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2010年4月11日

4/4 野草料理教室(オイスカ)の参加体験談

100404_edited.JPG今回、メダカの学校のイベントに初めて参加しました。
以前からお会いしたかった若杉ばあちゃんと初対面!
本物のばあちゃんは、想像していた以上にパワフルで
力強い野草!という雰囲気でした。
ユーモア溢れるお話と素敵な笑顔に、どんどん引き込まれました。
計量せずに料理を作るワイルドさ。
短時間で何品もの料理を出来上げる手際の良さ。
ばあちゃん、野性的でかっこいい!と思いました。
どの料理も本当に美味しかったのですが
私が一番印象深かったのは、つくしの炒め物でした。
はかまを取り、キレイに洗って炒める。
シンプルな料理ですが、炒め方や調味料を入れるタイミングなど
ポイントがよく分かりました。
初めて食べるつくしの美味しさに驚きました。
野草といえば、よもぎの名前くらいしか知らずに
参加した私でしたが、名前や下処理の方法などを
親切に教えて頂けたので、とても勉強になりました。
アットホームな雰囲気も居心地良く、楽しかったです。
自然の素晴らしさ、ありがたさを改めて実感した一日でした。
また次回も参加したいと思います。
有難うございました!
※参加者の方より活動報告をいただきました。
 ありがとうございました!

2009年10月14日

10/2 秋の野草料理教室 in おむすび茶屋

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 若杉先生の元気パワーを頂きながら受ける教室は、毎回、驚愕!驚嘆!共鳴!納得!の連続で楽しみにしています。
 今回は6品のメニューでした。 
091002_2_edited.JPG 10月秋の食材は「まこもたけ」。1億年前から存在し、お釈迦様も病人に使用し、ネイティブアメリカンは“命を繋ぐ最も大切な食べ物”と言い、体内浄化作用もある素晴らしい食物だそうです。
 まこもの若芽はアスパラのような食感に似て大変甘く、今回は炒めて甘酢煮、煮てスープでいただきました。葉はお茶でいただきました。
 先生の料理の作り方はシンプルですが(若杉先生の信条)、基本の塩一振りして右回しを徹底し、調味料の塩、醤油、味醂等はめだかの学校の手作り品、また素材と共に選び抜かれた本物を使用しているので、全ての料理が極上の旨みが出て、心から満足できるものでした
 かぼちゃとモチキビのサラダは、若杉先生持参の無農薬青蜜柑のジュースで味付けされ、何と贅沢な一品でここでしか味わえない一品でした。
 冬瓜の煮物も、調理方法も調味料もシンプルなのにこの美味しさ!!これは土鍋のお陰?素材のお陰?調味料のお陰?先生の愛情のお陰?本当に素晴らしい!一口食べたら、昔懐かしいDNAの記憶が脳の奥から蘇るようです。
 先生の料理で野菜を煮る、蒸す時『手塩』をかけて作ります。手のひらに塩をひとつまみ置き、切った野菜にやさしくやさしくなでかけます。まるで母が子を愛しむ様に。この手塩で素材の旨みが引き立ちます。
 めだかの学校で収穫した小豆と手塩をした南瓜の煮物、身体にしみる美味しさでした。
 先生は料理をしながら、光り輝くお話をしてくれます。「うり科はからだにいいけど、9月から胡瓜はやめて、冬瓜、南瓜を沢山食べなさい」「小豆は脾臓と膵臓に良いよ!」「青物は血を綺麗にするから食べなあかんよ」等々慈愛に溢れる言葉、一言も聞き逃せません。
 食後の質疑応答の時間、先生の人間味溢れるお話、「今、陰性の人間が多く口をポカンとあけている。やはり人間は食べ物からよ。今の医療は人間を考えて治していない。自分で守らなければいけないよ。」など、他に沢山ザックザックお宝のお話をしてくださいました。
 最後に、超過密スケジュールの中、上京し教室を開いていただきありがとうございました。お疲れのはずの先生から、溢れんばかりの野草パワーをいただき感謝感謝です。また、開催準備をしていただくめだかの学校の中村さん、スタッフの方にも心より感謝いたします。
 本当に、お腹も心も充分満たされた教室でありました。また春を楽しみにしております。
※参加者の方より活動報告をいただきました。
 ありがとうございました!

2009年3月11日

3/8 春の野草料理教室 at オイスカ

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野草料理教室に参加し、今回も楽しくたくさんの事を学ばせていただきました。
ありがとうございました。
もうすっかり若杉先生の大ファンです。
若杉先生の料理教室は、作り方だけでなく使用する食材の効用や下処理の仕方など、何故そうする必要があるのかということを重点に教えていただけるので、すごく分かりやすいです。
料理の合間にも、大事なポイントを話してくださるのでメモが離せません。
人数は多くても、熱心にメモを取っていたり、食材を切るなど中心的に料理をされたり、やや離れて全体が見える位置に行ったりなど、自然に和やかな雰囲気なのもいいですね。
短時間で何品もの料理が出来上がってしまうのも不思議です。
そして楽しみなお食事タイム。
自分達で作ったものはどれもおいしく、体にいいものばかりでうれしくなります。
特にキムチは意外でした。
市販のものは臭いもきつく、好きではないのですが、手作りしたものはおいしく頂けました。
さらにニンニクを控えめにすれば作って食べてもいいかなと思いました。
お食事の後は、楽しみにしていた若杉先生のお話が聴けました。
今回、一番印象に残ったのは、食品への照射の問題です。
添加物のように記載義務がないので見分けることが困難で、すでに多くの食品に使われているそうです。
知らないうちに体に蓄積されてしまうのかと思うと怖いです。
本当に安全なものを手に入れるのは難しいというのを考えさせられました。
※参加者の稲田さまより活動報告をいただきました。
 ありがとうございました。

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若杉さんの築300年の家。
(京都・綾部)
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今が旬のノカンゾウ

 楽しく、かつ有意義な集まりをありがとうございました。
 若杉先生の話は一度うかがってみたいと思っていて、「春の野草料理教室」に参加させていただきました。料理の作り方、「食」についての知識はもちろんのこと、若杉さんの凛とした清々しさに元気づけられました。
 生きていくには食べることが必要で、その食べ物を手に入れるために、多くの時間を割いて金を稼がなければならないという現実の中で、何を食べるのかということに、もう少し自覚的に関わりたいと思っている今日この頃です。
 私は仕事(趣味?)で辺境の地に行くことが多いのですが、いまでも衣食住を含めた生活のすべてを自然の恵み、とりわけ植物の恩恵によって成り立たせている暮らしが普通にあり、そういう場所にいると、とても心が和みます。思えば、そう遠くない昔、日本の人々もそういう暮らしをしていたわけで、この日の自然と共に生きる暮らしを大切にしている方々との出会いに、大いに勇気づけられました。
 もちろん、セリ、ノカンゾウ、ヨモギなど、春の野草をふんだんに使った料理は美味しく、ひとつひとつの作り方も示唆に富んでいて、大いに勉強になりました。家に帰って、早速、教室で教わったキムチ等をつくってみました。うまくできたかどうかは?ですが・・・。今後とも、いろいろ学ばせて頂きたいと思っています。
 このような機会を作ってくださった「メダカのがっこう」の皆様、ありがとうございました。
※参加者の瀬川さまより活動報告をいただきました。
 ありがとうございました。

2009年3月11日

3/6 春の野草料理教室 at おむすび茶屋

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先日は、若杉友子さんの野草料理教室に参加させていただきありがとうございました。
今回夫婦揃って初めての参加でしたが、家族的なとてもいい雰囲気の中、有意義な時間を過ごさせていただきました♪
若杉さんならではの、深くわかりやすい料理方法には、「なるほど〜」と目からうろこが落ちました。
また、お料理に関する若杉さんの知恵袋的なお話をたくさん聞かせていただき、友人にも伝えたいなぁと思いました☆
若杉さんとお会いするのは、今回で2度目ですが、素敵なお人柄とエネルギッシュなトークからパワーをいただきました(^o^)
最後は、みんなでテーブルを囲み、協力して作った料理を食べましたが、どれも素材の味が生きていて、とっても美味しかったです。
不思議と食べた後、体がポカポカしていました。
「食べ物でこれだけ身体が温まるんだね〜」とふたりで心も身体も温まり、会話もはずみ、帰宅しました。
料理教室のために前日天候の悪い中、自転車で1時間以上かけて野草を取りに行っていただいた若杉さん、いつもメダカのがっこうを通じて感動を与えてくださる中村さん、根本さん、スタッフのみなさん、料理教室で楽しい時間をご一緒させていただいた参加者のみなさん、ありがとうございました。
※参加者の坂本さまより活動報告をいただきました。
 ありがとうございました。

2008年10月16日

10/5 若杉友子先生の野草料理教室

都内での開催ですので、自宅からはかなり遠かったですが、
その甲斐があったなぁと感じた教室でした。
まず、若杉友子さんのエネルギー!
今流行りの言い方だと「オーラ」と言ったらいいでしょうか、
とにかくお元気でお若くて、パワーを頂ける感じです。
今回は「マコモタケ」がメインということで、教えていただいたのは、
■マコモと蓮根のチンジャオロース
■マコモタケの煮物
■青菜とマコモタケのごま和え
■かぼちゃまんじゅう
■新そばのかき揚げ
■秋汁
■みょうがの浅漬け
です。これを同時進行で作っていきましたので、
キッチンはあっちいったりこっちいったりにぎやかでしたが、
本当に楽しく習うことが出来ました。
調味料などが目分量なのもよかったです。
2時間ほど立ちっぱなしでしたが、そんなことは気にならないぐらい楽しくて、あっという間に時間が過ぎました。
その後はごはんタイム&お話タイム。
マコモタケは初めて食べましたが、クセがなく、何にでも合う感じです。
特にかぼちゃまんじゅう!
簡単なのにすごくおいしくって、また作りたい!と思いました。
若杉さんのお話には本当に感じることが多く、
「買う時代は終わり、自分で作っていかなきゃ」
「誰も助けてくれないんだから自分でやらなきゃ」
という言葉には、本当にそうだなあと思いました。
自ら実践されている若杉さんだからこその説得力がありました。
そしてそれを「楽しんでいる」のが若杉さんのすごいところだなあと思います。
楽しそうだから、「私もやってみよう!」となるんだと思います。
今、汚染米に限らず、食がどんどん危なくなっているというお話も伺いました。
海水の味が昔と違う、わかめ、昆布から水銀が出ているなど…。
知らないことがたくさんありました。
紹介していただいた本を、読みたいと思いました。
・悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」―ミツバチが消えた「沈黙の夏」: 船瀬 俊介
・危険な新甘味料アスパルテーム 産・官・学ゆ着のワナ 日本消費者連盟(絶版)
若杉先生、遠いところ、ありがとうございました。
そして、このような機会を作ってくださった「メダカのがっこう」の皆様、ありがとうございました。
※参加者の方に活動報告をいただきました。
 ありがとうございました!

2008年8月25日

8/22 若杉友子さんの野草料理教室

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「夏の野草料理教室では、どんな野草をお料理するんだろう?」と思って、春の教室に続いて、楽しみに参加しました。
この日、若杉さんが持ってきてくださったのは、
・イヌビユ
・ホシノシズク(三時花=サンジバナ)
・ベニ花ボロギク
・スベリヒユ
という4種類の野草と、夏野菜(なす、きゅうり、にがうりなど)と薬味(みょうが、大葉など)です。
机の上に並べられた、安全で生命力いっぱいの野草や野菜などを見ながら、「へえ、夏に食べられる野草があるんだ〜」と、これから始まる野草料理教室に興味津々になりました。
スベリヒユにはシュウ酸が多く含まれているので、胆石のある人がいただくと、痛くなるそうです。今日は、お料理には使いませんでした。
若杉さんは、「野草を1日1箸食べるだけで、身体の調子が変わってくる」とおっしゃいます。
少しでもいいから、毎日摂ることをすすめていらっしゃいました。
この日教えていただいたお料理は、
・麦ごはん
・夏の野草の胡麻和え
・ミョウガの醤油漬
・春雨サラダ
・キュウリと玉ねぎの酢の物
・ニガウリの炒めもの
・くずまんじゅう
・なすと生姜のパスタ
・ミョウガと生姜のシソ巻き
簡単でおいしいお料理を、たくさん教えていただきました。
夏野菜のキュウリやなすは、そのまま食べると身体を冷やします。
特に女性の子宮は冷えるそうです。
陰性と言われる夏野菜には、火(陽性)を加えていただくと、いいそうです。
夏のお料理は、醤油で和えるだけのものや、炒めるだけのものなど、とってもシンプルでした。
炒める時、かきまわす時は右回りにまわすといいそうです。
お料理は、お話ししながら、一品ずつあっという間に出来上がっていきます。
包丁で野菜を切りながら、質問をする方の顔を見て話をしても、手を切ることはありません。手に目がついているようでした。
若杉さんの肌は日に焼けて、まっくろです。
「具合が悪い時には、田んぼの草取りをするのがいいんよ」
とおっしゃいます。
田んぼに腰までつかって、泥だらけになるとすっきりとするそうです。
これぞ、自然治癒力です。
水耕栽培で育った野菜を「農薬・殺虫剤・除草剤・その他薬剤をいっさい散布しない」とうたって、安全そうに見せている野菜が出回り始めていることを懸念していらっしゃいました。
種なしの果物が増えること、合成洗剤なども、危惧していらっしゃいました。
出来上がったお料理を、一品一品食べては、「美味しい!」と言い合って、みんなで楽しくいただきました。
※参加者の方に活動報告の記事を書いていただきました。
 ありがとうございました!

2007年7月15日

7/15 若杉友子の野草料理教室 at オイスカ

オイスカは日本で一番古いNGOで、アジア・アフリカにその国にあった農業指導、その土地の樹木で植林活動、国を立てる技術者や指導者などの人材育成をしてます。
私はオイスカの評議員をさせていただいていて、子どもの森を応援しています。
総裁と呼ばれる中野良子さんとは、規模がものすごく違うのに、同じ地球の自然環境を再生する趣旨が同じということで、親しくさせていただいています。
彼女の食生活は、玄米菜食で、若杉さんの食の陰陽のお話を熱心に勉強されたり、料理方法をすぐ実践されています。
3年目に入った野草料理教室、あく抜きも右回転の動きも、塩の使い方も、だしの採り方も、みんな身についてきて、初めての方に注意して伝えている段階ですぴかぴか(新しい)
それでも毎回基本の見直しがあります。
今回は、昆布だしと、椎茸だしを、別々の土鍋で取ってあわせるということを知りました。ひらめき
おむすび茶屋では、昆布だしが煮立ってきたところに、椎茸を入れていたのですが、椎茸は煮立った土鍋に入れて少し煮てしっかりとだしを出し、昆布だしの鍋に移して合わせるそうです。(椎茸は陰性が強いので、水に長く付けてだしを出しません。)

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胡麻和えのたれを作っているところ

 昨日までの料理のほかに、薬味そうめんの説明をします。
これは付け汁が特徴です。
まずすり鉢でいりゴマをよくすり、ゴマペースト、先ほど採っただしにみりんと2種類の醤油で作っただし醤油、ピリッと辛いコチジャン、トウニューズ(豆乳酢)という卵を使わないマヨネーズのようなもの、を加えてよく混ぜ合わせて作ります。
これだけで美味しいです。
そうめんを塩を少し入れたお湯で茹で、水にさらします。
これを皿に盛り、長ネギ、シソ、ミョウガ、生姜などの薬味をたっぷりと、キュウリとトマトを乗せ、この上から付け汁をかけて出来上がりです手(チョキ)

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ニラのチヂミを焼く若杉さん

昨日に引き続き、ニラのチヂミもつくりました。
ニラはあく抜きの必要はなく、そのまま3センチくらいに切ってボールにいれ塩で軽く揉み少ししんなりさせます。
そこに地粉と水とごま油で硬めに混ぜ、ごま油をひいたフライパンに薄く敷いて焼きます。
裏返した後、フライ返しで平らに押さえつけて、さらに焼き付けてパリパリにします。
さらにパリパリにするには、少し上新粉を入れると良いということです。
これを切り分け、酢と醤油とラー油を混ぜたタレでいただきます。
若杉さんいわく、「餃子なんて作る必要ないで、これで十分、子どもたちが喜ぶおやつになる」ですってわーい(嬉しい顔)
これに簡単につくれる料理、ナスのしょうが焼きワカメのしょうが醤油、がありました。
ナスはチンチンに熱した鉄のフライパンに、たっぷりのごま油で強火で焼付け、しょうがをたっぷり載せてかなりたっぷりの醤油で焼き付けます。
ナスは陰性が強いので、炎の料理をするそうです。
夏は体を冷やす陰性の野菜を食べてもいいのですが、それが体の芯を冷やさないように、料理で改善して食べることが大切なのだそうです。
おむすび茶屋では、早速翌日から、これらの料理を出しています。
皆さん、食べに来てくださいねかわいい

2007年7月14日

7/14 若杉友子の野草料理教室 in もてぎ

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アオザの説明をする若杉さん

 栃木県茂木町、メダカのがっこうが棚田の復元や、もてぎの家を持ち、美しい里山に自然を活かした農業を目指して入ってきた人たちの農園や、キノコ採り名人、炭焼き名人、竹細工名人などの茂木町の人材を活かした自然学校づくりを計画している所です。
そこに、「あじさい館」という町営の野草料理のお店があり、3年前から若杉友子さんを招いての野草料理教室が町主催で開かれています。
年々、茂木町でも郷土料理や野草に関心がある人たちが集まるようになり、若杉さんのお話が、ぐっと受け入れられるようになっていますぴかぴか(新しい)
この日は、途中、古口町長も顔を出してくれました。
料理教室は午後2時からなので、10時ごろから茂木の中を走り回り、野草を探しました目
この日採集した野草は、カンゾウの花のつぼみ、ベニハナボロギクの葉、シロザの葉、フュー菜、イヌビユの葉、イノコヅチの葉、タデの葉、スベリヒユなどでした。
タデやイノコヅチやスベリヒユは、5月頃までが限界で、時期的にもう食べられないそうですふらふら
カンゾウのつぼみは、塩を入れた湯でさっと茹で、水にさらし、水気を絞り、ゴマ入り酢味噌和えにしました。(これは醤油洗いは不要です)
酢味噌和えの基本は、煮切りみりん、煮切り酢、と味噌をすり鉢でなめらかにするのですが、今日はゴマをすったものが加わりました。
つぼみは、採ってから少したつと、花が咲きかけるものもありますが、それは使いません。
歯ざわりもよく、黄色が美しく、本当に美味しい料理でした手(チョキ)
ベニハナボロギクは、3つのあく抜きをしてから味をみると、春菊の味がして、貴重な野草だと思いましたひらめき
胡麻和えがとてもあいました。
胡麻和えは、すり鉢でゴマをなめらかになるまですり、ゴマペーストを加え、煮切りみりんと、醤油を2種類加えて作ります。
和える時は手で、右巻きにねじるように混ぜ合わせます。
シロザは、3つのあく抜きをすると、癖がない美味しさが、イノコヅチと似ていました。
これはゴマ味噌豆腐和えにしました。
ゴマ味噌豆腐は、豆腐を茹でて布きんでしっかりと絞っておき、もう一方で、すり鉢でよくすったゴマにゴマペーストと煮切りみりんと味噌を合わせたものに先ほどのカラカラに絞った豆腐をあわせて出来上がり。
シロザを適当に切り、ここに入れて和えます。
ゴマ味噌豆腐和えは、おむすび茶屋でも評判の美味しさですハートたち(複数ハート)
フュー菜も、3つのあく抜きをしてから、胡麻和えにしました。
青菜はなんと言っても陰性なので、小粒のゴマという陽性と合わせることで、体によい食べ物になるのです。

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出来上がった料理たち

この日に作ったものは、この他に、ピロシキ、ひじきのサラダ、味噌入りシシトウのシソ巻きなど昨日と同じものと、薬味そうめん、とニラのチヂミでした。
この料理の紹介は、15日にしたオイスカのブログに譲ります。
若杉さんの使う野草は、特別に探す必要がないくらい、畦や畑の周りに生えているものばかり。
「これなら何時でもとれる」「野菜を作らんでも良いね」などと、茂木の人たちも、とても喜んでくれましたぴかぴか(新しい)
 
 
 

2007年7月13日

7/13 若杉友子の野草料理教室 at おむすび茶屋

年3回、京都の綾部から、若杉友子さんに来ていただき、野草料理を教えていただいていますが、今回は夏の野草料理教室です。
13日の夕方、神田神保町おむすび茶屋での教室には、若杉さんの魅力に惹きつけられた若い女性や、毎日店で若杉料理を出しているおむすび茶屋のスタッフが真剣に学びました。
埼玉県から保育園の園長さんも園児たちに少しでもいいものを食べさせたいとの思いから、若杉さんに会いにおいでになり、園での講演をお願いしていましたわーい(嬉しい顔)

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若杉さん、今日の料理の説明

 この日の野草は、フュー菜というイヌビエに似た草でした。
3段階のあく抜きをして胡麻和えにすると、癖がなくて本当に美味しく食べられました揺れるハート
3段階のあく抜きとは、①たっぷりのお湯に塩を入れて茹でる。②水に10分くらいさらす。③水と醤油を同量入れたところによく絞った野草を10分くらい浸す。(これを醤油洗いといいます)
ピロシキは、全糧粉と地粉を水とごま油で練ってねかしたどうに、野菜餡を入れて揚げ焼きしました。
ニンニクとしょうがで油にかおりをつけることと、野菜を入れる順番、そのたびに野菜の陰性を消すために少しの塩を入れること、炒めるというより焼き付ける感じに右巻きに箸を動かすところが、美味しさの秘訣です手(チョキ)

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味噌入りシシトウのシソ巻き

 それから、シシトウの中に種を抜かずに味噌を入れてシソで巻き、ごま油で焼くという簡単な料理をしました。
伊豆大島の阪本さんの塩で作った贅沢な味噌だったので、本当に美味しかったのですが、少し詰め込み過ぎた感がありましたあせあせ(飛び散る汗)
もう一つは、ひじきのサラダ、暑い夏はひじきの煮物より、ずっと食欲をそそります。
ひじきは軽くだしと薄口醤油で火を通します。ここに、人参(塩でもむ)、きゅうり(塩で板ずりをする)の千切りと、春雨を戻してから醤油とごま油で下味(これ重要)をつけたものを混ぜて、梅酢を水で少し薄めたものであえました。
あっさりした美味しさでした。

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若杉さんを囲んで
食の基本のお話を伺う

 おむすび茶屋での教室は時間が短いので、料理はこのくらいにして、若杉さんの陰陽の食の基本のお話をしっかりと伺いました。
若杉さんは、若い女性の参加者には特に、健康な子どもが産める体にするような話に熱がこもります。
おむすび茶屋のおむすびや料理も、真にみんなを健康にする食が出せるように、がんばろうと思いました。
私が感じた料理の大切な心は、たとえ陰性な素材でもそれを常に体にとって良いものに変えるのが料理ぴかぴか(新しい)なので、その一つ一つの手続きを省くことなく、基本の動作を身に付けて、気付きを大切に、誠意をつくすことだと思いました。