋のお惣菜になりました手(チョキ)
南蛮漬け、キンピラ、胡麻和え、サラダなどなど、あまり特徴のある味ではありませんが、皆さんの身体に入って、良い働きをしていることでしょう。
マコモの葉の枕もいいそうで、眠りが浅い永田はやってみていますが、良く眠れているような?気がしますよ。
マコモは収穫時期が長いそうなので、10月の生きもの調査でも取れるかもでするんるん
自分で収穫したマコモは持てるだけ(重いしかさばるのであまり持てませんが)お持ち帰りになれますわーい(嬉しい顔)
生きもの調査は大々的に広報していませんが、毎回1、2名席に空きがあります。
マコモ茶やマコモ料理を食べてみたい方は是非ご参加下さいるんるん

byむつ
2007年8月16日

8/11 千葉県香取市の定例生きもの調査

 メダカのがっこうが2002年から始めた田んぼの生きもの調査は、年4回6月、8月、10月、2月に、郡山と佐渡と千葉で行っています。
毎回、耕さない・冬・水・田んぼと、有機栽培田慣行田(農薬、化学肥料を使った一般の田んぼ)の3箇所の調査をしています。
 この日は、スタッフ4名、参加希望の会員の方3名、の計7名で10時から調査しました。
8月は、カエル調査、イトミミズ・ユスリカ調査、クモ調査、そして水が入っていれば、水質調査をします目
 ≪有機栽培田≫は、「メダカのがっこう五人娘」というお酒を造ってくださっている寺田本家の田んぼです。
農薬を使わないということは、草や生きものたちがたくさんいますが、稲も負けずに元気に育っていましたぴかぴか(新しい)
 ≪耕さない・冬・水・田んぼ≫は、椿さんの田んぼで、椿さんが毎日に草取りに苦労されていることを、田んぼの畦に積み重ねられているヒエが物語っていましたあせあせ(飛び散る汗)
しかしこの田んぼは、イトミミズからカエル、クモをはじめ、生物層がものすごく豊かです。
貴重な土水路が残っていうことも手伝って、メダカやタイコウチ、カエルやヘビなど、皆気持ちよさそうに水路を泳いでいました。
 ≪慣行田≫は、椿さんの斜め前の田んぼですが、除草剤を使った田んぼはさすが草がなくて、生きものもいなくて、稲だけが育っていました。
日本のほとんどの農家は、こういう田んぼがいい田んぼだと思って作っているのです!!ふらふら
 参加者の一人の方が、「なぜこの田んぼには草が生えていないのですか」とお聞きになりましたが、「除草剤を使っているからです」という答えに、びっくりされていました。
 たった2〜3千円の除草剤を撒けば、夏中田んぼに草取りに出なくてすむのに、椿さんのように、農薬を一切使わず、稲も田んぼの生きものたちも、食べる人もみんなを元気にするお米作りをしてくれる農家に、心から敬意をささげます。
 皆さん、メダカのがっこうが応援するいのちの田んぼのお米を食べて、素晴らしい農家の応援をお願いしますね手(チョキ)
 調査は1時過ぎまでかかりましたが、終わると椿さんの奥様が作ってくださった美味しいお昼が待っていましたるんるん
採れたての野菜で作った当たり前の料理が本当に美味しくて、熱いのにものすごい食欲でいただきました。
おむすび茶屋では、こういう料理を出したいとがんばっています。
 それにしても、10時から1時半までの一番暑い時間に炎天下、調査でドロドロになっていたので、みんなで成田にある温泉いい気分(温泉)に入って帰りました。働いた後のビールビールは最高ですね。

2007年8月15日

8/4 佐原 真夏の田んぼの生きもの観察会

佐原の椿農場で真夏晴れの生きもの観察会をしてきましたー!!
今回の参加者は、食育料理研究家の相澤菜穂子の料理教室に参加している子どもとご父兄、計18名です。
相澤さんメンバーは、ここ数年、佐原の田んぼに協力して、毎年稲作り体験をしてくれていますわーい(嬉しい顔)
田んぼの季節は早くも稲の花の時期を向かえているので、椿さん曰く、『稲の花が咲いたら、田んぼさ入っちゃあいけねえ。根が切れると米の実りが悪くなる』そうで、田んぼ回りの水路での生きもの観察をました。
流石、常連さんの坊やたち、張り切ってマイ水槽やマイ網を持参でした。
しかし、この真夏の炎天下に、果たして生きものは見つかるのでしょうか・・・?
10時頃到着し、田んぼに移動する前に、生きもの調査係の林さんが生きものを見るコツをお話ししました手(チョキ)
『みんなが田んぼの回りでウロウロすると、生きものたちはあっっと言う間に隠れてしまうからね。だから最初だけ、全員で固まって見て歩きましょう』とお話しました。
しかし、いざ田んぼに移動し始めたら、そんな話しはどこへやら・・・たらーっ(汗)
田んぼに放たれてしまった彼らの気持ちを呼び戻すのは不可能でした。ふふふ(笑)

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長い!ハリガネムシ!
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自分の田んぼで初めて
スジエビを捕まえた椿さん

最初に私たちをお出迎えしてくれたのは、な・な・なんと!ハリガネムシでしたるんるん
ハリガネムシと言われても、マニアック過ぎてどんな虫だかピンとこない方が多いでしょう。
永田は以前からお名前は存知あげていましたが、初めてお目にかかりました。
例えると、見た目は『のびて柔らかくなってしまったカタ焼きソバの麺』そっくり・・・!触った感触は、その名の通りハリガネ、いや、『細くて柔らかいワイヤー』のでした・・・!しかも、予想以上に長い・・・!
椿さんも網を片手に水路に入ってなにやらゴソゴソしています。
何が採れたか見てみると・・・、スジエビが沢山入っていましたるんるん
スジエビは色が透明で透き通っていてた、産まれたてのアメリカザリガニのようなやつです。

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オケラを捕まえたお兄ちゃん
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ぼくだって捕まえてやる!

林さんや椿さんにつられて、子どもたちも負けじと自分たちで捕まえ始めました。
あちこちで『何か採れた!』『何かいる!』『何にも採れない〜(半泣き)』などなどと感嘆の声があがります。
こんなに暑くちゃ生きものも隠れて見つかりにくいだろうし、人間もバテバテになってしまうから、1時間くらいで切り上げて昼食にする予定でした。
が、田んぼで風が吹くと稲が海の波のようにゆれ、その風景がなんとも気持ちが良く、生きものも全然少なくなかったので、気がついたら2時間が経過しようとしていました。
公民館では、陽子さんと椿かつ子さんが昼食を作って待ってくれていました揺れるハート
今日の献立は、そうめん、ナスの味噌炒め、キュウリとナスの漬物でした。
陽子さんと椿さんが作るものはいつも美味しいですぴかぴか(新しい)
みんな田んぼに行くと、いつも空腹の極限状態で帰ってきます。
『空腹は、最高のスパイスだ』とどこかで聞きました。
本当にその通りだと思います。
相澤さんが連れて来る常連さんの子どもたちに会うと、今まで田んぼで体験した事が経験になっているんだなと感じます。
生きものを捕まえたり、観察したり、殺してしまったり・・・。
生きものに触れる体験は、様々な感情を子どもたちに(保護者の方にも)与えてくれているのでしょう。
人間のことは勿論ですが、人間以外の生きもののことも大切に思えたら、地球が今のままじゃ人も生きものも困るんだなとか、自分にも何かできることはないかなと気がついてくれるのかな、と思う永田でした。

byむつ
2007年8月14日

8/1-2 佐渡の定例生きもの調査

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佐渡の定例生きもの調査に行ってきましたー!
佐渡には6月に参加者さんを連れて草取りツアーに行きましたが、今回はスタッフ4名でのれっきとした(?)生きもの調査です。
とは言っても場所は佐渡です。ロケーションが魅力的ぴかぴか(新しい)ですよね!
なので、Nさん、Aさん、農業高校の先生のSさん、おむすび茶屋のJさんは助っ人参加で来てくれました手(チョキ)
佐渡では、トキの野生復帰を目指す農業者が集まり、『トキの田んぼを守る会』という会を立ち上げています。
不耕起栽培や冬・水・田んぼなどを行って、トキのエサ場になる多様な生物の生息する田んぼづくりを行っているのです。
メダカのがっこうも頑張っている農家さんを都市部から支援すべく、2002年から田んぼの生きもの調査を年4回(6月、8月、10月、2月)に行っています。
6月の田の草取りツアーも去年から始めました。
今回は2日間で5件の農家さんの田んぼの調査をしました。
東京農大の准教授さん、トキ順化施設のHさん、佐渡に魅せられて3月から佐渡に移住したSさんも現地で合流して一緒に調査をしました。

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なんかいますよ〜
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差し入れの冷凍柿!美味!

午後には佐渡に着き、真野町の仲村さんの田んぼに直行して早速調査開始です目
田んぼには農家さんたちと地元の方々(子どもと保護者さん)がすでに集まっていて、最後の車で永田が到着した時には、すでにカエル調査が終わって、イトミミズ・ユスリカ調査が始まっていました。(早い!)
そして、すでに子どもたちは水路の側溝でサカナ捕りに無我夢中ハートたち(複数ハート)
ご父兄の方々も、珍しそうにイトミミズを探していらっしゃいました。
仲村さんの田んぼの調査が終わり、移動する時に別れの挨拶に行くと、
ぼく『え?!もう行っちゃうの?!』
永田『う〜ん、今日は他の田んぼも調査するから行かなきゃなんだ』
ぼく『田んぼなら、俺んちの田んぼだってそこにあるけど!』
だって(笑)ふふふ♪
僕んちの田んぼもいつか一緒に調査しようね〜!(笑)
調査は17時頃までまでかかりましたが、終わると待ちに待った温泉でするんるん
…とその前に、永田が乗せていただいた土屋さんの車は、トキ順化施設に寄りました。
メダカの人達はまだ見たことがないだろうからと、土屋さんの温かいお心遣いです。
佐渡は、来年のトキの野生復帰に向けて、去年から急速に動いていますダッシュ(走り出すさま)
今年の6/29に順化ケージに隣接するケージで飼育されていたトキが7/10に順化ケージへ放鳥され、本格的な訓練がはじまりました。
今回放鳥されたのは、オス3羽メス2羽の計5羽です。
残念ながら観察舎は閉園時間が過ぎており、閉まっていましたふらふらので、フェンス越しにケージを見ていました。
その時、ぱっと桃色のものが動いたのが見えました!
トキです!2羽で追いかけっこをしている様に飛んでいます!
元気な様に見えますが、落ち着かない様にも見えました。
地面は見えませんでしたが、トキが飛ぶ場所にしては屋根が低い様に感じました。
順化ケージには棚田や斜面が再現されているそうです。
平らな地面でしか過ごしたことのなかったトキたちにとっては初めて経験する環境なのでしょう。
今までより広いところに出て、事故にあったりしないよう、元気に過ごして欲しいです。
さて、温泉いい気分(温泉)です。
汗を流して湯につかると一日の、いや、日頃の疲れがほぐれていくのを感じました。
宿に着くと、おかみさんが採れたての野菜で作った手料理も待っていてくれました。この民宿は、佐渡の文弥人形という文楽の伝統芸能をご夫妻で継承している農家の旧家で、広間には舞台と人形たちが、飾られていました。また、山下清の実家で、彼の作品が、食事の部屋に普通に飾られていました。佐渡では伝統芸能を、農家の方たちが継承しているのが特徴です。文化と教養に溢れているのです。
とりあえず、誰もが腹ペコなので、ものすごい食欲で美味しくいただきましたわーい(嬉しい顔)
田んぼで爽やかな汗を流し、温泉でつるつるになり、美味しい食事・・・本当に最高です!

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『トキの田んぼを守る会』代表の
斎藤さん。自己紹介中。

みなさんのお腹が落ち着いたところで、交流会の始まりでするんるん
お馴染みの方も、始めての方も、自己紹介がてらに一言二言づつ話していきます。
永田は隣に座っていたJA佐渡を辞めてこの農法を始めて3年目の大井さんと色々お話しました。
永田『さっき斎藤さんが、「トキの田んぼを守る会や新穂村に住んでいる農家と、そうでない農家にはかなりの温度差がある」って言ってましたが、こんなに熱い思いをもって農業をしている農家さんに出会って、話す機会さえ設ければ、自分もちょっとやってみようとか、何かが伝染すると思うのですが・・・。地元で集まって話す機会とかはないのですか?』
大井さん『ん〜それは甘いねぇ。トキと自分たちは、全く関係ない世界にいると思っている人達なんだよ。今まででもう興味がある人は全部集まったんじゃねぇの。大分難しいなぁ。』
農家さんとは、一緒に生きもの調査や草取りツアーをしていますが、やはり作業中やイベント中はお互いやることがあってゆっくり話す機会はありません。
ですので、このようなお話ができる交流会は本当に大事な時間だなと改めて思いました。
永田は生きものが大好きなので、佐渡のトキの野生復帰には注目目しています。
このブログを読んで下さったあなた、一緒に佐渡に行きませんか?!
次の佐渡の生きもの調査は10/20(土)-21(日)です。
佐渡の田んぼに行ってみたい方、佐渡の農家さんに会ってみたい方・・・事務局までご連絡下さい!

byむつ
2007年7月5日

6/30-7/1 もてぎ生きもの観察&草取り&ホタル観

佐渡ツアーと並ぶ、メダカの一大イベント、もてぎのホタル観に行って来ましたー!
生きもの観察も草取りもしますが、参加者の方が一番期待しているのは、やはりホタル観なのですよね〜ハートたち(複数ハート)
070630_1.jpgさてさて、到着後、着替えて田んぼに移動したら、早速草取り開始です。
しかし、ぼうや3人組みは、草取りなんか最初からする気はありません。
彼らの目的は勿論、始めっから生きもの採集です手(チョキ)
お母さん方に何度、『イネを倒すから田んぼには入らないで。網も入れないで』と言われても、なにしろ彼らは無我夢中なのですぐに忘れてしまいます(笑)
アメリカザリガニやトウキョウダルマガエルを虫容器にわんさか詰め込んで満足気かわいいでした。
田の草取り部隊の草取りも、『大勢効果』を多いに発揮して、1時間程で田んぼ3枚か4枚をきれいにすることができました
昼食はお楽しみの流しソーメンでしたるんるん
ところが、ここでハプニング発生あせあせ(飛び散る汗)
流しソーメンが予想以上に早く終わってしまい、にも関わらず空腹感でいっぱいの方が続出していたのですがく〜(落胆した顔)
流しソーメンとは、その名の通り流れているわけですから、上流の方々の方がソーメンをゲットできる可能性が明らかに高いわけです・・・。
流れている最中に、『う〜ん・・・これは明らかに下流が不利だ・・・。このままではマズイ、マズイぞ〜』と思ってはいましたが、こんなに早く終わってしまうとは・・・。
私永田は1番下流で、流れ落ちて網に溜まった僅かなソーメンを頂いていましたが、明らかな空腹状態ふらふら
その後、空腹を満たすために、クラブハウスで再度昼食をとったのは、勿論永田だけではありませんでした。
主催者として、参加者のみなさまには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
来年は、おむすびをつけたり、みんなが均等に食べれるように工夫致したいと思います。
070630_2.jpg休憩後は、再び田んぼに戻って生きもの観察目をしました。
とはいえ、草取りが全て終わったわけではないので、自ら草取りをしている方もいらっしゃいました。
生きもの観察をしていた方々を興奮させたのは、カブトムシの来訪揺れるハートです。
地元で有機農業されている男性・Tさんが、田んぼの脇の傾斜をザカザカと登って行ったと思ったら・・・カブトムシの♂♀、ノコギリクワガタの♂♀をアット言う間に捕まえて来てくれました。
これには子どもたちは勿論、大人の方も感動したらしく、『え?!カブトムシ?!見せて見せて!』と、多くの方がよく観察していらっしゃいました目
070630_4.jpg夕食は、キャンプの醍醐味、バーベQでした。
お腹が一段落したところで、韓国歌手の金(キム)さんによる歌のご披露があり、アカペラなのに響きわたる歌声に聞き惚れましたハートたち(複数ハート)
その後、これからホタルを観に行くにあたっての導入として、足立区生物園の解説員・Yさんに『ホタル博士クーイズ!(パフパフ♪)』をしていただきました。
みなさん、子どもも大人も、興味深々で3択クイズに手を挙げていらっしゃいましたよるんるん
田んぼに移動してのお待ちかねのホタル観では、ホタル観の台に座ってホタルを眺めたり、ホタルを手に取って観察したりと、みなさん思い思い、静かに楽しんでいらっしゃいました。
ぼうやの中で虫が触れないR君も、『ホタルは触れたよ!』と手の中のホタルを見せてくれました。
『すごいね!触れたじゃない!』と永田が言うと、『でも、朝になったら良く見えちゃうから触れない・・・』と言っていました(笑)
翌日は、選択制で、再び草取り部隊ハローウッズの森の散策組みに分かれて行動しました。
ハローウッズの森の散策組みは、とても沢山の発見目をしましたぴかぴか(新しい)
クワガタの♂と♀が頭部だけになっても動いていて(鳥に体を食べられてしまったようです。)、それを集団で襲うアリンコたち。
田んぼで昨日見たヤマアカガエルが山道のあちこちにいたり(ヤマアカガエルは産卵の時だけ水辺に行き、普段は山にいるのです)。
ヘビにそっくりのガの幼虫を発見したり(ヘビに似せることで身を守っているそうです)・・・。
ほんの2時間足らずで、こんなに沢山の大発見ひらめきに出合えるとは・・・。
今までハッチョウトンボの棚田にしか行ったことがなく、ハローウッズの山を知らなかった永田は、この豊かな山の恵みを受けているから、ハッチョウトンボの棚田も豊かなのだな・・・、と改めて実感しました。
ハッチョウトンボの棚田の、豊かに実った稲穂を刈れる日が、例年より待ち遠しくなった永田でした。

byむつ